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    まそ・しなのめ

    @dc_niwatorimaso

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    まそ・しなのめ

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    雨の中のキス
    ちょっと大人な雰囲気

    #FF14
    #アイ光
    aye-optical

    アイ光・雨の中のキスある日の昼下がり、急に雲行きが怪しくなったグリダニアにぽつぽつと雨が降る。
    「しまった、雨予報だったのか」
    隣国の教皇代理を連れてひそひそ木立を歩いていた冒険者リコは、ずぶ濡れになると慌てて拠点のある場所へと急いだ。
    いくら走っても雨は待ってくれず、シャワーのように降る水を全身で被りながら走る。すでに装備はずぶ濡れで、髪もぺったりとまるで風呂上りのようになっていた。
    「ひどい雨ね」
    「あぁ、大丈夫か?ハンカチくらいしかないが…」
    顔から流れる水滴を優しく彼のハンカチが拭き取る。
    「ふふ、このくらい慣れてるから大丈夫」
    拭いてくれるその優しくて、冷たくて大きな掌を優しく手で包むとピクリと跳ね上がり、動きを止めた。
    「アイメリクも、風邪ひいちゃうよ」
    「そうだな、君も冷えてしまう」
    蒼い瞳を見つめていると、その瞳が近づいて、リコを映す。
    アイメリクの大きな胸元に手を置いて見上げると、整った顔が、まつ毛の多い瞼が閉じられて近づく。
    ぎゅ、と抱きしめられると同時に唇に温かく柔らかいものが当たる。
    濡れた髪をかき分けられ、次は額に唇が寄せられる。
    雨の降る音に全ての効果音が掻き消され、2人だけの世界のようだ。
    熱を帯びた息を吐いて、もう一度、と今にも消えそうな吐息混じりの声が聞こえ、否応無しに唇が何度も重なった。
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    DOODLEマンボウのイデアを巡るアゼムとヒュトロダエウスwith巻き込まれセルク、そして一万二千年の時を経て因果応報を身を以て体感する羽目になるアゼムの欠片こと光の戦士。

    アゼムが創造するイデアが気になったのとヒュトロダエウスのイデア審査の様子が見たかった。
    ヒュトロダエウスはイデア審査でバチクソに扱きおろしてても某サメの時のようにあんまり普段と雰囲気変わらない気がする。
    モーラ・モーラララ 脚の生えたサメが星に何を齎すのか? 
     必要性も意味もまるで感じないが、創造者の熱意を買って当代の創造物管理局局長は脚の生えたサメを承認した。生命としての価値は薄くとも、星が人々の熱意で満ちるのは良いことだと考えたからだ。それは良い。良いはずだ。
     問題は思わぬ所から思わぬ反発を受けたことだろう。
    「だーかーらー! 無闇に海洋生物に脚を生やす風潮が気に食わないんだよ!! 取り敢えず生やしておけと言わんばかりのあの脚! 重力に耐えるためだけに生やされた脚を見て憐れだとは思わないのか!? しかも脚が支えられる体にしなきゃいけないから体も小さくしなきゃいけないって重力から解放されて体を大きく出来る海洋生物の利点が丸潰れじゃないか……」
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