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    きもいさん

    @kimoisan

    なんかできたら置いていきます。

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    きもいさん

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    Twitter→支部から再録。2020年2月のまとめより。
    今回再録したかった大本命です。あの日出演してた2年生(現3年生)全員書いたので元2-Aメンが珍しくいる。
    セトリの曲順がアレだっただけの、スタライの某1曲を自分の中で納得させるために書いた記憶があるので、読むかはご自由に。

    #スバみか
    subarachnoidScale
    #まおみか
    #2年×みか

    12月14日、午前9時/スバみか、まおみか、2年×みか「ミッキ~、緊張してる?」
     控え室でそわそわ落ち着かない様子のみかを見て、差し入れのお菓子を物色していたスバルが声をかけた。
     言われたみかは、「へ?」と間抜けな声を出す。どうやら自覚がなかったらしい。不思議そうな顔をしている両者に苦笑しながら、真緒が手招きしてみかを座らせた。
    「大阪公演だもんな。影片の知り合いもいっぱい来てくれるのか?」
    「おん、妹や弟たちと、あとお父やんとお母やんも来てくれる言うてたんよ」
    「すごいね! みんな来てくれるんだ!」
     まだ着替えるにも時間がある。嬉しそうに言うみかの前に、真緒がペットボトルのジュースを、スバルがお菓子を置いていく。
     勝手に食べて良いものかとちらりと送った視線の先には、宗がいる。スタッフと共に、北斗と敬人、泉、夏目、なずなと、各ユニットのリーダー達がタイムスケジュールの最終確認をしているようだ。Knightsだけリーダーではないのは、いつもの光景である。
     みかの視線に気付かないと思っていた宗が、突然こちらを見た。驚いているみかは目を丸くするばかりなので、真緒とスバルがそれぞれペットボトルとお菓子を持ち上げて見せると、眉を僅かに寄せたものの静かに頷く。手を上げて親指と人差し指で作った隙間をさらに狭めるので、少しだけなら、という意味と受け取った真緒が小さく会釈を、スバルが手を上げて元気よく返事をしたのを確認し、宗はまたスタッフとの話に視線を戻した。
     許可を得た二人はみかに向き直り、ミッキ~はどれ食べる~? とスバルは笑いながら何種類かあるお菓子を一つずつテーブルの上に並べていく。
     その間に、自分のすぐ横から振動音が聞こえて音の出所を目で探る真緒が、影片、と呼び掛けた。
    「お前のケータイじゃないか?」
    「んあっ、ほんまや! ちょっと待ってな……っ」
     パーカーのポケットからスマホを取り出し、画面を見て数秒。不安そうだった顔が、ほっと緩んだ。表情筋が緩むと同時に、安心したようにへなへなとテーブルに突っ伏す。
    「え、誰から誰から!? 何だって?」
     無遠慮に聞くスバルを、こら、とたしなめながらも真緒も気にはなって様子を窺えば、突っ伏していた顔を横にし、うんとな、と金色と水色のオッドアイが見上げてきた。
    「弟のうちの一人がな、昨日からずっと違う会場の名前を言うんやんか。みんなと来るから大丈夫やとは思とったんやけど、もし違うとこ行ってもたらどないしよって……」
    「で? ちゃんとここだって分かったのか?」
     説明してくれるのできっともう大丈夫なのだろうとは思うが、念の為聞いてみる。言われて眉毛を下げて笑うみかが、頷いた。
    「ん。もうみんなで電車乗ったんやて。ずっと間違えてた事も周りに言われて気づいたらしくて、ごめんなって言うてくれたから一安心やわ~……」
    「良かった~。違う会場に行っちゃってから、ここじゃない~! ってなったらショックだもんね~」
     みかの言葉にスバルも胸を撫で下ろしている。いかにもやった事がありそうな言いぐさに笑っていると、ほんまに~、とみかは身体を起こした。ここにも若干どころか怪しそうな奴がいるけどとさらに真緒が笑う。

