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    Kiki98352010

    @Kiki98352010

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    Kiki98352010

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    捏造の上に成り立つ架空のお話です。
    前提
    ・ヒカセンがガレマルド近郊に近づいてる(どうやって近づいたかなんて知らない)
    ・ガレマール帝国のあらゆる設定の捏造
    ・架空の人物(ソル帝の周辺人物?をはじめ様々)
    ・ヒカセンの名前、特徴、性別は登場しない予定です。適当に想像しながら読んでください。
    ・最新パッチまでのネタバレを含むかもしれません。
    ・PV情報等も注意です。

    捏造です。ご注意ください。

    #FF14

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    Kiki98352010

    MEMO書きたいシュチュエーションだけ最後の夏休み
    滑らかな音色が広い部屋に響き渡る。薄いカーテンに差し込む夕日が、風で遊ばれるせいで部屋の中には不規則な光が注いでいた。白く無機質な部屋に、長い手すりがぐるりと囲み、一面の壁が鏡となって部屋の中の人物を映している。
    薄い金の髪に一筋の灰黒の髪。白い薄手のドレスが動くたびに翻り、真っ白な素足を見せていた。
    彼女は軽やかに音を奏でながら踊っていた。音に身を任せ、体の、音の、赴くままに顎にヴァイオリンを挟み、右手で緩やかに弓を動かして、左手でリズミカルに弦をつま弾く。

    漸く一曲が終わる頃に、クルーウェルは拍手をしながら部屋の中央へ歩き出した。遠慮してたわけではなかった。彼女の爪弾く音が、苦しそうに聞こえたから。

    「・・・来てたのね」

    エリザベスがヴァイオリンをおろして入ってきた俺を出迎えてくれる。「弾き続けてくれてもよかったんだぞ」と言いながらエリザベスを腕の中に閉じ込めると、静寂が世界を支配して、ここが賑やかな学校だということを忘れさせた。いつからいたとか、何故こんなところにいるとか、そう言った無粋な質問は飛んでこなかった。いつだってそうだった。無闇に人に踏み込んでこない 1403

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