Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    鈴之助

    ※無断転載 自作発言等、御遠慮ください。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 2

    鈴之助

    ☆quiet follow

    くりつるwebオンリー
    【めくり綴る恋調べ3】の展示作品です。
    付き合って少し経った二振りと花冠の話
    ※ネットプリントの案内も合わせて掲載しています。

    ■支部にも掲載しました。
    https://www.pixiv.net/artworks/106550913
     後日、ツイッターにて全文掲載予定

    #くりつる
    reduceTheNumberOfArrows

    Tap to full screen (size:1444x2048).Repost is prohibited
    💒💒😭🙏👏💖🍀🍀💮💞💞❤🙏🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀😍😍😍💒💒💒😭🙏💖❤😭❤💖💕👍👍🙏🙏🙏❤❤❤❤❤💖❤💞😭💘💘💘🙏🙏🙏🙏💘💘💖💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    mito_0504

    PROGRESSセンチネルバース第三話 進捗報告 後半も書き終わったらまとめて推敲してぴくしぶにあげます
    忘れ草③進捗 耳を劈く蝉の鳴き声、じめじめと肌に纏わりつく湿気、じりじりと肌を焼く灼熱の陽射し。本丸の景色は春から梅雨、そして夏に切り替わり、咲いていたはずの菜の花や桜は気付けば朝顔に取って代わられていた。
     ここは戦場ではなく畑だから、飛沫をあげるのは血ではなく汗と水。実り色付くのはナス、キュウリ、トマトといった旬の野菜たち。それらの世話をして収穫するのが畑当番の仕事であり、土から面倒を見る分、他の当番仕事と同等かそれ以上の体力を要求される。
    「みんな、良く育っているね……うん、良い色だ。食べちゃいたいくらいだよ」
    「いや、実際食べるだろう……」
     野菜に対して艶やかな声で話しかけながら次々と収穫を進めているのは本日の畑当番の一人目、燭台切光忠。ぼそぼそと小声で合いの手を入れる二人目は、青白い顔で両耳を塞ぎ、土の上にしゃがみ込んでいる鶴丸国永だ。大きな麦わら帽子に白い着物で暑さ対策は万全、だったはずの鶴丸だが仕事を開始してからの数分間でしゃがんで以来立ち上がれなくなり、そのまますっかり動かなくなっていた。燭台切が水分補給を定期的に促していたが、それでも夏の熱気には抗えなかったようだ。
    7937