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    sadachbia7789

    @sadachbia7789
    K富、テツ譲
    女体化が多い。ネタ出しをよくします。

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    sadachbia7789

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    ㌔後、見合いばっかり持ち込まれ辟易して荷物回収がてらkに愚痴り来たらプロポーズされる富♀(ネタ出し)
    攻が婿に入るというのが癖なんだな……

    棚から牡丹餅ってレベルじゃ無いぞもー嫌です、あの頑固親父!分からず屋!と半泣きでくだを巻く富永の右手には湯飲みが握られている。中身は山の風、つまり酒である。
    富永は先日、最も難しい手術の一つであるグリオーマの摘出手術を成功させ、実家を継ぐ決意をしてこの村を出ていった。
    「お前は婿をとってその婿に病院継がせるから、の一点張りで……!こっちのことなんか聞きやしない!いえね?分かってますよ?女の上司に付いてきてくれる人なんて少ないことくらい!でも頭ごなしに言わなくったっていいじゃないですか!」
    きゃんっ!と吠える富永は半泣きである。
    「俺に案があるんだが、聞いてみないか」
    「聞きましょう」
    どぷんどぷんとたっぷり湯飲みに山の風を注ぐ。こんなやけっぱちのように飲んでいい酒ではないが飲まないとやってられないのだ。

    「俺が婿に行くというのはどうだろうか」

    「は、え!?」
    「まず、相手は医者、婿入りという親父さんの希望はクリアしている。しかし俺はこの診療所と村を預かる身だ。病院はお前に任すことになるだろう」

    「…………それ、Kにメリットあります?私ばっかり都合が良すぎますけど」
    あるぞ、と
    「お前と結婚できる」
    「……………………………それだけ?」
    「充分過ぎるくらいだが」
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    sadachbia7789

    MOURNING岐路で自然消滅かなと思っている富と遠距離になったと思っている人が無駄なきで再会して収まるところに収まる話、にしたかったけど書きたいところだけ書いて満足してしまったやつ。書き始めからこんなんかーい、と思いつつ通常営業。
    富も同じ場面にいるのですが、全然存在感が無い……
    多分「お前は医者になって婿を迎えて跡継ぎを産むんだ」って当たり前のようにレールを強いた父親を外部からぶちのめして欲しくて書いたなコレ
    進パパを説得(やや力業)する人先生父である進太郎がわざとらしいタメ息を大袈裟に吐く。
    「K先生からも言ってやってください。出会いなんぞ無いんじゃからとっとと見合いして身を固めろと」
    「………………………は?」

    岐路で自然消滅かなと思っている富と遠距離になったと思っている人が無駄なきで再会して収まるところに収まる話


    「私はこの先、富永研恵以外の女性を愛することはありません。………お嬢さんを私以外と結婚させると仰るのなら、Kの系譜が一つ消えますね」
    明らかな脅しに進太郎の方が息を飲んだ。神のごとき技術を持つ『スーパードクターK』の伝説は進太郎世代の方がよく知っている。まさかそれが現実にいようとは思わなかったが。ましてや神代は当代のKである。その血筋を絶やすのも絶やさないのも富永に血を繋ぐことを強要してきた進太郎の言葉一つという脅しがのし掛かる。
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    sadachbia7789

    TRAININGイマジナリーK富の子供(男女の双子)がチラッと出ます。
    K富♀前提で書いてますが富は出ません。龍視点。
    イベント前、目の周りの乾燥がひどくて化粧ノリ最悪だったので一週間パックしまくってどうにかしたのが元ネタ。
    寺井先生監修スキンケアセット(合計◯万)ばっしゃばっしゃと惜し気もなく化粧水を顔に叩き込む。その様子を偶然にも見てしまった龍太郎は二度見した。何せ世界一有名なネズミのキャラクターを模したヘアバンドで前髪を上げ、スキンケアに励んでいるのは上司であり診療所の主である神代だったので。
    「な、何やってんスか……?」
    「スキンケアだ」
    テーブルに並べられている数本のボトルやコットン、パックシートを見てからもう一度神代を見る。神代はまた化粧水を手の平に出し重ね付けをしている。そりゃ龍太郎だって乾燥で皮膚が突っ張るこの季節くらいはローションを付けたりするが、ここまでしっかりやったりしない。うろ覚えだけど実家の母親が使っていたものに似ている気がする。洗面台になんかごちゃっと並んでたやつ。多分。先生だって俺と似たようなもんだったはずなのにいきなりどうした、と手元を見ればスマホが立て掛けてあり、誰かとビデオ通話をしていたようだ。
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    recommended works

    にし乃

    REHABILIマシュマロでアイディアを頂きました、『夏♀に暴言を吐く五』の呪専時代の五夏♀です。
    ここには捏造しかないので、何でも楽しんで下さる方のみどうぞ!
    ちなみに夏♀の寮の部屋は二階にあることになっています。学校の見取り図が欲しい。

    冬に書き始めた冬のお話だったのに、気付けば三月になっていました。遅くなってしまって申し訳ありません…。マシュマロを投げて下さった方、本当にありがとうございました!
    冬の寒さに書いた文字冷え込みの厳しいある冬の朝のこと。

    「さむっ。」

    家入はぶるりと身震いをしながら、古びた校舎の廊下を歩いていた。窓から見える空は鈍色をしていて、今日の午後から雪の予報が出ていたことを思い出した。気象予報士の話が本当ならば、それなりの積雪になるであろう。彼女は雪が積もって喜ぶような子どもではないので、邪魔くさいな、と思うだけであった。

    教室が近付くにつれて、聞き慣れた喧騒が耳に届く。たった二人しかいない同級生が、また何やら騒いでいるらしかった。
    半開きになった扉から中を覗くと、案の定夏油と五条が言い争いとまではいかぬ口喧嘩を繰り広げていた。

    「いちいち突っかかってきて君は本当に鬱陶しいな!」
    「鬱陶しいのはお前のワケ分かんねー前髪だろ!」
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