推し香水メモ作品 イナズマイレブン
半田真一
雷門中学校2年 ポジションはMF
茶色の髪と瞳で、 双葉のアホ毛が特徴。 くりくりした大きい目が可愛い子です。 髪は標準的な男子中学生よりはちょっと長め。 もみあげにあたる部分の髪がキュート。 声は高めで声変わり前だと思われます。 (CV下野紘)
詳しい身長は出ていませんが男子中学生の標準くらいだと思います。 サッカーは見るのもやるのも好き。
ザ·男子中学生で、 クセの強い面子が多いなか、 唯一と言って良いほどの「普通の男の子」です。
ただ本人はそれがコンプレックスなようで、 突出した才能がなく、 何事も中途半端である自分にとても悩んでいる子です。他人からそう言われるなどの描写はないのですが、 周りにサッカーの才能溢れる男の子が多いので余計にコンプレックスが刺激されたせいか本人はずっとそれを気にしています。
けれど、最初は主人公とマネージャーのみだったサッカー部にもう1人の同級生と入部して以来、 文句を言ったりすることはあってもやめることなく、 過酷なことが多々強いられたサッカー部で居続けたことは十分彼の才能の一つであると私は考えています。
余談ですが、 半田真一という名前を縦書きして真ん中で割ると左右対称になるというギミックが隠されていたりします。 名前は真っ二つに締麗に割れるのに彼自身は自分が半端であることを気にしているという対比がしんどいです。
彼が中学生のときのシリーズは全3期で、 全国優勝を目指す1期では初めはグラウンドが借りられない日々が続いたことでくさっており、 冒頭では部室で学ランのままコミック誌を読んでいました。 けれど廃部の危機に陥り主人公の熱意とその幼馴染のアシストによりやる気を取り戻し、特訓に精を出すようになります。
チームメイトたちと練習を重ね最後には優勝を掴み取るのですが、 喜びも束の間宇宙人が攻めてきて、 戦いを強いられることになります。ここから2期の内容なのですが、 彼はかなり冒頭の方で敵によって怪我を負いチームから離脱してしまいます。 ゲーム版ではその後も時折主人公たちと連絡を取っているのですが、結局最後の戦いまで戻ってくることはありません。
主人公たちがとうとう敵を倒し、 半田たちが待っている雷門に帰ろうと戻ると、 そこには敵の手に落ちた半田や主人公の幼馴染の姿が。 強大な敵との戦いで疲弊し、 より力を欲した彼らは敵の持つ、 カが増幅される石を受け取り主人公たちに立ちはだかります。 (俗に言う闇堕ち)この時敵にまわったメンバーの容姿はどこかしら変わっているのですが、 半田は以前よりつり目になり髪がボサボサしていてとても可愛いです。 その試合では今まで出したことのない必殺技を出したりもします。
結局主人公たちに倒されて正気に戻るのですが、 この時の試合での彼の発言から、 試合を一緒に戦い抜くだけの強さが欲しかったという願いが垣間見えたり、 とても大きな意味を持つ試合だったんだと思い出すたびしみじみしてしまいます。
3期は世界大会編ですが、 彼は雷門の初期部員3人の中で唯一代表選考会にも呼ばれず、あまり出てきません。 唯一呼ばれなかっただけでなく後輩が選ばれたりしているのを彼が一体どういう気持ちで受け止めたのかと思うと胸が痛くなります。 わかっていた、 頑張れよと笑って家に帰った後できっと泣いたんだろうなあと思います。
世界大会で主人公たちが勝ち抜いていく中、 日本にいる仲間と連絡をとったときに、 半田が主人公の代わりに部員が激増した雷門サッカー部をまとめていることがわかるのですが、明るく主人公たちに挨拶する彼を見て涙が出ました。
14歳時点の彼に彼女はいませんが、 きっと気立てのいい優しい子と出会うはずです。 彼自身自分のコンプレックスとは別に他人のことを考え励ますことのできる優しい人なので、彼女ができたらそれはもう大切にしてくれるんじゃないかなと思います。