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    杠@亀以下速度ネタ詰中

    おはようございます、こんにちは、こんばんは。
    杠(ゆずりは)です。
    ポイピクにてデビューいたしました!

    基本的に動作が重くなる程度にメモ帳アプリに溜まったネタや、ルーズリーフに書きなぐったモノをあげて行く予定です。

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    POIPOI 4

    を見たかったて話。

    ポイピクではお初にお目にかかります杠です。
    物の見事にWTに沼った結果こんな夢(睡眠中に見る方)を見たかったって話です。
    つまりガッチガチの供養。どうか怨霊が発生しませんように。

    夢女ではないです!!断じて!!!私は!!!!腐女子です!!!!!

    ほんとにお目汚し失礼しました。


    初投稿がコレってどうなんですかね(他人事)

    #パロ
    parody

    ゆめ浜瀬はませ千緩ちひろ(ちー、厨二、機動野郎、常習犯、浜瀬)
    いつまでたっても怒り方が分からない高三
    年下にも年上にも同年代にもナメられる
    一言余計
    オタク
    厨二野郎
    未読スルー常習犯
    謎の機動力
    圧倒的ボケ
    やり込み系ゲーマー
    メンバー中屈指の野生
    第五波
    うち

    今永こなが梛々なな(今子、今ちゃん、脳筋)
    短気、超短気な高三
    大体イラついてる
    驚きの口の悪さ
    手が出る
    オタク
    厨二野郎
    ラインでうるさいのは大体コイツ
    どこでもツッコミ
    超パワープレイ要するに脳筋
    WT波
    うち、あたし、俺

    百木ももき紀葉かずは(もっさん、もっちゃん、もチャラティ)
    大人しいと思ったら意外と辛辣な高三
    あんまり怒らない
    駄菓子菓子、言葉のナイフ
    オタク
    ラインで反応してくれる率高め
    両方できる
    程よく系ゲーマー
    このメンバーで一番まともかもしれない
    たまに投げやり
    多分一番慎重
    東方波
    わたし、うち

    久留くるめ雛毬ひなり(ひなひな、ひなちゃん、姐さん、マニア)
    姐さんな高三
    なんだかんだ短気寄り
    お口悪い
    手も出るし口も出る
    オタク
    両方できる
    推しのためなら系ゲーマー
    ラインの浮上率低め
    天☆才
    このメンバーで一番頭良い
    ゲゲ波
    うち、俺、僕

    頭脳
    雛>>>もっさん、ちー>>>>≈>>>今

    瞬間機動
    ちー>>>今>もっさん、雛

    継続機動
    ちー>>>>もっさん≧雛≧今

    物理
    今>>>雛≧ちー、もっさん


    鳴り響く轟音
    崩れるコンクリート
    泣き叫び、逃げ惑う人々

    街を闊歩する、架空の敵国トリオン兵




    4人は今日、久々に駅からほど近いショッピングモールへ集まっていた。
    と言っても一緒に映画を見て、それからのことは特に何も決めずに、いつも通り適当にお昼をすませて雑談に興じていた。

    普段なら店側には迷惑な話だが食べ終えてから数時間は居座るのだが、千緩の珍しい退店の催促に不思議に思いながらも店を出たのが約5分前。
    微妙に速足な千緩と、妙な悪寒を感知した雛毬に続いて話を聞きつつ離れ、次の居座る先を考えていたのが2分前。
    紀葉が耳鳴りを訴え、それとほとんど同時に背後から突風が吹き抜けたのが1分前。
    突風の直後に訪れた衝撃に紀葉と雛毬が転び、比較的短気な二人が思わず睨みあげた空に、見覚えのある、けれど見るはずのない黒点を見つけ息を飲んだのがその数秒後。

    「逃げろ!」
    「走れ!!」

    黒点から僅かに見えた複数の黄色と白に雛毬と梛々が同時に叫び、千緩が雛毬を、梛々が紀葉を引っ張り走り出したのが約30秒前。

    そして今。

    「どっ、どこに逃げるの!?」
    「今子、なんか、知ってんの!?」
    「とにかく、静かな方!」
    「ちー、てっ手!痛いわバカッ!」

    背後から迫る大型の四足歩行のバケモノから必死に逃げている。
    あまりの緊急事態に全員の息が上がっているが、千緩はまだ比較的に余裕がありそうだ。しかし文化部に所属している紀葉と雛毬は出だしが遅れたこともあり、何とか着いてきているような状態。逆に梛々は運動部に所属してはいるものの、自分で「短距離短期決戦型なんで!」と豪語するだけあり、徐々にペースが落ちかけている。

