雨の中のキス(別ver.)アイ光チョコボ舎へなんとか駆け込み、雨宿りをするが、アイメリクは不思議そうに空を見上げていた。
「イシュガルドには降らないのよね」
「あぁ、流石に雨が降るのを体験はしたことがあるが滅多に目見えしないな」
空から降る水を受け止めるように屋根から手を出して見つめた。雪なんてどこかに居座っていたら逆に動けなくなってしまう。国の気候によって習慣も違うのだろう。アイメリクの不思議そうに雨雲を見つめている様子からしてよく分かる。
本当は、テレポしてイシュガルドへ戻って良かったのだが、彼があまりにも不思議そうに雨を見ていたのでしばらくここに居ようと思い、クエクエ鳴くチョコボを撫でて時間を潰した。
「君は、いつも傘をささないな」