Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    𝕃𝕚𝕖𝕣𝕖

    創作とか絵とか
    お題箱 https://odaibako.net/u/Liere_kir

    𝕚𝕔𝕠𝕟:𝕤𝕚𝕣𝕚𝕦𝕤_𝕒𝕚_𝟚𝟚𝟚 💐𝕥𝕙𝕒𝕟𝕜 𝕪𝕠𝕦💐

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 ☕ 🌟 💐
    POIPOI 15

    𝕃𝕚𝕖𝕣𝕖

    ☆quiet follow

    イチャついてるだけ……でも当社比かなりイチャついてる……何かしら行き詰まると時々書きたくなるんですけどこっちが恥ずかしい 爆発しろ

    ##ヴェスミレ

    書いてるこっちが恥ずかしい 爆発しろ(暴言) 俺がじっと見つめていると、カーミレは必ず目を逸らす。名前を呼ぶと見上げてくるものの、またすぐに俯く。つむじも可愛らしいが、それ以上に愛らしい顔も見せてほしい。
     手を伸ばし、耳の後ろから輪郭をなぞる。カーミレは小さく声を上げた。顎を掬い上げれば、白雪のような肌は紅潮している。目線が合わないよう、頑張って目を伏せている姿もいじらしい。

    「……人の顔を見て、そんなに面白いですか……」
    「可愛いと思っている」
    「……恥ずかしいのでやめてください……」

     手を押しのけられた。そして俯かれる。黒耀の髪がまるで帳のように彼女の表情を遮った。

    「……さ、触らないで、ください……」
    「む……」

     致し方ない。彼女の髪に触れようとしていた手を大人しく引っ込める。

    「カーミレ」
    「はい……」

     名前を呼ぶと、やはり律儀に見上げてくる。隙間から窺う瞳が潤んでいるように見えて、色んな意味で心臓に悪い。

    「その……こういう触れ合いに、忌避感があるのか? 苦手ならば、あまり触れないようにするが……」

     これでも一応、健全な男である。好いた女に触れたいのは山々だが、無理強いするのは本意ではない。
     しかし、彼女はすぐさまぶんぶんと首を横に振った。

    「い……いや、じゃ……なく、て、そのっ……」

     そして勢いで俺の手を取り、掌を胸に押し当てた。柔らかさに意識を飛ばしそうになって、下唇を噛む。


    「心臓、壊れそう、なんです……」
    「……俺は理性が焼き切れそうだ」
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    で@Z977

    REHABILIリハビリ用。振られたマを慰めるグスの独白。弊グスの愛は重すぎる気がするけどマにとってはそれくらいがぴったりだから仕方がないね。
    あなたがいればそれだけで「おれ、グースがいれば、それだけでいいんだ」

     背中に回された小さな手のひらが、ぎゅうといじらしく力を強めた。指先がきゅっきゅと何度か蠢いて、俺の存在を確かめるみたいにシャツをくしゃくしゃにしているんだろう。
     マーヴェリックが今度こそと意気込んで付き合い始めた女とは結局上手くいかなかったみたいで、無論そんなことは幾度となくあって、毎度決まって「グースがいればいい」と泣き言を言い始める。付き合っては別れてを繰り返すマーヴェリックは、しかし決して軽薄なわけではなかった。マーヴェリックの行動原理はおおよそが「グースの幸せ」にあって、故に一見非道な行動も、俺に対して誠実であることの証左に過ぎなかった。
     マーヴェリックが女に好意を寄せられるのはあまりにも自然なことだった。将来有望なアビエイターだし、幾分か身長は低いかもしれないが、整った顔は老若男女に好かれる愛らしさがある。性格だって多少自由奔放すぎるきらいはあるが、行動力とバイタリティに溢れているのは好印象だろう。こんなにも優良物件なマーヴェリックは、だのに決まって別れるときは振られる立場になるばかりだった。見る目がない女だな、なんて腕の中の小柄な体を慰めながら胸を撫で下ろしている俺は、マーヴェリックの誠実さに対してどこまでも不誠実な男だ。
    2763

    ngw

    MENU2024/9/1 中庭で待ち合わせ(インテックス大阪)のサンプルです。
    1号館お02b 我が醜悪な鉢植
    ネロファウ小説本/A6/78P/400円/R18(会場では身分証明書確認させていただきます)

    付き合ってるネファ。気持ちよくなれないファとネが悩んだりする話です。ネの喘ぎ、ネ→ファのフェラを含みます。というかそれしかありません。
    モブキャラが出てきますが、ネ、ファとどうにかなったりはしません。
    回廊の外はいつも雨【サンプル】


     エントランスポーチの傍らの植え込みでは、オルレアが可憐な花を咲かせていた。

    「どうぞ」
     大きな大きなドアを開けて中に入ると、広い広いエントランスホールがあった。見るからに上等な分厚い絨毯が敷いてあり、床に飾ってある天使のオブジェがひどく小さく見えるほど天井が高い。三階分ほどをぶち抜いてあるように見えた。
     ここは、西の国と中央の国の国境近くにある、貴族の屋敷である。
    「まずはラウンジに案内いたします。こちらへ」
     頷いて着いていくと、依頼人は不安そうにこちらを伺いながら次の扉を開ける。
    「ああ……」
     いくつもある大きな出窓からは太陽のひかりが差し込んでいる。明るい応接室に入って、まず最初に目に入ったのは巨大なソファの背だった。ゆったりした二人がけのソファだが、座面が俺の肩くらいまであり、背もたれのてっぺんには手を伸ばして届くかすら怪しい。その向こうには俺の顔の高さよりやや高い〝ローテーブル〟があった。部屋の中は万事その調子で、サイドテーブルも、クッションも、キャビネットも、全てが異様に大きい。それらが収まっているラウンジ自体もかなり広かった。
    16899