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    のぞむし

    @nozzomusi39

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    のぞむし

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    月島と付き合い始めてから生前の記憶が戻った鯉登が、月島には記憶を取り戻さないでいて欲しい話。鯉登視点の現パロ軸と月島視点の原作軸が交互にあります。最終章のみ月島視点の現パロ軸。
    原作軸その後の険しい道を歩む鯉登を月島に救って欲しくて書いた話です。
    WEBでも紙の本でも、月鯉が好きな方に読んでもらえると嬉しいな、と思って書きました。

    6/25イベントにて発行予定新刊の全文掲載になります。

    #月鯉
    Tsukishima/Koito

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    のぞむし

    PROGRESS6月の月鯉🌙🎏小説進捗〜

    大正15年、春。
    帝都で一人の将校が殺され、上半身の皮を剥がされた死体が見つかる。
    退役し今は隠居の身の淀川から、かつての金塊争奪戦と関係があるのでは、と秘密裏に調査を命じられた鯉登少佐だがーー。
    というなんちゃってミステリ風な、情念不倫もの(になる予定)
    鯉登が妻子ある身のため、何でも来い!な方向けです。
    まだゴリゴリ書いてるので、修正入る可能性あります
    帝都メランコリア1
     帝都の春は騒がしい。
     零れんばかりの桜が上野の恩賜公園の周りには咲きほこり、夕方まで残る春の陽気に浮かれた人々がその下を行き交う。
     つい先月には、ここ帝都で若い将校の殺死体が発見され、ちょっとした騒ぎになったばかりだというのに。
     都会の人々の興味は忙しなく、瞬く間に移ろっていくものらしい。
     そんな桜の花弁がそこここに舞い散る帝都の春の通りを、鯉登は砂埃をあげて走る車の中から眺める。
     正直、進んで出向きたい場所では決してなかったが、鯉登の職場である陸軍省にわざわざ電話を寄越された上、車までを回されて呼び立てられれば、出向かざるを得なかった。

     車の着いた先で、庭の石畳を進んで玄関までいくと、一人の老人が扉の前で待っていた。
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    MOURNINGhttps://privatter.net/p/8208460にアップしていたものと同テーマで鯉登視点のものを書こうとしていたけれど手詰まりになってしまったので没ネタ供養&ポイピク試したかったので。
    ある日、急に軍曹の内心が文字として見えるようになってしまった少尉の話。色々とあるようでさしてない日常、山猫を添えて。
    ○○は口ほどにものを言う/鯉登の場合【月鯉/転生現パロ】 ある朝、恋人の呼び声で目を覚ましたら、その恋人の顔にデカデカと字が書かれていた。
     
    「鯉登さん? どうかしたんですか? 鯉登さん?」
     ベッドの上で身を起こした私の顔を、傍に立つ月島が怪訝な表情で覗き込んでいる。
     鼻の低さや目つきの剣呑さなど、造形は少々独特だが渋みがあって男らしい、大好きな月島の顔。ところが今、その肉の薄く固そうな頬になんとも邪魔な黒文字が浮かんでいるではないか。
    『寝ぼけてるのか? 大丈夫だろうか』
     それも、なぜか角ゴシック体である。
     しばらく月島の顔をじっと見つめていた私は、意を決して口を開いた。
    「……なあ、月島。お前顔に文字を書いたなどということはないな?」
    「は?」
     眉根を寄せて聞き返してきた月島の顔にはありありと『この人は何を言ってるんだ』と書いてあるようだった。いや、実際に書かれている。先ほどまで浮かんでいた文字が一瞬でそう変わっていた。
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