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    AKaSe

    @AKaSe485

    色々と書いたの載せてます。
    見るのは全部自己責任でお願いします😇
    誤字脱字常習犯なので教えてくれたら直します…

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    AKaSe

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    🐻‍🔦のえっち書きたくて🐻‍の交尾について何となく調べてたらチラッと書かれてた(本当かは知らん)噛みグセでゥワー!!ってなったので取り敢えず文面化。

    相変わらず短い。ただ喋ってるだけ。付き合ってる2人と発情期についてのお話です。
    他カプでは無い和やかさが🐻‍🔦にはあると信じてる。

    #ベンイト

    所謂身代わり人形的な先日ノックノックにて『渡したいものがあるんだが会えないだろうか?』と言われたのでライトは郊外からベンの元へ来ていた。

    そして今手元に渡された何の変哲もないクッションを眺めつつ首を傾げる。

    「これを俺に渡したかったのか?」

    なぜ唐突にクッション?と疑問符を浮かべつつライトがベンを見据えると居心地が悪そうにベンが目線をそらす。

    「じ、実はだな…そのクッションに君の匂いをつけて欲しいんだ…」

    「匂い…?」

    何故??と更に疑問符が増える一方のライトにベンがまた大きい体を縮こまらせつつぽつりぽつりと理由を話し始める。

    曰く春になるとクマのシリオンは発情期が来るのだと。
    それは個人差もあるが薬でどうにかなる為生活には支障はないと。
    けれど恋人ができた今発情期中にライトに会って抑えられるか分からないと。
    しかし発情期は1.2ヶ月続くためその間会わないのは耐えられないと。
    しかし発情期中に自分の理性が保てるか分からず更にはクマの習性上交尾中逃げないように雌に思い切り噛み付くことがある、そして自分はクマのシリオンで興奮すればそれをしてしまう可能性があると。
    だが毛に守られているクマと違い人であるライトに直接噛み付けば流血沙汰はま逃れない。ならばそうなった時に代わりに噛み付くものを用意すればいい。
    本能が前に出るため匂いで獲物を追いかけやすい、ならば匂いをつければ身代わりにできる。

    と、つまりはそういうことをつらつらと申し訳なさそうに言われてライトはなるほど、と思う。
    まぁでも本能的なものであるしどうしようもないことだ。対策を考えてくれてるのだし何をそんなに申し訳なさそうにしているのか。
    クッションを眺めつつライトが心の中で独りごちていると
    小さな声でベンがぽつりと話す

    「発情期中に君と会わなければいいだけの話なんだが…どうしても…そんな長い間君に会えないと思うと耐えられなくてな……」

    「ヴッ」

    すまない…とぺしょりと耳を垂らしてしょんぼりとする巨体に思わずライトは己の胸を押さえる。
    なによりこの真面目なクマのシリオンがリスクがある中会わないことを選ばず自分と会うために色々と考えたのだと思うと愛しくてしょうがない。

    可愛いが過ぎるこの大きなクマの胸に全力で飛び込んでわしゃわしゃしたい衝動に駆られつつも今は外で会っているためグッと抑える。
    それでも我慢出来ずに緩む頬を誤魔化すようにライトはズレてもいないサングラスをかちゃかちゃと正す。

    「アンタの事情はよくわかった…そういうことなら引き受けよう。肌身離さずこのクッションを持っておくさ」

    ぎゅっとクッションを抱き抱えてそう言えば明らかにほっとしている様子のベンにまた引き締めた顔が緩みそうになる。

    「ありがとうライトさん、君にはいつも迷惑をかけるな」

    「迷惑なんてかけられたことは無いが」

    あっけらかんとライトがそう言えばベンがまた申し訳なさそうに自分の耳をぽり、と掻く。

    「君は本当に俺にはもったいないくらい素敵な人だな…」

    「なんだ?褒め合いっこか?なら負けんぞ」

    自信ありげに笑うライトにベンもいつもの調子を取り戻したように笑う。

    和んだ雰囲気の中タイミングを測ったように出てきた食事に2人は仲良く腹を満たすのだった。
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    AKaSe

    DONE🐻‍🔦なんか気づいたらプロポーズしてた話です。いやほんと、ただ周りに🐻‍さんの恋人だ!って騒いで欲しかったのとマーキングされてたんだって🔦に意図せず気づかれちゃうのを書きたかった気がするんだけどもなんかこうなってました。書きたかった部分が薄い気もするまとめる力がないので仕方ない。

    本当は🐻‍さん恋人出来てから残業が減ったんだ!とか有給を取るようになったとか入れt(文字数)
    君のこといっとう好きガタ、と音がしてライトの意識がゆっくりと浮上する。
    重たい瞼を上げて辺りを見渡すと出かける支度をしていたらしいベンが目に入る。

    「ライトさん?起こしてしまったか?」

    もそりと上半身を起こしたライトに気づいたベンが慌てた様子でこちらに向かってくる。

    「うるさくしてしまって申し訳ない、実はさっき連絡があって至急会社に行かなくちゃ行けなくなってしまったんだ」

    今日は休みだから二人で一緒にゆっくりしようと昨日言っていたからか申し訳なさそうにそう言う。
    ぺしょ、と垂れてる耳に手を伸ばす。

    「仕事なんだろ?構わんさ、気をつけてな」

    ぽふぽふと撫でてから離すとベンが名残惜しそうに目で追っていく。

    「本当にすまない…この埋め合わせは必ずする」
    3792

    AKaSe

    DONEバレンタイン🐻‍🔦去年の流れがあって〜みたいなのを最初考えてたらその部分が長くなったので1文として上げたんですけどやっぱ書きたくなって書いちゃいました今日に間に合って良かった。(自己満足)
    前回から1年経ってる設定、変わらずいちゃラブベンイトです。
    ちょっと🔦さんがアホそう。
    一度あることは二度あるノックノックを開きメッセージ履歴を確認する。
    明日の夜、新エリー都に用があるから泊めてくれないか?と送ったメッセージに了承の返事を再度確認しライトはフ…と1人笑う。
    あえて日付を書き送らなかったが明日は2月13日、つまりバレンタインデーの前日だ。
    去年は自分の衝動を抑えられず後先考えず突撃した結果情けない姿を見せただけでなくベンに心配をかけてしまった。
    去年の二の舞を起こす訳には行かない。

    今年も当日は平日、ベンの性格上お願いすれば休んでくれるかもしれないがそんなわがままを言うのも気が引ける。
    しかし仕事が終わるのを待てば去年の再来が起こる可能性もある。
    ならば答えは簡単だ。朝に会ってしまえばいいのだ。

    つまりは明日ベンの家に泊まり朝にバレンタインのプレゼントを渡せば当日に会えるし渡せるしベンの仕事も休むことなく普段通りにできるというわけだ。
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