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    ryu_maru55

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    ストラップによってよくあるラブスター展開に巻き込まれるkiis

    #kiis
    #カイ潔
    chiFilth
    #腐ルーロック
    rotatedLubeLock
    #ネタ
    material

    よくあるラブストーリー展開に巻き込まれただけのお話・新英雄大戦(ネオエゴイストリーグ)の前の帰省で人差し指の第一関節程の綺麗な石が嵌め込まれたストラップを見つける世一。そのストラップは小さい頃とても大切にしていたものだった。
    ・それを御守りとして常に持っていた。それを持っていてからと言うもの、本当に運がついていた。
    ・中々作れなかった新しい友達が出来たり、所属していたサッカーチームが大会で優勝したり、交通事故で打ち所が悪くこん睡状態になって意識が戻るかも怪しくて戻っても後遺症が心配された状態であったのにも関わらず何の後遺症も残ることなく目覚めたことも。事故に遭った時点でどうなんだという突っ込みは置いておく。
    ・しかしそんなストラップを御守りと思っていたのも幼心があったからで、成長していく過程で必然的に部屋の隅へ追いやられていく事になる。
    ・サッカーの勝敗を御守りに願掛けなどするつもりはないが、健康面や自分ではどうしようもない外的な悪いものを覗ければいいなと気休めにストラップをケースに入れて再度青い監獄へ戻る。
    ・ある日着替えを行っている最中にロッカールームでそのケースを落としてしまい、探しに戻ったロッカールームでケースの中を見て固まっているカイザーを発見する。
    ・話しかけると、動揺しながらそうか、お前が、と言いながらその場は返却されて終わる。
    ・怪訝に思いながら過ごした次の日、カイザーは食堂で皆と食べている潔の前へ来ると、「俺の運命の天使、やっと会えたね」とかクソ鳥肌が立つことを言って頭を撫でて去っていく。
    ・からかわれているのかなんなのか、とにかくサッカー外での心理戦を持ちかけられたと思った潔は終始警戒し続けるが、段々とその口説きが本物だと確信する。
    ・本人に確認したところ、幼少期に出会ったその運命の相手やらがこのストラップを持っていたとかなんとか。日本での出来事か聞いたが、ドイツにいたころの話らしく、潔は海外へ行ったことが無い。
    ・しかも似たようなストラップをカイザーも持っていると見せられたがやはり記憶にない。とにかく勘違いだと言い張って、カイザーも海外へ行ったことがないのであればそうなのだろうなと納得し、以前より緩和したが、通常通り潔を揶揄う態度に戻る。
    ・振り回されながらも謎の不安に駆られたその日に潔はストラップを強く握りしめながら床に就く。
    ・そして一つの夢を見ることになる。金髪の少し汚れた身なりをした男の子が泣いている夢だ。同じ目線の自分はその子の頭を撫でている。それだけの夢だった。その少年はどこかカイザーに似ていた。
    ・起きてぼーっとする頭をそのままに食堂へ向かうとまた鉢合わせたカイザーに軽く何かを言われる。寝起きで働かない頭はまた怒りのスイッチを入れてカイザーへの反論する言葉を紡ぐ。「あの頃はまだ可愛げがあったのに、どうしてこんなマウント野郎に育っちまったんだろーな」みたいな。
    ・お互い固まる二人。潔は自分で言ったにも関わらず疑問符でいっぱい。「悪い、忘れてくれ」でその日の会話は終了。
    ・再度ストラップを握って寝ると、目の前にカイザーがいた。カイザーの視線の先には昨日の少年と、その前にしゃがみ込む黒髪の子供がいる。
    ・金髪の男の子は足を怪我しているのか中々泣き止まない。黒髪の男の子は持っていたハンカチを不器用ながらも巻き付けて笑って励ましている。
    ・どうにもその顔は見たことがあり、というか実家にあるアルバムを独占している子供の顔にそっくりだ。そう、潔の顔に。
    ・そして、あのハンカチも小さい頃自分がなくしたと思っていたハンカチだと気づく。
    ・暫く流れるその内容を二人はただ無言で眺めていた。黒髪の少年は常にその場に居座っており、金髪の少年が都度その場に訪れるといった感じだ。
    ・そんなる日、黒髪の少年は「帰らなくちゃいけない、これをあげるから俺を忘れないで、いつか絶対会おうね」と言って次の日から本当にその黒髪の少年は現れなかった。
    ・映像が終わると何もない黒い空間が広がり、目の前のカイザーと潔だけがその場に浮かび上がる。「んで、俺の過去を除いてどうするつもりかな?世一くん」「別にわざと見ようと思ったわけじゃない、ただ、そうだな、凄く懐かしい感じだ」「でもお前は海外へ出たことはない、そうだろ?」「あぁ、だからあの黒髪の男の子は俺じゃないんだ」そこで目が覚める
    ・練習で鉢合わせた時のカイザーの表情からしてやはり同じ夢を見ていたようだと確信する。
    ・知らないことはどうにもできんと思い、サッカーに支障をきたすのも嫌だからと考えて今後これ以上深く考えないようにしようと決めて立ち上がる。するといきなり強い眩暈に襲われる。逆らえず閉じていく意識と視界の端には机の角が迫っていた。
    ・カイザーは倒れた世一を急いで医務室へ運び込むが、どうにも打ち所が悪く、目覚める目途も後遺症が残ることも懸念されるらしい。テレビで見る殺人事件でもあの程度の衝撃で簡単に人は死んでいたと、肝が冷えていく。
    ・不安な気持ちを持ちつつもその日は眠りにつく。次の日の朝目が覚めると目の前に潔がいた。
    ・目が覚めたわけではなく、幽体離脱の状態らしく、他の者には見えない。
    ・2日ほど経つと、「あ、俺もう戻らなきゃ」と言って消えていく。
    ・起きた潔は「あー、えっと、ただいま」って言う。そのままの意味で受け取ったカイザーは素直じゃないにしても良かったね~って感じで話すけど、それ以降何故か潔が寄ってくるようになり、????なんだこいつってなる。
    ・「話したいことがあるんだけど」って言われて、着いて行ったら「俺、昔事故ったことがあって、そん時も今回と同じように目が覚めなくて」ってところで直ぐに察したカイザーにハグられる。
    ・「クソ遅いし、まじで何度も否定したこと許さない」って言いながらも肩口に顔を埋めるカイザーの頭を撫でながら「お待たせ」でハッピーエンド。そして気付いたらストラップが二人の元からなくなっていた。
    ・纏めると、昔拾ったストラップには運命の相手を引き寄せる御守りで、多分神様は潔を可愛がっていたけど、昏睡状態やばいんじゃ~~~ってなって、あー、でも今なら私の力発揮できるかも~~~って幽体離脱みたいな状態で運命の相手に会わせる的な話。
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    AKtyan5560

