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    huwasao

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    huwasao

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    ヤン生存IF。とある事情で帝国に保護されるヤンの帝国ライフ長編の、とある事情解説回。ミュラーとラッツェルと会話がメイン。以下、注意事項↓
    ◯コプヤン前提ライ→ヤン予定、ヤン総受け◯コプヤンは両片思い(肉体関係あり)、暫く出ません。肉体関係があった表現あり◯オリキャラ、モブキャラあり。回想でモブ☓ヤン表現あり(無理矢理)◯バーミリオン会戦後の原作から著しく内容変更◯査問会にいかがわしいことされた設定

    #ヤン・ウェンリー
    Yang Wen-li
    #銀河英雄伝説
    #コプヤン前提
    #ミュラー
    muller
    #ラッツェル

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    huwasao

    PROGRESSライ→ヤンで原作後転生した設定。今生でヤンと義理の兄弟になってしまったラインハルトの、ヤンに恋愛感情を抱いてしまった葛藤とか色々…の途中までの話。世界は帝国、同盟、フェザーンは健在ですが、戦争はおきていない世界線。ラインハルトは記憶ありです。

    細かい設定はさて置き、雰囲気でお読み下さい。
    誰得な話ですが、書いてて楽しかったです。道ならぬ恋は良いよね、と思う。
    二度目の愛を貴方に捧げる息が弾む。金糸の髪が激しく揺れる。
    黒いシャツに、濃紺のズボン。シンプルな服装。しかしあまりに端正な横顔に皆が振り向くけれど、当の本人は脇目も振らず走っていく。

    目的地の扉が見えた。青年は一旦立ち止まる。扉の横、通信機のランプは緑なので、オートロックはかかっていない。全くまたか…。彼らしいと言えばそうだが、相変わらず危機意識に欠ける人に、頭を抱えたくなる。
    が、今はそうじゃない!それは後で良い。
    青年は先ほどの駆けてきた勢いのまま、開扉ボタンを
    押した。待ちきれず、扉が開き切る前に身体を押し入れ。

    「兄さん!」

    ドンッと足を踏み込み、道場破りでもするかの如く呼んだ。あまりある勢いに、普通なら驚くところ、呼ばれた当事者は、部屋の奥、静かに背を向け佇んだままだ。その手には本があり、視線は落とされたまま。
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    huwasao

    PROGRESSバレンタインに上げる予定だった、ライヤン前提の皇帝+双璧他の途中。pixiv連載中のたまゆら〜でライヤンEndの先のイメージですが、皆生存してて反逆も起きてないIFの世界線話として、生暖かい目で見て貰えると助かります。この先ビッテンやミュラーが出て、最後にライヤンのR18のつもりです。書けたら頑張ります。本編がまだヤンが帝国に着いてすらいないので、こちらも頑張ります。
    たまゆら〜ライヤンEnd後のバレンタインIFこんな喜びを隠さない陛下、初めて見たな。

    実に珍しい光景に、皇帝首席副官のアルツール·フォン·シュトライト中将は、暫し逡巡する。手元の紙の束を、今渡すか渡さないかである。非常に迷ったが、渡さないことには話が始まらないので、当初の予定通り、執務机に座す皇帝の前に書類を差し出した。
    いつもなら直ぐに目を通し始めるラインハルトだが、条件反射で受け取りはしたものの、全く視線が動いていないことに、シュトライトはやれやれと内心溜息を吐く。 

    「ーーー陛下。私は暫し席を外した方が良うございますか?」
    「っ!?何だ突然?」

    いや、何だと言われても。
    さも意外と見上げてくる若き皇帝だが、手に取った書類はくしゃりと悲しい音をたててるし、明らかに動揺しているのが見て取れる。
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    DONEさねぎゆ版ワンドロワンライ、お題【50、半分、勘】で参加させていただきました。
    現パロの付き合っている二人。
    【待ち合わせ前に近くをブラついていた🍃。本屋の店頭に並ぶ商品へ手を伸ばそうとしたら、突然声を掛けられて。】
    『初めての振りでデートしよう』そんな🌊の言葉から、他人として振る舞おうとするさねぎゆです。
    見知らぬあなたと街角で 不死川はショーウインドーに映る自分の姿を、上から下までじっくりと見つめた。左右に身体を動かしてみるが、黒のタートルネックに同色のジャケット、チャコールのチノパンにおかしいところはない。最後に乱れた髪を整えれば、準備は万端。硝子の向こうで最新のファッションに身を包むマネキンに背を見せると、雑踏入り乱れる交差点へ眼差しを注ぐ。
     待ち合わせ相手の姿は、まだ辺りにない。腕時計を確かめれば、十時を過ぎたところである。約束は三十分だったので、当然と言えば当然か。街中でぼうっと立っているのも落ち着かず、不死川は近くの店を適当にブラつくことにした。
     美味そうなパン屋の店頭販売が少しだけ気になったが、それは後で一緒に食べながら歩いた方が楽しいだろう。フルーツパーラー、雑貨屋の店先を冷やかした後で、書店へとやって来た。
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