    「そ、はぁっ、そこ左!つきッ、あたり右いけ!」
    「はぁ、ハァっ!デカブツは、ともかくっゴキ、は!こない!」

    自分のスタミナが切れかけ寸前だといち早く察知し、紀葉を前に押しやり殿を勤めていた梛々の指示に、梛々と同じくバケモノに見覚えのあった雛毬が補足する。
    元々ツッコミ、というかツッコまないと気が済まない質の梛々が物申したくなる程、千緩は迷いなく左、右へと曲がりある程度静かになったところで止まった。
    心底何か言いたげな顔をスルーし、千緩はあたりを見回す。そこはモールと立体駐車場の間で、人とすれ違うには少し幅の狭い通路だった。通路の存在となぜそれを知っているのか、2人はなぜあの黒点とバケモノを知っているのか、聞きたいことはあったが、切れるのも早ければ回復も早いスタミナをしている梛々の鬼のような顔面に口を噤んだ。

    「っとにッお前はなんでそう、ロクに疑いもせず従うんだよ!!せめて一言くらいは確認とれやタコ!」
    「え!?指示しといてそれ言う?」
    「確かに通路いけって言ったのはうちだけど、何があるかくらいは聞けつってんだよ!」
    「だって今子だし……ひなひなも追加してたから……」
    「おまっ、な、だっ…………!ヒロアカの心操みたいに声真似るやつとか、そもそものはなし俺が既に戦線離脱リタイア済みだったらどうすんだよ!!前々から思ってたけど危機感仕事しろよマジ!!そんなんだから変な野郎引っ掛けるんだよ馬鹿!!」

    心配しているのよく分からない罵倒に、2人から笑いが漏れる。千緩は一瞬宇宙を背負ったと思ったら困惑顔で珍しくツッコミサイドに回った。

    「いや、今それ関係なくない??てか危機感仕事してなかったら走ってないからね!?うちの信用無さすぎじゃない?!酷くない?!!?」
    「酷かねえわ!仮に俺らがいなくても、お前ならその反射神経でどうにかもっちゃん連れて逃げられんだろうがこの起動野郎!信用なんざあったら俺は中学の時にお前の課題みとらんわ!」
    「今更だけどひなひなはいいの!?今子の後に情報追加してたじゃん!課題についてはそれはそう!」
    「ひなひなはいいんだよ!うちと同じでアレ知ってるし、お前の無駄にいい運動神経とひなひなの頭合わさったら最強だろうが!仮になんかあったとしてもテメーが建設しなきゃしぼフラ立たねえしな!」
    「ぐうの音もでない!」
    「もっちゃんだって機転きくし、お前ら2人だと見つかんない欠点見つけてくれるし!自慢じゃねえけど、うちはこの中で一番頭悪いクセに大して動けないの!!そこんとこ分かって!??ついでに言うけど、お前について信用してんのは謎の機動力と野性と身体能力だけだから!!」

    最後の悲鳴に近いソレはついに千緩を笑わせた。怒鳴り続けて息のきれた梛々は、眉根を寄せて不機嫌だ。千緩はまだ笑っており、雛毬と紀葉はひどくにこやかだった。今までの喧嘩じみた空気か霧散したせいで、周りの破壊音が先程よりも近く聞こえる。

    「なにわろてんねんコラ」
    「ヤンキーやめい。まぁとにかく、今子がちーを心配してて尚且つ、うちらが思ったより謎い方向で信用されてんのはわかった」
    「心配してねーしぃ!???」
    「はいはい。今ちゃんがお母さんなのはいつも通りとして、これからどうする?ていうか、アレなに?」
    「くっそもっちゃんまで……」

    睡眠用などとは程遠い環境音の中、4人は改めて現状を確認した。つい数分前まで中にいたモールの脇、立体駐車場との間で2:2で向かい合う。
    短気な2人が壁に寄りかかりつつも結果的にはヤンキー座りで、こちらも寄りかかりつつしっかり立っている2人は「これ自動的に自分達もガラ悪いのでは?」ともう手遅れなことに気づいたのはある程度情報共有をした後だった。