    DONEブルーロックにハマりました
    凪と潔は同じ大学に通い、同じチームにいた。青監獄を出てから凪と潔はお互い信頼できる相手としているが、凪だけはずっと潔に片思いしていた。ある日潔が凪無自覚にに恋をしそれか恋に気づき、2人が付き合うまでの話し
    肉食獣は小動物を喰らう光が注ぐ朝君と歩む毎日は美しく幸せで、絶対ゴールを決めると競い合う毎日が刺激的で、そして君と人生を歩むと決めた日最高の日を、一生忘れないだろう。
    海外の大学に通う潔は、専攻講義を聞きながら後半の練習の事を考えていた。今日は何をやったら良いだろうと、練習メニューを組み立てていると講義が終わり部屋を出る。大学の人気の無いベンチで手作りの弁当を食べていると、影が出来て彼が来た事を知った。
    「凪!」
    潔の声に何時もの無表情で凪は隣に座ると、潔の髪を梳き撫で応える。
    「潔終わったよ」
    凪の講義も終わり、潔の作った弁当を食べ始める凪に潔は優越感を感じると、凪が美味しそうに食べるのに潔も嬉しい気持ちで箸を進めて行く。凪とのご飯は美味しく、食べ終わると自然とサッカーの話しになるのは、お互いサッカーを本気でしているからだろうなと思いながら、凪といる心地の良い時間に浸る。
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