【先生、タスケテ下サイ】「１号、俺ちょっと出かけてくるからミーテをよろしくナ」


ソウ言ッテチカ先生ハ出テ行ッテシマッタ。
コノ小賢シイ小娘ト私ヲ残シテ。




珍シク今日ハ大人シクシテイルコノ小娘ノコトガ気ニナッテイル。


イツモ話シカケテクルダロウガ…！！
何下ヲ向イテヤガル…！！全ク調子狂ウゼ…




「ドウシタ、腹デモ壊シタカ」




ベッドノ端ニ座ッテイタ小娘ハ俯イタ顔ヲ私ニ向ケル。




「あ、えっと、なんでもないよ……」




ソウ一言言ウト、目線ヲ逸ラサレタ。


ナンダァテメェハ………




「アァ、分カッタゾ、昨日ノ事チャント反省シテルンダナ！？」




「うーん、えっと……違う、カナ」




「ジャアナンダ、ココマデ黙ッテイラレルト機械ノ私デモ調子ガ狂ウゾ」




マタ悪サヲシタノカ…？
イヤ、デモソレダッタラチカ先生ニトックニ怒ラレテイルハズダ。
モシカシテ、話シタクナイ程私ノ事ヲ嫌ッテイル…？




アァ、ソレハ……


好都合ダッ！！！！！


イツモノ電気モ浴ビナクテモイイシ、シャットダウンモ無クナル！！
清々シタ！！！！




ガ、ナンダ、コノ気持チハ。


コンナモノ私ニハプログラムサレテイナイ。


ナンダ…


ナンダ……


コレハ、一体、何ナンダ…！！


グルグル、ローディング………


シテモ、分カラナイ。




「あのね、ミーテ、１号のコト…」




ソウカ、コイツニナラ分カル。


目線ガ合ウ。




「えっと、１号？大丈夫…？ヒート起こしてない？」


「小娘ダッテ、顔ガ赤……」


「これは……ッ、１号が好きだから…」




ポン、ト弾ケル音ガ自分自身カラシタ。
エラー、エラー、認識デキマセン。






コノ気持チハ何デスカ、先生…？