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    七井の倉庫

    七井が書いたやつとか、下書きを入れておくところ

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    七井の倉庫

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    富士野より鷹島の方がメイクが得意、ということは??

    那須原のアネゴ、爆誕実際富士野より鷹島の方がメイク得意だよ、鷹島は変装のためにメイクも勉強したから。え、鷹島のメイクで那須原が激変する話??目つきキツイ三白眼の身長180cmのほっそり爆乳(夢と希望をみっちり詰め込んだ)美女が爆誕してしまって全員にドン引きされる回の話ですか??

    というところから書きました。
    ついでに未来の面子の会話の練習させてください。


     *** ***

    「わあ…那須原さん、本当はすごい美人だったんですね…」
    「違す!」
    「声もそんな違和感なくて怖いなあ」
    「怖いてなんですか!?」
    「…オマエそれで店出てみるか」
    「カシラ!?!?」
    「俺天才ちゃう?」
    「この野郎!!!!」


    「おわあ」
    「おい松山ぁなんや『おわあ』っちゅうのはぁドタマブチ抜くぞゴァ」
    「那須原のアニキ、いやアネゴ……」
    「真顔で言い直すなボケェ、誰がアネゴや!!」
    「ったくなんですのんタケさん、オレ今忙しいて……ワア……ァ……」
    「竹崎ぃ……なんでソイツ連れてきた……」
    「……ッス」
    「ナ……ナスハラ……さん……さま?」
    「ぅぉおいバグってんじゃねえぞ梅沢ぁ、おい……おい梅沢……?」
    「ァ……アア……」
    「土下座して拝んどるやん……そんなにかあ……」
    「梅、梅! アカン、トんでもうとる……竹さん、ダメッスよ連れてきたら。梅には刺激が強すぎますわ」
    「……見せといたらんと後で泣くやろ」
    「あ? 泣かしとけこんなボケ、〜もう鷹島さんのせいですよこんなカオスになったん!」
    「いや〜……俺今自分の才能に感動してるとこやから……」
    「アリガトウゴザイマスタカシマサマアリガトウゴザイマス」
    「おお、もっと俺を崇め奉ってええんやで」
    「調子乗んなよこのド変態が!!」
    「ウメってこういうタイプのひとが好みなんやねえ」
    「いや、そういうことやないんちゃうかねえ……」
    「梅、ほら立てって、那須原のアネゴにしばかれんぞ」
    「シバカレタイ」
    「何て??」
    「竹崎、梅沢戻してきたれぇ〜」
    「ッス」
    「ヤダ! 帰んない!」
    「おい梅沢ぁ、お前あの案件片付いたんやろなぁ? あの程度1時間あれば終わりますぅ言うてたよなぁ?」
    「アッ……アッ……」
    「早よ帰って片付けてこいや、こンボンクラが!」
    「ふぁい! 分かりました!」
    「すっげ嬉しそうやん……」
    「ウメってMやったんかなあ、僕気がつかんかったわ」
    「いや、多分そういうことでもないんちゃうかねえ……オジサンよぉ分からんようになってきたなあ……」

     若頭は後方で呆れ返ってましたとさ。
     ちゃんちゃん♪
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    七井の倉庫

    MAIKING【天淵に響け、黎明の祝歌】第二話冒頭を公開しておきます。こんな感じで始まる予定です。
    天淵第二話冒頭(仮) サトミは昔から、かくれんぼが苦手だった。
     少年の周囲には、常に誰かが契約した精霊が控えていて、きらきらと、優しい光を放っていたからである。燃える鷹、白い虎、奇怪な土の猫に始まり、氷の蛇、岩の熊——そして、白く輝く鶴。様々な精霊が、契約者でもない小さな少年に付き従う様は、実に神秘的な光景であった。
     時には、精霊だけでなく、契約者本人が控えていることもあった。炎を操る魔術師、風より早く射抜く狙撃手、様々な薬草に精通する薬草師、常に冷え冷えとした冷気をまとう魔術師、岩のような剣闘士——そして、何よりも少年を大事にする、あらゆる武器を使いこなす剣士。
     彼らは、あの大嘯穢にも動じず楯ノ森を守り抜いた、誇り高き傭兵団・祭林組の組員たちであった。彼らは大嘯穢から町を守った後も、残った魔獣退治や魔獣の屍の処理、西の森で発生した瘴気の封印などの危険な仕事から、次の大嘯穢に備えての兵の訓練、防壁の強化、隣町までの護衛など、楯ノ森の町のために多岐にわたる仕事を引き受け、一つ一つ解決していった。やがてサトミが五つになる頃には、彼らは町の一角に拠点となる”祭林組本部”を構え、すっかり楯ノ森の一員として認められるまでになっていた。組員の中には、町のものと結婚し、子をもうける者までいた。彼らはいまだに傭兵団を名乗っていたが、今となっては傭兵団というより”町の便利屋集団”と言った方が相応しくなっていた。
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