2人で夢に落ちれば ラウンジのソファに1人座る星。今日の彼女は珍しく1人お留守番だった。
他の4人は依頼で羅浮に向かっている。将軍からの直々のお願いらしい。ちょっと行ってみたかった。パムも列車の点検と言って、ラウンジに姿はない。蓄音機から静かな時間が流れていた。
正直星は疲れていた。まだ朝ではあるが、HPはすでにない。くったくただった。
前日、というか朝まで動画撮影に出かけていたせいだろう。桂ちゃんに誘われて、気づいたら怪異退治隊で集まって新しい動画を撮っていた。
テンションが上がって夜の街を走り回り、時折桂ちゃんが奇妙なものを見つけ、戦闘に入ったりと楽しんだ。
夜明けまで遊び回れば当然疲れるもの。星は寝ようとベッドに向かったのだが、眠れないまま。目を開きっぱなしだった。
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