    「アレは多分、ていうかほぼ確実にトリオン兵、かな。きっと」
    「いやどれなのさ」
    「なにそれマンガ?」
    「そそ、マンガ。ワールドトリガーって知ってる?CV梶裕貴が主人公で、他にもグリリバとかなかむーとか福潤とかノブさんとか豪華なの。あと花澤さんとか一護の人とか、あー、あと諏訪部さんもいるし浪Dとか石川さんとか石田彰とか、くぎゅうに畠中さんもいた。置鮎さんに前野さん、他にもーー」
    「わかった、一旦そこまでね」
    「あ、因みにCVは忘れたけど俺の推しは諏訪さんな!」
    「ちょ、一旦黙れ今子」

    雛毬の顔色が悪くなっていく横で、梛々の口は止まらなかった。これは何かあるな、と紀葉がトリオン兵について聞くと、雛毬は気まずそうに言った。

    「アレはトリオン兵って言って、んー例えるなら殺意マシマシなペ○パーくん」
    「どゆこと」
    「なんか鳴いてたりゴキみたいだったりするけど、生き物じゃない」
    「てことは壊す一択?」
    「なんだけど。詳しくは割愛するから調べて欲しいんだけど、『トリオン』ていう質量保存だか物理の法則だかを完全無視した物質から生成される武器じゃないと壊せないんだよねコレが」
    「それなんて無理ゲー?通常攻撃ダメなの?北の祝砲とか、東の空母とか」
    「現実でどうかは分かんないけど、少なくとも原作じゃ自衛隊の武器は通じてなかったらしい。導入だったから詳しくは分かんないけど、それでアワアワしてたらボーダーとか名乗る不審者が颯爽と現れて退治したって」
    「そうそう。日本が世界に誇る自衛隊が糠に釘刺してる間に現れたボーダーの活躍で、被害は警戒区域内に留まったけど死者、行方不明者4000人?とかだった気がする。つまりうちらは直径もしくは半径二、三駅分、時間をかけて超隠密避難するか警戒区域(仮)の中で文字通り命がけ隠れんぼするかの二択なんだよ」

    最後にトドメと言えるような情報を付け足した梛々。斜め前にしゃがむ雛毬に容赦なく引っぱたかれたが、全員が無視した。
    アニメを見た二人は何だかんだと割り切れているが、たった今聞いたばかりの二人は言葉を失う。まさか、某北と西の国やはるか東の和親条約国との関係はあれど戦争には至らないだろうと思っていた日本国内で、SFマンガのような侵略を受け、自分達がその当事者になるとは。おまけに助けを見込めない状況。今すぐ割り切れ、という方が土台ムリな話だ。

    「おすすめはしないけど、無理やりなら選択肢増やせるよ。絶対にやらせないけど」

    仕方ない、といった表情で雛毬が提案する。その顔は迷っているようで、心底不本意であることが伺える。

    「なに」
    「門て書いてゲート、あの黒いのの中に突入するか、紐なしーー」
    「あー!あー!なぁんもきこえないなあ!?何言うとんねん!」

    勢いよく遮る千緩に紀葉が苦く笑う。関西弁が混ざることは普段通りなので放置しているが、些かおいたが過ぎたようだ。

    「あんたねぇ……慣れないことしてんじゃないよ全く。うちも言おうとしてたけど!」
    「お前もか!」

    本来ボケ担当であるはずの千緩のツッコミが止まらない。雛毬と梛々に関しては、普段なら千緩の役である和ませるためのボケを無理してやったために若干耳が赤くなっていた。
    中学三年間で全員が同じクラスに揃うことがなければ、進学先も被らない四人。もしこれで三年間のクラスか進学先が被っていれば、マンガ並に仲良しグループ出来んじゃね、とはアニメ厨二病を拗らせている梛々の考えだ。
    ある程度和んだところで、話は現状に帰ってくる。
    いわゆる第一次大規模侵攻に該当する現在。モール内を爆走していたために距離だけでいえばかなり走ったのだが、座標的には最初にいた位置から大して動いていない。事実上の警戒区域、もっと言えば本部が建ちそうな場所ーーつまり中心部ーーな現在地。トリガーどころか銃火器や得物すらない一般市民な自分達。位置や時間、現在の状況とこれからに至るまで、把握した大体はアニメ知識だがそれでも見込めない人命と戦力的救助。