    「……でも、ほんまはこんくらいの場所がええんよ」

     つられて笑いながらも。ぽつりと、みかが呟いた。
    「ハロウィンの時もな、みんなで頑張って来てくれたんよ。夢ノ咲まで。でもそんなん、やっぱしんどいやん? だからほんまはこんくらいの、子どものおこづかいでも来れるくらいの場所におれらが会いに来れたらええんよね」
     どこか寂しそうに微笑うみかに、スバルが頷く。同様に微笑むスバルも、懐かしむような、どこか遠い所へ想いを馳せているようだった。
     子どもですら応援したくなるアイドルがいる。素敵な事だ。一生懸命テレビの前で応援出来ればそれも良いけれど、でも皆がテレビでの仕事が貰えるアイドルばかりではないし、何より実際に歌っている姿を応援したいと、そう思う事だってきっとある。だって、大好きなのだから。
     そんなスバルに気づいたのか、みかは顔を上げる。にっこり笑って、
    「チケット代は、まぁ……おこづかいとしたら、ちょ~っと頑張らなあかんけど?」
     と言うので、ぱちくりと大きい瞳を瞬かせてスバルも吹き出した。
    「だね! あとは~、やっぱり物販! グッズだって欲しくなっちゃう!」
    「そうなんよ。応援グッズ買うんや~! って、張り切ってる子たちがもう出てるんやて」
    「何だ、どうりで。まだ開演までは結構時間あるのになって思ってたんだよな」
     いつも通りに笑い始める二人に、真緒も笑う。
     寂しさを知っているからこそ、人を心から笑顔にしてあげるような歌が。ダンスが。出来る人間だっている。皆を笑顔にしたいと思って、届けられる。そんなアイドルを真緒は何人も知っている。
     笑いながらペットボトルのお茶を飲もうとすると、みかもオレンジジュースのペットボトルを手に取った。
     蓋を開けようとしてなかなか開けられないので、代わりに開けてあげると「委員長、おおきに」とお礼を言われる。つられて笑顔でいたら、「サリ~、俺も俺も!」とペットボトルを差し出すスバルには、お前は自分でやれと返すと盛大にぶーたれられた。
    「じゃあ今日は、みんなをキラキラ笑顔にしないとねっ」
     お菓子を頬張り始めたスバルはもう先程ぶーたれていた事などなかったかのように嬉しそうにそう言う。
     そやね、と返すみかも一口食べる。が、その顔は少し浮かない。
     気になってみかを見れば、向かいに座っているスバルもじっとみかを見ている。普段能天気そうに見えて人の感情の機微に聡いと思っていれば、こちらもきっとそうなのであろう、みかも見られて落ち着かない様子で俯いた。いや、みかの場合は人の視線が苦手なだけなのか、人に心配をかけさせてしまうという事に敏感なだけなのか。
    「……どうした? 何か心配な事でもあるのか?」
    「…………んと……。あんな、心配いうんか……、うんとな……」
     怖がらせないよう極力優しい声で声を掛けると、前髪の隙間から見上げてくる瞳が揺れていて、目が合うとすぐに目線を下ろされてしまう。
     一口サイズなのに半分しか食べていないお菓子をテーブルに置いた手はいつの間にかパーカーのお腹の辺りを掴んでいて、言おうか言うまいか迷っているような気持ちを表すように何度も指先で握り締めている。

    「…………ほんまにみんな、笑ろてくれるやろか……」

     静かにみかの言葉を待っていると、やがて。震える声で、小さくそう呟いた。
    「昨日もな、やっぱり……三人で歌っとる時の客席……。何ていうんか、うんと……。わかってたことやねんけど……」
     幕張を経て、昨日の大阪初日。みかの言いたい事は分かる。それは裏でも皆感じていた事だ。
     喜ぶファンもいれば、それだけではなかった。戸惑い、悲嘆、怒り。……感情が。その一曲の間だけ、会場の中に、ありとあらゆる感情が集まっている、そんな雰囲気だった。
     さらに布地を握り締める手が震えていて、徐々に身体を丸め始めたみかの肩をそっと撫でる。俯いたまま、みかは瞼を閉じる。
    「おれの妹や弟たちな、Valkylieを応援してくれてるんよ。なずな兄ィが好きやった子もおれば、ちっちゃい子なんかは二人になってからのValkylieしか知らん子もおる」
    「影片……」
    「おれらの選択が間違ってたなんて思ってへん。セトリは変えへん。でも……、でも、みんなは、笑ろてくれるやろか……」
     おそらく、ずっと心の片隅で思ってはいた事なのだろう。一切の迷いがないはずはない、それはきっと皆感じていた。それでも、自分達が選んだ。目を背けず、今、このライブで。歌うと決めた曲だ。
     それでもいざ、一番観て欲しい、笑顔にしたい人達が来るとなった時。不安になってしまったのかも知れない。そう思って上手い言葉を掛けられず、今は少し頼りなく見える細い肩を撫でていると、突然。ガタッと音を立てて、スバルが立ち上がった。

