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    enaka_0731

    @enaka_0731

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    enaka_0731

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    今回オチが綺麗ではないというか話がまとまる気がしない。不安です。
    世の人達はらどうやって文章を書いてるのだ?
    ていうか、顔も出ていないキールがメインなのどうなのだ?あと、下手くそな小説を読んでいただいた方ありがとうございました。下手くそなりに頑張ります。

    偏食の男②異物が喉を通る。
    あまりの不味さに咀嚼を止めて、無理に呑み込むことにした。

    いつも思う。人が異端を嫌うなら、その異端はどう生きればいいのだろうか。

    _____

    古時計の音だけが鳴り響く。徐々に頭が覚醒していき、古い時計に視線を向ける。時計は夕方を指していた。

    扉が開く。コーヒーの匂いが室内に広がった。
    カフェ店員のバニラが、起きたことを知っていたかのように丁度良いタイミングでコーヒーを持ってきた。
    「相変わらず。君は私のことをよく知っていル。」
    「オーナーのことですもの。」
    バニラは甘い笑みをキールに向けた。
    コーヒーを一口飲み、皮でできた椅子の背に体重をかける。上を向くとステンドグラスの天使と目があった。
    「ディーゼルは異常を理解できナイ。」
    「私の目には彼も大概かと思いますが。」
    きっぱりと言い捨てた後数秒、ショコラがミートパイを持ってきたことで短な沈黙は破られる。パイを切り静かに口に運ぶ。ミートの香りが部屋に広がる。
    「アリアの残りですか?」
    「そ、食べたくてディーゼルに殺しを依頼したんでしょ?ならもっと食べなくちゃ。持ち帰れたのは一部分だけなんだから。」
    バニラの問いかけに大袈裟に手振りをしながらショコラは答えた。靴をならし、スカートをひらつかせてみせている。
    「ディーゼルにはコレが人間に見えるらしい。」
    「ミートパイが?」
    「いいえ、巨人のことでしょう。彼には街にいる獣人も人に見えるのでしょうね。」
    「私は共食いはシナイ。」
    「人は意思疎通出来るモノに感情移入する傾向にあります。」
    「味が違ウ。こんなにも違うというのニ。」
    「理解できないのよ。」
    ショコラの言葉にキールは停止する。ミートパイを静かに見つめる。

    「じゃあ、あいつにとってのセリカはなんなんだ?」

    重く静かな声が出る。そこでバニラが白く細い手をキールの肩に添えて、優しい声をかける。

    「知っていますか?オレンジジュースって肉を柔らかくするそうですよ?」
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