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    5jinkaku_ik

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    鍋魔管鍋に繋がるはずの傭探

    「まかん、さいきンあまいにおいガスル」

    最初に言い出したのは寄生だった。
    すぐに感染も寄ってきて、うんうんと頷く。
    自分で袖口や襟口を嗅いでみたが、そんな甘い匂いはしない。

    「そんなに匂いする?強い?」

    何か魔性生物のフェロモンがついてしまっていたりしたら問題だ。
    彼らの生態サイクルに異常を来す場合だってあるし、何より先週獣人達の発情期が終わったばかり。この子達ならまだいいが、もし闘牛達や希少種の発情期が引き起こされでもしたら、管理局総出で対応しなければならない。
    そんな大事が起きたら、流石の僕も倒れる自信がある。

    「そんなに強くない。オレ達だからワカル」
    「そう。オレ達、鼻イイ」
    「なるほど?匂いは強くない、と。どんな匂い?甘いだけじゃなくて、果実のような?それともバニラとかそういう?」
    「ちちのにおい」
    「父?あ、乳か。ミルクの匂いがするの?」
    「ソウ、まかん、乳のあまいにおイすル」
    「ミルク…いったいなんの……うあっ!?」

    すんすんと僕の身体に顔を近づけて、
    かぷりと胸の辺りを甘く食み、乳頭を乳を催促するように舌で押し潰された。

    「んっ…こら、寄生。そういうのは駄目だったら」
    「でもまかんいいにおい」
    「乳がでてル?」
    「あ!感染まで!だめっ…んっ、あっ…」
    「ン、ンーん?乳でなイ……」
    「デも甘いにオイ…。吸ったら出ル?」
    「え!?だめだってば!おい!こら、あっ!?」
    「んムッ」
    「あっ、だめっ!きせぇ、吸うのだめっ…かんせっ…舐めるのだめっ……」

    ぶ厚い舌が服の上から何度も乳頭をなぞり押し潰し、それでも甘味を提供しない事に焦れてついにはじゅうっと吸いつかれる。
    じゅうじゅうと痛いくらいに両胸に吸いつかれ、早く出せと脅すように吸いながら乳頭をちろちろと舐め上げられる。
    1人だけならある程度抑えられるけど、2人同時にのし掛かられては身動きが取れない。
    下半身にじくじく熱が溜まる感覚に、職場でそれはまずいと理性が文句をつける。
    仕方ないじゃないか。獣人2人相手はいくらなんでも無理がある。
    仕方ない、と緊急用の発報ブザーを起動させようとイヤホンに手を伸ばした時だった。

    「彼はオスだから、乳は出ないよ」

    ひらりと舞う一枚の蒼い羽根。
    いつの間にこんな近くに寄っていたのか、気配は全く無かった。
    (なんかやこーさんの描写入れる)

    「ヤこう」
    「その辺にしておきなさい。管理者殿に手を出すと、後で酷い目に遭うよ」
    「デモ、まかんいいにおい。これなに」
    「うーん……」

    すんすんと神秘的な顔が僕に近づく。
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