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    sangatu_tt5

    @sangatu_tt5

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    sangatu_tt5

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    現パロ傭占♀

    #傭占
    commissioner

    目が覚めると味噌汁の匂いがした。
     ガンガンと痛む頭を抱えながら、起き上がれば自分が裸であることを知る。二日酔い特有の頭痛に
    悩まされる傍らで謎のスッキリ感がある。
     ベッドから出てみれば脱ぎ散らかした衣服と共に使用済みのコンドームが落ちていた。それを見た瞬間一抹の恐怖が芽生える。
     あまりの仕事人間ぶりに妻は幼い息子を置いて出ていった。帰ってくるはずもなく、息子が産まれてからはそういう行為も疎遠だった。
     ナワーブは誰か女でも連れ込んでしまったのかと自責の念と後悔が湧く。下着を履きながら昨日のことを思い出す。
     五月になってからの少し遅れた新入社員の歓迎会。息子がいるからと断ろうとしたが、少しぐらいは参加しろと上司から命令され、息子を寝かしつけてから二次会に顔を出した。
     離婚してから飲みになど参加していなかったナワーブの参戦に飲めや食えやと酒が注がれる。付き合いが悪くなっしまっていた負い目から注がれる酒を断らずに飲み続ければ、自分のキャパを超えていた。
     「パパ!あさだよ!」
     勢いよく開いた扉の音と腹に飛び込んできた息子を受け止め、思考が戻ってくる。
     「イライちゃんがね、ごはんつくってくれたよ。一緒に食べよう」
     「……イライ、ちゃん?」
     腕を引いてくる息子を抱きあげれば、寝室の入口に今年入社した部下がいた。
     長い茶色い紙を纏めあげ、妻が置いていったエプロンを身につけている。なんでここに……と聞きたいことは出てくるが聞いてはいけない気もする。目を見開いて、彼女を見ていれば、イライは困ったように眉を下げて肩を竦めた。
     「おはようございます、ナワーブさん。すみません、台所お借りしました。ご飯作ったので良ければ食べてください」
     寝室の中には入らず、困ったように笑いながら問いかけてくる。
     「イライちゃんね、すごいんだよ。パパッてごはんつくっちゃったんだよ」
     身振り手振り楽しそうに話す息子は人見知りのはずなのに随分とイライに懐いていた。「とりあえず、ご飯だけでも……」と言うイライの後を追い、リビングに行けば一汁三菜のしっかりとした食事が並んでいる。息子のために子供用の食器まで使い、食べやすいように小さく切り分けられ、ご飯は小さなおにぎりになっていた。子供用の椅子に息子を座らせれば、息子は飛びつくように食事を始める。
     忙しさにかまけ、出来合いのものばかりを食べさせていたからか息子は「美味しい美味しい」と言いながら食べていく。
     いつもつまらなさそうに食事を取っている息子とは大違いの様子にナワーブは目を剥く。大人しく食事を取っている息子を見て、ナワーブはイライを手招きで廊下に呼んだ。
     「悪い、酔ってて何も覚えてないんだが……」
     「大丈夫です。何となくそんな気はしていたので……」
     イライの唇は小さく震えている。違えばいいがと思いつつも使用済みのコンドームが転がっていたのだから抱いたのだろう。10はいかないにしろ最低でも5つは下の女の子で大人しく真面目な印象のこの子を一夜の過ちで抱いたのは罪悪感が湧く。
     今どき責任を取ると言うほど重くするものでもないだろうが、多少の埋め合わせは必要になるだろう。何か欲しいものでもあるか、と聞こうとした瞬間イライはスマホを取り出した。
     『あっ…はぁ、んんぅ♡……っあ、いっちゃ♡』
     雑音と共にベッドの軋む音と子どもには見せれない絡みを見せる男女の動画。そこに写り込む人間は自分と目の前の女で、ナワーブは開いた口が塞がらない。
     口元を動画を流したスマホで隠しながら、少ししたからイライが見上げてくる。メガネ越しの青い目が少し潤み、指先が震えていた。
     「これ、会社とかで広まったら良くないですよね?」
     「……っ何が言いたい」
     「お願いがあるんです、ナワーブさん」
     脅しが得意そうには何一つ見えない。虚飾すらまともに出来ず、脅されているはずのナワーブよりもイライは真っ青な顔をしていた。脅されているはずのナワーブは不快感より違和感の方が強い。
     「私を、私をお嫁さんにしてください……!」




