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    陽炎@ポイピク

    ジョジョ5部プロペシメインです。パソコンもペンタブもないので携帯撮り&アナログ絵しかうpしません。
    🍞🚄🍊🍋の沼にも浸り中
    時々®️®️®️🔥🌊

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    POIPOI 486

    陽炎@ポイピク

    ☆quiet follow

    ふなさんの絵があまりにも素敵過ぎたので勝手に妄想した

    「くくっ。随分色気づいたんじゃねぇか?」
    ルームランプの明かりに照らされたお前は独特の妖艶さがあった。その頬に触れると程よい温もりがある。その肌は僅かに染まっている。
    「色気づかせたのは兄貴でしょ」
    生意気な言葉と共にオレと同じように頬へ触れてくる指を飾るのは鮮やかな緑。
    ギャングなのだからという口実と共に教えたマニキュアはもうオレが手伝わなくても綺麗に濡れるようになった。おまえの唇に引かれた翠もまた。
    それでもオレはお前をオレの手でオレ好みにしたくて、まるで儀式のようにおまえの厚ぼったい唇へと色を乗せていく。お前は緑が良く似合う。それを知ってるのは世界でたったオレひとりならどれ程良かっただろうか。おまえの魅力も、おまえの事も、オレが誰より分かってんだ。そうだろ?ペッシ。
    「綺麗だぜ」
    エメラルドの瞳を真っ直ぐ見据える。
    羞恥心で視線を逸らす事も最近は少なくなった。
    「兄貴こそ、」
    ペッシが瞼を閉じる。すっかりオレよりデカくなったが甘え上手な所は変わらねぇ。
    オレはペッシを見上げるような形でその緑のリップの色を己の唇へ移す。歪な形に乗せられた其れを舌でなぞって、オレはお前に告げた。
    「おまえが欲しい」
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    😭😭😭😭😭✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
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    recommended works

    陽炎@ポイピク

    CAN’T MAKE #プロペシ版ワンドロ・ワンライ
    『ご都合スタンド攻撃』
    兄貴がペッシと同じ年齢になる話
    左右曖昧表現あるのでご注意下さい
    「ペッシ、ペッシ!」
    誰かの声が聞こえる。知ってるようで知らない声。
    アジトでうたた寝していたオレはうっすらと瞼を開けた。
    「よぉペッシ。お目覚めか?」
    ぼんやりとした意識のままのオレの前には金髪蒼眼の青年が立っていた。
    「……夢?」
    だってそうだろ。皆が仕事で出払ってる間留守をしていたのはオレだけだ。
    「おいペッシ!起きろ!眠そうにしてるんじゃねぇ!」
    肩を前後に揺すられオレの意識は否応なしに覚醒させられる。
    「えっ!?だっ、誰だ!?」
    背丈はオレより少し上だろうか。着ている服は袖が余ってぶかぶかだ。年齢に似合わず高級そうなヘリンボーン柄の仕立てのいいスーツ。
    ーーまさか。
    「まだ分かんねぇのか!マンモーニのペッシ!」
    顎に人差し指を突き付けてくるこの癖は。
    「あ、兄貴かい?あんた兄貴かい?」
    「ペッシペッシペッシペッシよぉ~。咄嗟にビーチ・ボーイを構えるのはいい度胸だが、オレに攻撃しようなんざ10年早いぜ」
    いつものように額に額をくっつけてくる兄貴だったけれど、オレはただ兄貴の若い姿に混乱してばかりだった。
    「もしかしてスタンド攻撃受けたんですかい!?」
    パッショーネはスタンド使 2362