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    sadachbia7789

    @sadachbia7789
    K富、テツ譲
    女体化が多い。ネタ出しをよくします。

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    sadachbia7789

    ☆こそフォロ

    留♀に兄では無く姉がいる設定。三姉妹。もんけま♀現パロ
    長女:留衣子
    次女:留里子
    三女:留三子

    #もんけま
    #女体化

    文次郎は留三子のことを「留」と呼ぶ。
    食満三姉妹は全員「留」の字が入り、間に入る字も母音で韻を踏んでいる。名付けた親でさえ目の前に留三子が居て、留三子を呼ぼうとしているのに口から出た名前は長女であったりなど、長女、次女が就職で家を出るまでよく呼び間違いをしていた。
    本人達は「これだけ似ていれば間違うのも仕方が無い」と笑っているが、文次郎は嫌だった。絶対に間違えたくなかった。
    先ず文次郎は兄のお下がりで使い込まれた漢字辞典を開いて「留」の字を調べた。
    とめる、とどまる、ひきとめる、あとにのこす。
    人名に使うならば、安定感があって些細なことに動じない人になるように。落ち着きがあって、誰にでも寛容な優しい人になるように。しっかりと地に足がついた穏やかな人生を送れるように。そんな願いが込められている。
    文次郎は一緒になって校庭を駆け回る留三子を思い出す。落ち着きがあるとは嘘でも言わないが、誰にでも寛容で優しいのは合っていると思う。
    ちなみに留三子の「三」は三女だからというのもあるが、それ以上に候補に挙がっていた「美」の字を使わなかったのは先に生まれてきた姉達が美しいものだからこれ以上はまずいと思ったらしい。
    「留三子ったら、生まれた時から可愛かったのよ……」
    そう噛み締めるように宣うのは何も両親や姉だけでは無い。口にはしないが文次郎とてそう思っている。閑話休題。

    ひきとめる。
    どうか、ずっと、文次郎の手が届くところに居て貰えますように。

    そんな願いを込めて、文次郎は留三子を「留」と呼ぶ。



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    作者からのリプライ

    sadachbia7789

    自主練利→土(片思い)ともんけま(成立)で左の恋バナ(さわりだけ)
    最近になりようやっと落乱を履修し始め、原作土せんせーは利に応じてくれそうだけどアニメ版の方はややしばらくくっつかそうだなと思い。なんだったら犬猿であるもんけまの方が先に成立してたら面白いと思って思いついたネタ。
    片思い歴なら先輩更新中潮江文次郎はつやつやとした団子と香り高い茶を前にして緊張していた。団子と茶の奥に居るのは一年時に指導を受けた師の息子であり、自分達と年は近くともフリーとして活躍中の売れっ子忍者である。憧憬の目を向けてしまうのも仕方のないことだろう。
    そんな存在が名指しで自分を指名してきた。しかも一人だ。何事かと思った。
    利吉は忍務ではないとは言われたけれど、学園の外での待ち合わせである。何かあると勘ぐる方が自然だろう。それにそんな険しい顔をしていて「何もない」は無理があるだろう。
    「あの、」
    「潮江くん」
    被った。被ってしまった。文次郎は意を決して開いた口を再び閉じるしかなかった。
    「……何でしょう」
    それでも文次郎はその重々しい空気の中、なけなしの勇気を振り絞り、利吉の続きを促した。帰ったら留三郎と思い切り手合わせしよう。そうしようと心に決める。
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