    全員の思考が一点に辿り着く。

    「え、詰みじゃね?うちら集団殺人と集団誘拐の被害者になんの?」

    思わずといったように零れた声に三つの鋭い眼光が刺さる。ついでに目の前から頭を叩かれた。

    「浜瀬はさ、やっぱり一言多いよね」
    「お前まじそれ直した方がいいぞ」
    「黙らんか」

    上から紀葉、雛毬、梛々である。三人曰く「詰み」までは事実だから仕方ないが、その先は要らなかったらしい。特に叩かれたことに関して納得がいかないものの、三人相手では勝ち目がないため一旦黙った。

    「あ、ていうかさ。そのトリモン兵?に種類あるでしょ?それ教えてくれない?」
    「トリオン兵ね。あるよ。うちは序盤で出てくるのしかしらないけど」

    そう時間を空けずに紀葉が足りない情報を求めた。これが那々がいう「欠点に気付く」ということなのだろう。

    「あ、うちBBF持ってる。今」
    「なんっでだよ!」
    「暇つぶし用に」

    雛毬が詳細に答える前に、梛々が一冊の本を出した。BBF、ワールドトリガーのキャラクターブックだ。そこには本部施設の軽い説明だったり、各隊各キャラクターの特徴やパラメータ、武器の説明や入隊時期だったり様々な情報が載っている。そしてもちろん、物語中で一番出番がある敵であろう、現在進行形で街を蹂躙しているトリオン兵の情報も。

    「キャラ説明の次くらいにトリオン兵と各種ポジションとそれに準ずる攻撃用トリガー、それとオプショントリガーも載ってる。うちは覚えてるからいいけど、ひなひなも念のため見ときな」

    少し真面目な声で本が開かれる。それに対し、若干の申し訳なさを感じつつ三人は思った。

    情緒どうなってんの。

    この状況で必要以上に深刻な雰囲気にならないのは精神的にいいと言えるだろう。しかしこうも温度差があると、気が引き締まるどころか困惑する。現に、メンバー随一の処理能力を持つ雛毬も困惑してしまっている。

    「温度差……温度計と風邪薬……」

    ついに雛毬から心の声が漏れる。梛々は何言ってんだこいつ、という顔をしているがこの場に味方はいない。本当に解せないのは果たしてどちらか。
    互いに互いの反応に些かの不満を抱きつつ、情報共有は行われた。トリオン兵と各種ポジション、攻撃にオプションとトリガーのサブ、メイン。わざわざ口に出さなくとも各々が自分のポジションに見当をつけた。

    「やっぱ、前線は機動力いるよなー」
    「火力がでるなら距離は関係なさげっぽいね」
    「ド素人のうちらじゃ、全員で最前線張って互いにフォローなんて出来るわけないな」
    「ぶっちゃけた話、アタッカー以外の火力はトリオン能力頼りだから援護は超微力か無いと考えた方がいい」


    誰か続き書いて(.⊿.)
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    杠@亀以下速度ネタ詰中

    DOODLEごめんなさい素敵な作品を見かけて衝動的に一発描きしました。
    ごめんなさい本当にあの素敵な作品を否定する訳では無いんです。なぜかワースくんに感情移入しちゃったんです。許してください。悪気はないんです。ただ支部って結局オーターさん許すハピエン多いじゃないですか。十何年の歪みをそう簡単に許せるかって毎度思っちゃうんですよ。しかもそのハピエンの中でも兄弟揃って諭されてたり叱責があったりするじゃないですか。
    可視光線透過率18ですよ?いくら魔法で常にドンパチやってるような世界だろうと18の子供がそんなすぐにドデケエ器用意できるかって思っちゃうんですよ。しかも相手は『天才』『実兄』『役職持ち』『規律の鬼』ですよ?しかも家庭環境は劣悪ときたもんだ。ムリでしょうよ。だめだよワースくん病んじゃう。

    本当に悪気も否定する気もドンパチやる気もないんです。許してください。

    相手を否定しているのは、どちらだ


    その言葉を聞いて、パキリと音が響いた。

    確かに自分の中にある『弟に興味のない冷徹は砂の神杖』を押し付けていたのだと理解した。理解は、した。だがそれを改められるほど溝は浅くはないし、己に蔓延る強迫観念は弱くない。
    なにより、思考と感情を切り離せるほどオレは上手く生きてこれていない。
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