Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    倭耶*WAKA

    @waka_w

    最近はもっぱら鍾魈書いています。ここには年齢制限をぶちこんだりしています。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💜 💙 🔶 ☘
    POIPOI 28

    倭耶*WAKA

    ☆quiet follow

    【 一人でこんなことをして、悪い子だな編 】
    (R-18/高校卒業未満閲覧不可)
    昔懐かしい選択肢によってお話が変わるやつの3つのうちの1つです。
    12月のイベントで出す短編集に再録されます。&残り選択肢のお話はそちらで読めるようになります。

    イキ地獄/潮吹き/
    まえのおはなし⇒ https://poipiku.com/2723118/7762300.html

    #鍾魈
    Zhongxiao

    Age verification
    Tap to full screen (size:618x1132).Repost is prohibited
    😭🙏💞😭🙏🇪🇱🇴ℹ😭🙏💒💖💖💖💘❤❤💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖🍑👏🍌🍌🌋🍌🌋🍌🌋👏💖👏👏🍌🌋🍌🌋🙏🙏💖💖❤😚🌋❤🙏🌠💞
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    takami180

    PROGRESS長編曦澄10
    兄上やらかす
     夜明けの気配がした。
     藍曦臣はいつもと同じように起き上がり、ぼんやりとした薄闇を見つめた。違和感がある。自分を見下ろしてみれば、深衣を脱いだだけの格好である。夜着に着替えるのを忘れたのだろうか。
    「うーん」
     ぱたり、と藍曦臣の膝に何かが落ちた。手だ。五指をかるく握り込んだ手である。白い袖を視線でたどると、安らかな寝顔があった。
    「晩吟……」
     藍曦臣は額に手のひらを当てた。
     昨夜、なにがあったのか。
     夕食は藍忘機と魏無羨も一緒だった。白い装束の江澄を、魏無羨がからかっていたから間違いない。
     それから、江澄を客坊に送ろうとしたら、「碁はいいのか?」と誘われた。嬉しくなって、碁盤と碁石と、それから天子笑も出してしまった。
     江澄は驚いた様子だったが、すぐににやりと笑って酒を飲みはじめた。かつて遊学中に居室で酒盛りをした人物はさすがである。
     その後、二人で笑いながら碁を打った。
     碁は藍曦臣が勝った。その頃には亥の刻を迎えていた。
    「もう寝るだけだろう? ひとくち、飲んでみるか? 金丹で消すなよ」
     江澄が差し出した盃を受け取ったところまでは記憶がある。だが、天子笑の味は覚えて 1652

    takami180

    PROGRESS長編曦澄12
    おや兄上の様子が……?
     金鱗台で清談会が開かれる。
     その一番の意味は、新しい金宗主を筆頭にして金氏が盤石であると、内外に知らしめることである。
     江澄はそのために奔走していた。
     今回ばかりは金凌が全面的に表に立たねばならない。彼を支えられる、信頼に足る人物をそろえなければいけない。なにより江澄が苦心したのはそこだった。
     おかげさまで、金光善の時代に金氏を食い物にしていた輩は、金光瑶によって排されていた。しかし、今度は金光瑶に傾倒する人物が残されている。彼らに罪はない。しかし、金凌の側に置くわけにはいかない。
     江澄が目をつけたのは金深微という人物であった。金光善、金光瑶と二人の宗主の側近として職務を果たしてきた仙師である。すでに白頭の老仙師だが、その分見識は深い。
     彼を第一の側近として、その周囲を金凌の養育に関わってきた者たちで囲む。金光瑶の側近でもあった彼が中枢にいれば、派閥の偏りを口実にした批判は潰せる。
     金深微は忠実に黙々と実務に勤しむ。それは宗主が誰であろうと変わらない。そのような彼に信頼が置けるからこそ採用できた布陣である。
     金宗主として宗主の席に座る金凌を、江澄は江宗主の席から見上げ 4006