     帰れと言ったナワーブだったが、あまりにも息子が懐きすぎ、イライが帰ろうとすると息子が泣き、また来るという約束を取り付けられてしまう。
     息子が熱を出し、保育園から呼び出しを貰ったが大事なプロジェクトで席を外せないナワーブ。イライが代わりに迎えに行くと言い、合鍵を渡してからなし崩しで通い妻まがいのことをするイライの行動を許すことになってしまう。
     仕事が終われば息子が既に風呂を済ませ、温かい食事が用意されている。掃除が行き届いていなかった部屋はイライにより綺麗に保たれる。息子もナワーブに隠していたが母を求めていたのかイライに甘てるようになる。
     息子が寝ていれば、イライが裸エプロンやシャワー中に乱入してくるなどのアプローチを受けながら、セフレに近い関係が半年続いた。
     最初に脅された日以降にイライから特別交際を求める言葉はない。時折ある露骨すぎるセックスアピール以外には何も無かった。
     イライが生活にいることが普通になり始めたある日、イライが大量の作り置き料理と共に『しばらく来れません』と手紙を残す。職場では同じ部署の上司と部下を逸脱しない彼女にナワーブから何も言えなかった。しかし、離れて分かったのはナワーブにとっても息子にとってもイライが居ないことが違和感に感じるほど日常になっていたという点だった。
     「パパ、もうイライちゃんこないの?」という息子にナワーブは何も言えない。
     「ぼくね、イライちゃんにママになってもらいたいよ」
     グズグズ泣きながら息子がこぼした言葉にナワーブも覚悟を決める。結婚前提で交際を申し込むと意気込み、ウィラやフィオナに女性が好む指輪を聞き、幾つか候補を決めた後、店舗に行けば、イライが若い男と楽しそうに指輪を選んでいる。
     あんな表情は見たこと無かったナワーブは店に入れないまま家へと帰ってしまう。家に帰るとソファで眠った息子がいて、とりあえずベッドに運ぼうと抱えた時にふとナワーブは気がつく。
     仕事終わりにイライは毎日のようにこの家に寄っていた。セックスした日以外は泊まっていかないが、それでも長くこの家で過ごしている。それなのにこの家にはイライの私物が一切なかった。



     イライちゃんは大学受験の時にナワーブに痴漢から助けてもらたり、遅刻しそうなところをタクシー拾ってくれたりとした時に好きになり、貰った名刺を大切にずっと持っていた。
     卒業後はナワーブの会社に就職すると意気込み、大学卒業後入社。ナワーブの部下になれて有頂天だったが、結婚してると聞いて絶望。
     一夜の過ちの時にどうせなら!と脅しまがいのことをした(ナワーブとの初セックスで処女散らした)
     指輪選んでいたのは今度プロポーズするって相談してきた幼なじみのゲキウ君
     家事などは不器用だったため元々は下手くそだったが、大学時代全部使ってナワーブと付き合うために花嫁修行した。
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    kawauso_gtgt

    PROGRESSここからすけべに発展するなんて誰が思っただろうかの探占今日のハンターはどうにもやる気がなかったらしい。
    一人黙々と暗号機を回していれば無線越しに聞こえてきたのはなんとも気の抜けた鼻唄とその向こうできゃっきゃと騒ぐ味方の声。ハンターと馴れ合う気などさらさらないがそれならそれで都合がいいと次から次へと暗号機を解読して脱出を果たしたのが今朝のことだった。朝一番の試合がそんなだったおかげでまだ昼前だというのにどうにも小腹が空いて仕方がない。見つかれば叱言を言われるだろうと思いつつも腹の虫を放って置くこともできない。出来ることならば誰にも会いたくないと思いつつも、ノートンの足は自然と食堂へ向かっていた。
    「イライさんの婚約者さんってどんな人なの?」
    食堂の扉を開けた瞬間聞こえてきた声に、ノートンはぴたりと一瞬足を止めた。それから声のする方へと視線を向けて、再び歩き出す。
    「え、ええと。私の話なんて別段面白くないと思うよ」
    「そんなことないよ! ボクも聞きたいなぁ、あ、話したくなければ無理にとは言わないけど!」
    どうやらノートンの予想は大外れだったようで、食堂には既に幾人かの先客がいたようだった。ノートンと同じように小腹を満たしにきたのか、個別で席に 1465

