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    すいか寄りの召

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    すいか寄りの召

    DOODLE【kmt*twitter小噺詰】
    CPは杏千のみ あとはいろいろ

    🔥先生「すまん! 採点の時に弟の握ってくれたおにぎりのご飯粒を落として答案用紙にシミが出来てしまった。許してくれるか?」

    許す👍️✨
    【こういうシチュエーションが好き】

    🔥「せんじゅろ、おはよう!!」(襖スパァァァン)
    🧹「へ?! 兄上!?」(裸なう)
    🔥「む、着替え中だったか。……」
    🧹「あ、あの……早く襖を閉めてもらえますか……」
    🔥「ああ、そうだな」(襖パタン)
    🧹「?? 兄上はどうして部屋の中に?」

     🧹の身支度を後ろでじっくり観察する🔥

    🧹(????)





    【ハァハァ……せ、千寿郎くんの疚しい物ってな、なんだい???(モブ作者)】

    🧹<疚しいものが隠してあるときの部屋に兄上が湯たんぽとか持ってきてくれるの控えめに言って地獄

    🧹<ベッドメイキングとかしてくれなくていいですから!!

    🧹<ひっ……ベッドの下覗かないでー!!!

    🧹<あっあっ、その箱の中は見ちゃいやぁ……!!

    🧹<ベッドメイキングラブとかふざけてるんですか……ち、ちょっと……!





    【テスト作成合宿なんてないかな……ないよな……】

    『出来たー!!!』
    💎「まあ、俺と冨岡はテストプレイしただけだけどな」
    🍃「定期試験をゲーム感覚にするのやめろォ」
    🌊「……もう頭が回らない」
    🐍「作ってい 1076

    すいか寄りの召

    MOURNING【kmt*杏千】
    支部に投稿した(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14525846)の続きの書きかけのようなもの。途中まで書いたけど、これは前のを読んでくれた方々に自由に続きを想像してもらった方が生きると思ったので、供養。
    正午、起床してキッチンに向かうと、そこにはまだ兄上が目を覚ました形跡はなかった。やっぱり宇髄さんの言う通り、兄上は二日酔いになっているのだろうか。それとも、単純に疲れて眠り込んでいるだけなのか。
     両親もまだ帰ってはいなかった。ただ、こちらは帰宅するのは早くても今日の夕方と聞いているから別に不思議なことではない。そう大丈夫、時間はちゃんと進んでいるのだ。あと数時間もすれば両親は帰ってくるし、自分も、そして兄上もきっと笑顔でそれを迎え入れるだろう。自分たちの関係はこれからも何も変わらず、何も、変わらず。

    「……っ、……」

     やっぱり無理だった。
     ぼぅっとしていると否が応にも、昨夜の出来事が頭を過ぎって、心の内側がぐちゃぐちゃに掻き乱されてしまう。あの熱くて生々しい、兄上の手と舌の感触が肌の上に蘇って。自分では意識して触れたこともない場所を舌で擦られて、感情の整理も出来ないまま声を上げてしまった。それも、自分でも聞いたことのないような鼻にかかった声をしていた。その声を聞いた瞬間、兄上の口の端が笑うように上げられたのを見てしまった。あれは一体どんな気持ちだったんだろう。触れられた場所か 3267

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    DOODLE【kmt*杏千】
    謎設定 後半急に駆け足になるじゃん
    ゲームでスキル発動するときに急に告白してくるやつ偶にいるよねっていう話だったんですけど、なんだこれ。なんだこれ。
    某テニスの3DSのゲームみたいに背中が9つのブロックに分かれてて、3つだけタッチ出来るから、勘でキャラのイイトコを突け!みたいなトチくr(ゲームがkmtでも出たらいいのにな。嫌か。
    俺の兄上がゲームのキャラクターに抜擢された。それも所謂乙女ゲームというジャンルの作品らしい。
     え、実在の人間がどうして乙女ゲームのキャラクターに?
     そう問う声もあるだろう。だけど、落ち着いて聞いてほしい。それは俺が一番知りたい疑問ですよ。
     ただもうリリースされてしまったものはしょうがないので、俺はウォッチリストの通知が来た瞬間にダウンロードしました。あ、今更ですがこれはアプリゲームです。課金は計画的にいきましょう。
     ゲームの内容としてはストーリーと、あとリズムゲームの要素があるみたいですね。一部のストーリーはこのリズムゲームで一定のスコアを出さないと解放されないみたいです。
     とにかく、説明を読み込むよりもまずは一回やってみましょうか。チュートリアルですね。兄上はメインキャラクターの一人ということになっているので、チュートリアルでも使わせてもらえるみたいです。兄上を使う、なんて恐れ多い気もしますがここはゲームということでどうか一つよろしくお願いします兄上!
     あ、音楽が始まりました。画面の横に出てるゲージが満タンになるとスキルが自動的に発動されるらしいけど――――あ、貯まりそう 5443

