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    kagamineclub

    @kagamineclub
    祭音みにすと申します。
    未熟者な絵描き字書きですが、練習に付き合って頂けたら嬉しいです(*´˘`*)

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    kagamineclub

    MOURNING診断メーカーのお題で書いて!とリクエストが来たので 書いてみました:( ;´꒳`;):1hで書いたのでクオリティ低めなので供養という事で、、、オレは類に恋をしていた。だがこの想いは知られてはいけないものだと思っていた。

     高校を卒業して、お互いに別々の道へと進んだ。
    あれから3年……ほとんど連絡もしないままオレは役者として、類は演出家として多忙な日々を送っていた。
    時には同じ舞台に関わる事もあったが、仕事以外の話はしなかった。呼び方も『天馬君』『神代さん』だ。
     呼ぶ度に心にトゲが刺さっているみたいにズキズキと痛む。
    オレはまだ、お前の事を引きずっているようだ。

     今出演している舞台の千秋楽を終えて関わった人達と打ち上げに行く事になり、今まであまり顔を出す事が無かった類も今回は参加するのだと知り、オレも行く事にした。
     久しぶりのお酒に少し酔ってしまって頭がふらふらしてきた。

     「おーっ! 天馬君、グラスが空じゃないか! まだいけるだろ? 今回もいい演技だったよー!」

    プロデューサーに勧められるままグラスを差し出し「ありがとうございます」と伝えながら注がれたビールを飲み干した所で背後からグラスを取り上げられる。

    「保田さんすみません。天馬君少し飲みすぎた様なのでそろそろ勘弁してやって下さるとありがたいです」

    類が 1428