    sangatu_tt5

    MEMOリ占/金虎ちゃん想像妊娠虎ちゃんが想像妊娠して、悪阻が訪れるのね。
    金は突然吐き出した虎にびっくりするし、心配しながらも「行儀が悪いから気持ち悪かったら先に言いなさい」って言う
    虎ちゃんは食べ物の匂いと金からする僅かな匂いだけで気持ち悪いんだけど、金には言えない。
    酸っぱい味のする口に気持ち悪さを感じながら、吐き気を我慢する。
    少し気持ち悪さが落ち着くと腹が膨らみ出した。最初は少し太ったのかも思ったが、腹部以外はやせ細っている。子宮も何ない腹だけが大きくなる姿はまるで妊婦だった。
    虎は腹に子供がいるのだと嬉しくなって金に話す。

    「君の子供が出来たんだ」
    「嬉しいだろう?」
    「頑張って産むね」

    目を輝かせながら話す虎に金は見下ろしながら言葉が出てこない。
    目の前にしゃがみ、焦点を合わせ、金は虎の手を握った。
    頬を紅潮させ笑う虎は幸せそうだが、その頬はこけている。

    「貴方は雄だから子供は出来ませんよ」

    金が虎にゆっくりと幼子に説明するかの如く言葉を紡ぐが虎は首を傾げて、ラジオのように「嬉しいよね?」と言った。
    金はどう説明すればいいのかわからず、側頭部が殴られるような痛みを感じながら、「私と貴方の子なら嬉 4643

    sangatu_tt5

    MEMO失顔症の✂️と🔮のリ占✂️は人の顔が認識できない。それは画家が出来なかったのではなく✂️が主人格になると出来なくなる。鯖もハンターも服装で認識しており新衣装などが増える度に必死でインプットする
    🔮も🤕と目隠し布がなければ見分けがつかない時がある程だった。
    しかし、ある月の綺麗な日から🔮と満月の夜に酒を飲むことになった。初めはただの興味と場の流れで呑んでいたが段々とこの日が来るのが楽しみになり、🔮と会い話すことを心待ちにするようになった。
    白🌂から貰った酒が強かったためか✂️は🔮への恋心にも満たない感情を漏らす。
    男同士、婚約者もいる男、しかも互いの顔すら知らないのにと✂️は断られ、二度と酒を酌み交わせないと嘆くが、🔮の返事はYesだった。✂️は有頂天になり、いつもよりも鼻歌を多く歌いながらハンター居住区と鯖居住区の境になる湖まで散歩をすれば、紺の服を着た茶色い短髪の男が水浴びをしていた。暑そうな服をたくし上げ、脚だけいれ、水をパシャパシャと飛ばしながら楽しそうに笑っている。
    初めて✂️は他人の顔を認識した。
    凛々しい眉にサファイアのような青く輝く力強い瞳が魅力的だった。胸が高鳴り、赤い実が 2129

    sangatu_tt5

    MEMOリ占/付き合ってない伯猟のミス🔮を見る度に動悸がする。息が乱れ、顔が赤くなる。姿が見えなければすぐに彼を思い浮かべ、彼のそばに自分以外がいると思わず殺してしまいたくなる。これは、なんでしょうか……?
    ✂️が漏らした言葉に夫人も執事も口が塞がらない。血族の中で1番の力を持つ彼が幼子のようなことを言い出した。どう伝えるべきかと目を見合わせる。
    ✂️「………病気ですかね?」
    バル「いやいや、今まで1度もなったことないじゃろ」
    マリ「多分それは治らないと思うわよ」
    ✂️「治らないんですか?」
    困ったと俯き、✂️は思考を巡らす。
    治らない…治らないだろう。だってこれは憶測が正しければ恋の病だ。人間がかかるものだ。
    純血種、血族の頂点、永遠の生命、全てを持ち合わせた✂️は子供を必要としない。繁殖など不要だからだ。繁殖が必要なのは永遠に近い生命を持たぬ下等なモノたちのみなのだから……
    夫人も執事も過去に人間であった頃ならいざ知らず、今はそんな感情凍てついている。
    マリ「なら、🔮に聞いてみれば?病気をするのは人間よ?彼の方がきっと詳しいし、解決策も出てくるのではないかしら?」
    本人に恋愛相談をしろと言うのも変な話だが、適任者 2836