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    DOODLE【kmt*杏千+宇】
    現パロ 年齢操作 会話文
    宇が千くんの成長わりとガッツリ追ってたらいいよねっていう話。
    千くんが1歳から始まるミラクル成長記録。

    (*・v・) 前回までの作へのリアクションありがとうございます!
    宇髄:11歳 杏寿郎:8歳 千寿郎:1歳

    宇髄「お邪魔しまーす。……あれ、煉獄お前弟いたの?」
    杏寿郎「うむ、この子は千寿郎。この間、やっと一歳になったばかりの俺の弟だ!」
    宇髄「へぇ、なんかもうお前と顔がそっくりだな」
    杏寿郎「そうだろうか? あっ、そういえば母上がお茶を用意してくれると言っていたな。受け取ってくるから、少しの間千寿郎を見ててもらっても構わないだろうか?」
    宇髄「いいよー。うちも下が多いから子守り慣れてるし」
    杏寿郎「ありがとう、助かる。千寿郎にはそこにあるビスケットなら食べさせても大丈夫だ」
    宇髄「おっけー」

    宇髄「……千寿郎、ビスケット食べるか?」
    千寿郎「あ、あぅ、っだ……!」
    宇髄「はいはい、食べんのね。じゃあ、ここに座りな……っと、あぶね! 掌でおもちゃ踏ませるところだった……」
    千寿郎「きゃっ! きゃあ!」
    宇髄「何、俺が焦ったの見て喜んでんの? ひでぇ〜」
    千寿郎「……あぃっ」
    宇髄「ん? このビスケット、俺にくれんの?」
    千寿郎「んんっ!」
    宇髄「あ、ほんと、ありがとな」

    杏寿郎「すまん、待たせたな! 千寿郎は?!」
    千寿郎「きゃ〜!」
    宇髄「煉 2135

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    DOODLE【kmt*杏千】
    現パロ 年齢操作 会話文 千くんのみ前世記憶有り(設定程度)
    前世で成長しスパダリスキルを身に付けた千くんが現世では兄相手にスキル発動してたらいいな、という妄想から。多分二人とも成人してる
    身長も千くんの方がちょっと高かったらいいな
    時は四月の夕方、商店街へと続く並木路ではポツポツと植えられた桜が満開の花を咲かせていた。杏寿郎と千寿郎は少し前から実家を出て、近くのアパートで二人暮らしをしている。家事全般は主に千手郎が引き受けていた。普段は一人で往復する家とスーパーを繋ぐ道のり、しかし今日は珍しく二人の休日が重なったということで、杏寿郎が「たまには俺も一緒に行こう。荷物持ちがいれば買えるものの量も増えるだろう」と名乗りを上げた。斯くして、二人並んで夕食の材料を買い出しに行ったその帰り道のこと。

    「ん、何かの祭か?」
    「……あぁ、毎月開かれるっていう夜市ですね。今月は今日だったんだ」
    「結構盛り上がっているな!」
    「そうですね。折角だから少し覗いていきましょうか」

    「いろんなお店が出ていますね……」
    「うむ、市というからてっきり乾物や野菜が多いのかと思っていたが、プラカップで酒を提供する店まであるとはな」
    「持ち帰り出来る食べ物もありますね。屋台飯っていうんですっけ……たまにはこういうところで買って夕飯にしましょうか? 食材はまだ日持ちしますし」
    「いや、俺はお前の作った食事がいい。お前が負担になると言うのなら出来 1370

