「東部は装甲列車が常に巡回しており、南部は海兵軍が取り囲んでいます。西部の山から歩兵部隊の侵入が妥当でしょう。」
マーレ軍上層部と戦士隊、それからエルディア人歩兵部隊隊長、それに準ずる補佐までが出席する作戦会議で俺は直立不動で話を聞いていた。説明している戦士長の横で地図を見つめる背の高い彼の後ろ姿をずっと見ていた。
「あれ?お前まだ残るのか?」
帰り支度を済ませた同期が俺に声をかけてきた。
「ああ。報告書をまとめておこうと思って」
「お前は真面目だね~。戦士長か副長あたりがお偉い御方様たちにもわかるように毎回報告書を作ってるんだ。俺たちのは必要ないってのに。」
「まぁ、これは俺の癖みたいなもんだから」
「ほどほどにして、早く帰れよ~。せっかくの新婚なんだ。奥さん待ってるだろ」
「ああ、そうするよ」
俺の返事を聞いた同僚はさっさと帰っていった。
そうだ、可愛い妻が待っているのだ、早く帰ろう。………報告書を彼に渡すだけだ。
俺は報告書を持っておそらくまだ残っているだろう彼を探す。
戦士隊の談話室にはいなかった。だとすれば資料室だろうか。
コンコン
「はい。」
いた。彼だ。
「失礼します。報告書をお持ちしました。」
「ああ、ありがとう。」
彼はこちらをチラッと確認した後、報告書を受けとるとまたすぐに背を向ける。
「まだ帰られないのですか?」
「………ああ」
短い返事に少しの戸惑いが含まれている。
「お手伝いしますよ。」
「ありがとう。だが俺一人で十分だから。」
明確な拒否の言葉に俺は彼が【あの時いたのが俺】だということを分かっているという事に胸が高鳴る。
「わかりました。副長も早めに帰られた方が良いです。」
最後の一言に意味を含ませる。
「ああ。………」
返事は短い。
敬礼して部屋を出る。顔が少しにやけてしまうのは、会話が出来たからだ。他意はない。そう自分に言い聞かせ家路に向かう。
副長が前をはだけたシャツだけの姿で揺れている。胸の飾りはピンッと立ち、動きに合わせ豊満な胸も揺れる。白い顔を紅く染め口にヨダレの跡があり、目は恥ずかしそうに固く閉じられる。
これは【あの日】みた副長だ。
俺は、副長の報告書を指定した時間に届けるようマーレの上官に命令されていた為、皆が帰宅した後も残っていた。
時間通りに上官の部屋に着き、ノックする。
「入れ」
「失礼し!?」
「んっんっあっ」
バサッ
書類を落としてしまったが俺は目の前の光景にそれどころではなかった。
「フハハッお前!書類を拾ってそこに立て」
上官に命令されるまま俺はアクリル板を挟んで彼の前に立つ。
シャツをはだけさせ、アクリル板に手を着き、バックから上官に犯され下を向く副長に俺は目が離せないでいた。
グイッ
上官は副長の髪を掴み前を向かせる。俺に見せつけるように口に指を入れ腰の動きを激しくする。
「んぁっあっあっあっ」
声が漏れだし、閉じられた瞳に涙が浮かぶ。
上官はニヤニヤ笑いながら副長の片足を持ちあげ、結合部を見せつける。
「ブラウン、部下にお前の雌穴をよ~く見てもらえ。この部屋に充満したお前の雌くさい臭いも嗅いでもらおう。」
最低だ。
俺は最低最悪の上官に無理矢理犯される副長に興奮し欲情していた。
俺の様子などお構い無しに、上官は騎乗位に体位を変えさせ、副長を下から突き上げる。手で隠さないよう手は上官の太ももにおき、足はM字開脚で動くように命じる。それにより肉棒を咥えこんだ彼のアナルがよく見えた。動く度に彼の半立ちしたペニスがペチンペチンと動く。アナルからは白く濁った液が泡だちグチョグチョと鳴る。
目が離せなかった。息が上がる。
いつの間にか俺は副長の髪を掴み彼の口に反り起つ己のペニスを宛がい無理矢理口に突っ込み上下に動かす。苦しそうに嗚咽する副長に遠慮せず、俺は彼の口を犯す。全ての欲望を彼の中に捩じ込みたい。限界が近い。次はどうしてやろう。知れずと口が歪む
ハッ
目を覚ますと、下半身が気持ち悪かった。隣の妻を起こさないようソッとベットを降りる。もう何回目かわからない。いつも同じところで目を覚ます。
【あの日】傍観者にすぎなかった俺はその先を望んでいる。
※続きを書くかどうか。。
ポが絡むルートとmobが完遂するルートで迷い中です。