    「だめだよミッキ~! キラキラが減っちゃう……っっ!!」

     大きい音に驚いて跳ねるみかの身体を両手で押さえ、真緒も驚いた顔のままスバルを見上げている。
    「せっかくキラキラなのに! いやだ!! 俺、Valkylieのキラキラも大好きだもん!!」
     子どもみたいな言い分で駄々をこね始めたスバルを見て、お前子どもか! とツッコめば、やだやだとさらに手足すらバタバタさせるので、やがてみかも口許が緩んできた。
     眉毛をハの字にして笑う顔は、泣き顔のように見えた。
    「んふふ、明星くんはいつもキラキラやもんね」
    「ん~~っ、じゃあじゃあ! 俺のキラキラ、ミッキ~に分けてあげる!!」
     みかの言葉に拳を上下に揺らしたスバルは、そう言うや否やテーブルを周ってこちらへ走ってくる。
    「キラキラ~~っ!!」
     そして叫びながら、みかをぎゅうっと抱き締めた。
     んあああっ!? と声を上げるみかの身体を揺らすようにハグし続けたまま、ずっとキラキラ~、キラキラ~と謎の唸り声を出している。
     そんな事を十秒程続けてから、みかの両腕を掴んでパッと身体を一旦離した。
    「どうどう? キラキラ増えた!?」
     澄んだ瞳で聞いてくるので、ぱちぱちと瞬きしていたみかも頬をピンク色にしてふわりと笑う。
    「……おん。……ちょっと、増えた気ぃする」
    「ん~、まだ足りないのか~。サリ~! 手伝って!!」
    「えっ? ……あ、うん。おうっ」
     微笑ましいな~……と眺めている間に唐突に名前を呼ばれ、慌てて返事をする。
     突拍子のないスバルの行動には慣れているのでひとまず立ち上がれば、再びキラキラ~! と言いながらみかに抱きついたスバルの手が。ちょいちょい、と手招きするように動いているので察して苦笑する。
    「んじゃ、俺からも……ぅええっ!? ……き、キラキラ~……」
     みかの背中側から抱き締めるとスバルが僅かに唇を尖らせて何か言いたげに見てくるので、参加しただけではダメだったらしい。羞恥心と戦いながら謎の効果音を口にし抱き締める腕に力を込めると、顔の横からみかの笑い声が漏れた。
    「え? 何してるの?」
     控え室のドアが開いて入ってきたのは、真と颯馬だった。いきなり見えた光景にキョトンとしている二人に、スバルが素早く声を掛ける。
    「ウッキ~、ザキさん! いい所に!! ミッキ~にキラキラのおすそわけしてるの!!」
     こちらも奇行に慣れているらしく瞬時に理解したらしい真が、わかったよー! と返事をしながら、みかの右側面からハグの肉団子に加わって行く。
     ギャーーッ!! と悲鳴が上がって声の方を見れば、泉が青ざめている。これだけ騒がしくしているから当然かも知れないがリーダー達もスタッフさんも、打合せを中断して全員こちらを見ていた。状況が飲み込めない颯馬に、
    「ザキさんもー! 早くーーっ!!」
     と声が掛かり、どうしたものかとつい敬人を見やるが若干楽しそうに頷かれ、仕方なく颯馬も肉団子に近寄って行く。
    「ザキさん、ここ! 空いてるよ!」
     笑顔でここと言われるのはみかの左側面だが、実際はスバルの腕と真緒の身体で半分以上みかの姿など見えない。
     空いてはおらぬだろう、と思いつつ散歩を催促しに自らハーネスを持ってくる子犬のようにわくわくした瞳で見上げられ、スバルと真緒の肩に腕を回すように輪に加わる。
    「これは何か? すくらむというやつであるか?」
    「違うよ! キラキラのおすそわけ!! ほら、ザキさんも言って言って? キラキラ~!!」
    「き、き……。…………きらきら~……」
     促されて躊躇いがちに言う颯馬の声に、敬人が吹き出した。
     顔を背け肩を震わせているので、頭痛を覚えた北斗が顔面を手で押さえたままおもわず唸る。
    「……すまない、うちのバカ明星が迷惑をかけて……」
    「バルくんって、ほんとああいう所がネ……」
    「構わん。むしろ神崎も同学年といると楽しそうだな。…………っ、ぷ、クッ……」
     半笑いの夏目の横で先輩らしく微笑んだ敬人だったが、もう一度颯馬のきらきら~、という言葉が聞こえて変な声が出ている。つい隣から、笑ってもうてるがなっっ!! と北斗のたどたどしいツッコミが入った。
     騒がしい二年生達を見つめて、クスクスと微笑うなずなが宗を見上げてきた。
    「……みかちん、元気出たかな」
    「こういう時は、一緒にいるのは上下関係もない同学年の……他のユニットの人間の方が有り難いのかも知れないね」
    「…………何を言っている?」
     微笑みながらも肩を竦める格好だけした宗の言葉を打ち消すように、フン、と鼻で笑われる。