    すいか寄りの召

    DOODLE【kmt*杏千(?)】
    謎パラレル杏千(?) おばみつちゃんの会話ベース
    これはつい最近知ったことなのだけれど、私の大好きな御稽古の先輩のお家は所謂“ヤのつく自営業”と呼ばれているものをお仕事にしているらしい。
     その職業(?)の名前を耳にしたことは勿論あるし、それをテーマにした映画がたくさん出ていることも知っている。見たことはないけれど。
     このテーマの映画のコーナーってなんというか威圧感が凄いのよね! パッケージの絵も黒が多くて、役者さんも彫りが深くて! 主に眉間のしわ的な意味で。
     お嫁さんも黒い着物をビシッと着こなしてて、旦那様のことは立てるけれど、旦那様の部下の人たちのことは自分の子分みたいに扱うというか。姐御って実際に呼ばれてる人いるのかしら?
     うーん、私の中のヤのつく人たちってざっくりこんなイメージなんだけど、それに照らし合わせてみると、確かに先輩のお父様のお顔は強面だし、お母様もいつもピシッとお着物を着てはいるけれど、

    「でもでも、みんなとっても優しいのよ! 本当にそんな、なんか強そうなお仕事をしているのかしら?!」

     握った両拳を上下に振りながら私、甘露寺蜜璃は精一杯力説する。
     大人数で話すと語彙力が無いと呆れられてしまいがちな私だ 2986

    すいか寄りの召

    DONE【kmt*杏千】
    雨が降る度思い出す
    香り高い沈丁花さえも匂いを潜める春の雨だった。

     ザーザーと横殴りに吹き付ける飛雨の中に兄上の姿を見付けた。
     傘も差さず、羽織も纏わず、殆ど肌着のような姿で庭に佇む濡れた背中。

    「え……?」

     初めは目の錯覚だと思った。けれど、何度目蓋を摩ってもその姿は消えて無くならない。
     ひっきりなしに降り注ぐ雨粒以外は静止画のような光景だった。もう既にしとどに濡れているにも関わらず、兄上は微動だにしなかった。水を吸って重くなった着物が肌に張り付いて、見ている方が呼吸を忘れてしまいそうなのに。

    「兄上……」

     耐えられなくなって、傘を差し出した。
     俺の声は兄上みたいには通らないから、呼び掛けた声は掻き消されてしまったのかもしれない。兄上は無言で、暫くはこちらを振り返ってくれることもなかった。
     それから四半刻が過ぎただろうか。兄上の背の高さまで傘を翳し続けた手も悴んでそろそろ限界を迎える頃だった。突然、自分の手よりももっと冷たい指が伸びてきて、俺が取り落としかけた傘の柄を奪っていったのだ。

    「わ、……」
    「すまない、千寿郎。世話をかけたな」

     上から降ってきた穏やかな声に顔を上げ 1340

    すいか寄りの召

    DONE【kmt*杏千】
    貧血のムズムズが辛い千くん
    「ん……」

     真夜中、ふと目が覚めて寝返りを打った瞬間のことだった。
     右手の平を支配するムズムズとした不快感に気付いた千寿郎は、また貧血か、と小さな音で溜め息を吐いた。
     体から鉄分が不足すると、どういうわけか四肢に痒さともまた違ったムズムズ感が襲ってくる時がある。
     中にはこの感覚が苦痛過ぎて自ら命を絶ってしまう人もいるとか。
     確かに、自分はまだそこまで追い詰められたことはないけれど、気持ちが全く分からないわけではない。
     例えば傍らに自分にとってとても大切な人、恋人のような人が寝ていたとしよう。
     その寝顔を眺めながら、自分だってまだ眠っていたいと思うのに体がそれを許さない状況、こんなのは最早苦痛というよりも拷問と言った方が正しいような気さえする。

    「ッ!」

     千寿郎は不快感を紛らわすため自らの右手に噛み付いた。
     噛んでいる間は少しだけ楽になる。それは経験で知っていた。そうして、再び寝落ちする時まで一人でやり過ごすのだ。

     いつもならば。

    「眠れないのか……?」
    「……兄上」

     それまで正面で寝息を立てていた杏寿郎の目が徐に開かれ、千寿郎を見据える。眠そうな声。大 1446