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    higuyogu

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    POIPOI 76

    higuyogu

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    現パロ。会話文のみ。r15?小話。BLあり
    その2
    https://poipiku.com/1066758/9101120.html

    現パロその1ssクロス現パロその1

    オ…オウミナミ。長髪プリンス。20歳大学生
    み…みつうろこ。若ショーグン。25歳社会人



    み「オウミ、肉まん」
    オ「買えばいいんじゃないか」
    み「食いたい?」
    オ「間食はしない」
    み「オッケー。すみません、肉まん2つ、ピザまん1つください」
    オ「よく食うよな」
    み「丸いのが集まってんとかわいくね?」
    オ「そしたらそこの団子でもよかっただろ」
    み「そっちはかわいくない」
    オ「はあ」

    み「てことで、はいオウミ。肉まん食え」
    オ「食わんと言ったはずだが」
    み「オレが食ってほしいの。ほれ俺の時給うん分の1だぞ。食え食え」
    オ「余計受け取りにくいわ」
    み「オレの賃金をオウミの血肉に変換させてくれ〜!」
    オ「受け取らせるつもりはあるのか?」
    み「冷めちったら寂しいっしょ」

    オ「…意地を張って悪かった。しかし立ち食いはいかがなものか」
    み「ほんはらあっひに、うん、公園あったぞ。そっちで食うべ」
    オ「……」

    オ「こういうのは初めて食べるやもしれん。それもこんな公の場で」
    み「やもしれん」
    オ「黙って食ってろ。……ふん、まあ、悪い味ではないんじゃないか?」
    み「お気に召す?」
    オ「そこまで…いや、うむ。年に1回とかなら、いいと思う」
    み「よかったよかった。オレもオウミと食えて嬉しいよ」
    オ「そ、うか。光栄に思えよ」
    み「お、肉まんの歯形至近距離で撮りたいから見して」
    オ「お前はなぜたった一言で全てを無に返すんだ」

    オ「少し満足した。なんだか妙な心地だな」
    み「オレもまだ小腹すくなー。まあいいっか。かわいいものがかわいいのくってんとこ見れたし」
    オ「言ってろ」
    み「実質共食いだったよね〜。肉まんを食らうオウミナミ、なんちて。いやでもあれは猫が某おやつを舐めん時の」
    オ「もうお前とは何も食わん」




    み「オウミ〜、ビデオレンタルしたぞ」
    オ「DVD だろ」
    み「はいはい。確かアクションだったかな?セットして。あと菓子も買ってきた」
    オ「鑑賞時に飲食する趣味はない」
    み「あとワンカップとスルメ。オウミには苺オレ」
    オ「いらん」
    み「お、本編始まったな」

    オ「随分と不穏な始まりだな」
    み「物語の最初ってそんなもんっしょ。ゲームでもオープニングで主人公の町が焼き野原になるのは定番だし」
    オ「それもそうだな」

    オ「……おい、アクション物だと言ったよな?その割に人物の退場の仕方が陰惨だったぞ?」
    み「うん」
    オ「本当にアクションなのか?」

    オ「日常場面だが画面が暗い。事件の始まりが気持ち悪い」
    み「オウミー、うっさい。セリフに被せんな」
    オ「すまん…」

    オ「……!!!?え、え?え?」
    み「ありゃ、人死んじゃった」
    オ「いや、これやっぱりアクションじゃない!ホラーじゃないかっ」
    み「アクロバットだったろ」
    オ「うわ、……」

    オ「見ない」
    み「オレは見る。オウミ別の部屋行ってれば?」
    オ「……くそっ、画面を見なければいい!」

    オ「………」
    み「へー、設定も怖いね。知ったらダメ系ってやだよね〜」
    オ「どうせ、創作だ」
    み「いざ自分がこれに巻き込まれたらさあ、やじゃね?」
    オ「うるさい」

    み「お、テーブルの下から」
    オ「やめろ」

    み「壁の隙間に引き摺られてる」
    オ「やめろ」

    み「窓に映ってる」
    オ「喋るな」

    み「トイレ」
    オ「うるさい」
    み「いやオレがトイレなの。ピッチャーと酒だとどうしてもなあ」
    オ「え、い、行くのか?が画面停止して、よりによって嫌な画だ…外暗いな…」

    み「酒飲むもんじゃねー。んれ、オウミ丸まってんね。お、一時停止ありがと」
    オ「うるさい」
    み「俺に捕まっててもいーよ」
    オ「誰がするか」
    み「苺みるくでも飲んでれば。こういうのってお化け避けになんよ」
    オ「迷信だろ」
    み「いやエッチなのは霊が苦手、アタ、オウミ叩くなって、イテ、イテ」

    み「佳境だなぁ。本拠地に乗り込みって燃えんなあ」
    オ「ゲソもらう」
    み「道中もこわっ、昼間なのにコエー」
    オ「この魚は何だ。出汁取る乾物じゃないか」
    み「オウミ、今いいとこなの。これはこう、さいて、マヨネーズと唐辛子で食って」
    オ「口使って裂くな」
    み「ハイハイ」

    み「あはは、あははは」
    オ「もこもこしている。タラ?マヨネーズ」
    み「うわー、いや、あっはっは」
    オ「飲み物…酒減ってないじゃないか。もらうぞ」
    み「あーうん。うわ、うわー」
    オ「マヨネーズあっただろうか…」
    み「こいつ生き残ってるけど、全滅しそうだなあ」
    オ「あと唐辛子」

    み「いいね。ラストでしっかりとどめ刺してて。良い」
    オ「マヨネーズあったか?もらうぞ」
    み「うん。トイレ行こ」
    オ「消していいか」
    み「いやそのままでいいよ」
    オ「分かった。しかし固いなこの魚。ここは裂けるな。マヨネーズをつけるといかにも庶民的だが、ふむ悪くはない」
    パキッ
    オ「……」

    オ「今の物音は湿度の変化で建材が軋む時の音だ。よくある自然音だ」
    パキッ
    オ「最近は暑いからな。映画の方も終わったか。…続きか?」

    み「エンディング見逃した分見返そ〜。あれ?オウミ?もっと丸くなってんじゃん」
    オ「よくも、よくも流しっぱなしでトイレに行ったな?」
    み「なんかごめんち」

    み「今日はお泊まりの日だからねー。一緒寝る?」
    オ「したいならすればいい」
    み「怖いもんね。お風呂も一緒に入る?」
    オ「いや、別に」
    み「鏡あるし個室だけど大丈夫?」
    オ「…み、みつうろこ」
    み「ごめんごめん。何もしないから入ろっか」
    オ「と、トイレも、ついてこい」
    み「マジ?すっげ…」

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