    「このステージは、貴様達だけのものではないのだぞ」

     不敵な笑みを浮かべながら敬人が言い放つ。
     目を丸くさせた宗となずなを、北斗と夏目が微笑みながら見ていた。泉も、ほんとにね~と、呆れた顔で首を振っている。
     たっぷり数秒をかけて。先に笑ったのは、なずなだった。
    「そうだな! おれたち全員のステージだ!!」
     胸を張って言うなずなの頭を、泉が小突く。なずにゃんのくせに生意気。と呟く声は、そうは言いながらもやけに優しい。
     その声に宗も口許が緩む。そうだ、もう三人だけの舞台ではない。二人だけでもない。観客も含めた、全員の舞台だ。
     決別の、そして。ここから始まる。新しい舞台の幕開けだ。
     みかにも、なずなにも、当然宗にも。正直、心のどこかでまだ迷いがないとは言いきれない。けれど、三人だけではない。それだけで。以前は煩わしいと思っていた騒音が、こんなに心地好く感じるのは何故だろう。
     このくらいの騒音ならば。 たまには、悪くない。と、そう思う。
     …………でもまぁ、毎日は勘弁願いたい所ではあるけれど。

    「……ナッちゃん、出遅れちゃったね」

     のんびりした声に、つい、ふふっと声が漏れる。
    「じゃあ、アタシ達も仲間に入れてもらおうかしら?」
     騒がしいと思って広い方の控え室を覗きに来てみれば何やら楽しそうな事になっていて、ニヤニヤしてしまう嵐と凛月である。
     え~っ……とめんどくさそうな声を出す凛月の横を、勢いよく影が横切った。
    「何だ何だ!? その肉団子の中心には何があるんだっっ!? 宇宙人か!? はたまた寒すぎて凍えているエスキモーか!?」
    「みんなでミッキ~にキラキラをおすそわけしてるんだよっ」
    「あぁっ!! 何で言っちゃうんだよっ!!」
     キラキラした瞳で走ってきたレオが肉団子の周りで跳び跳ね、あれやこれやと騒いでいる間にスバルが笑顔で答えてしまってショックを受けて頭を抱えている。
     つい数分前まで寝ていたからとはいえ、凛月すら控え室にいたというのに。あれほど探して見つからなかった人間がどこへ行っていたのかと嵐がため息をついていると、盛大に嘆いていたレオがもう笑い声を上げている。
    「ミカか! そこにいるのはミカなのか!? 何か楽しそうだな!! よ~し、おれも混ざるぞ~っ!!」
    「れおくん~! あんたはこっち!!」
     真緒の背中側から助走をつけてまで勢いよく激突して行くので、おもわず真緒の口から低い呻き声と、身体からは鈍い音が聞こえる。そこへ泉の怒鳴り声が重なる。
    「夏目~! そっちのお話終わったら来てね~! 二年生全員集合~!!」
    「ボクは行かないヨ?」
    「ホッケ~も…………、……ん~、いや、ホッケ~は別にいいや~」
    「何……っっっでっっやねんっっ!!」
     スバルがリーダー達の方へ向けて言う声に夏目はそっぽを向き、北斗の渾身のツッコミの手は宗の腕に当たってしまいすごい形相で睨まれている。
     その光景に笑うなずなの声と、凛月と嵐まで勢いよく抱きつきに行って漏れるみかの笑い声が重なる。
     廊下からは、あまり急いで走らないようにと注意するつむぎと紅郎の声。そして、楽しそうに走ってくる一年生達の足音が響いていた。


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    セトリの曲順がアレだっただけの、スタライの某1曲を自分の中で納得させるために書いた記憶があるので、読むかはご自由に。
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     控え室でそわそわ落ち着かない様子のみかを見て、差し入れのお菓子を物色していたスバルが声をかけた。
     言われたみかは、「へ?」と間抜けな声を出す。どうやら自覚がなかったらしい。不思議そうな顔をしている両者に苦笑しながら、真緒が手招きしてみかを座らせた。
    「大阪公演だもんな。影片の知り合いもいっぱい来てくれるのか?」
    「おん、妹や弟たちと、あとお父やんとお母やんも来てくれる言うてたんよ」
    「すごいね! みんな来てくれるんだ!」
     まだ着替えるにも時間がある。嬉しそうに言うみかの前に、真緒がペットボトルのジュースを、スバルがお菓子を置いていく。
     勝手に食べて良いものかとちらりと送った視線の先には、宗がいる。スタッフと共に、北斗と敬人、泉、夏目、なずなと、各ユニットのリーダー達がタイムスケジュールの最終確認をしているようだ。Knightsだけリーダーではないのは、いつもの光景である。
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