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    はるもん🌸

    @bldaisukiya1

    BL小説だけを書く成人です。

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    はるもん🌸

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    魏嬰、人間に戻るとお調子者に戻る。

    魏無羨、犬になってしまう(嘘だろ…?!俺が…犬?!)

    池を覗き込み、魏無羨はその場で気絶した。すぐに藍忘機が倒れている犬を見つけ、近くに落ちている服でその黒い犬が魏無羨なのではないかと連れ帰る。静室で目を覚ました魏無羨はキュウと鳴き、藍忘機の膝にすがりつく。己の前足を見て

    魏無羨は鳥肌が立った。まごうことなき犬だ。藍湛、どうしようと目を潤ませて彼を仰ぐ。
    「やはり君は魏嬰なのか」
    「わん」

    魏無羨は自分の鳴き声に恐れ、尻尾を丸めて藍忘機の服に隠れるように体を小さくした。

    「私がいる。怖くない」
    よしよしと頭を撫でられる。

    「きっと元に戻る」

    邪祟の影響である事は予想ができた。今朝、犬に似た人形を藍景儀が持っていた。
    悪い気を放っていた為、取り上げて処分をしたのだ。

    翌日、元の人間の体に戻っていた。

    「藍湛!戻ってる!」
    「うん。良かった」
    「あのままじゃあ藍湛のここの世話もできないからな。よしよし」

    魏無羨は藍忘機の緩く立ち上がりかけているソレを撫でる。

    藍忘機は魏無羨を見つめた。少し眉が寄っていた。
    覚悟はできているんだろうな、とでも言いたそうだ。

    魏無羨は肩頬を上げ、上半身を脱いだ。



    「来いよ。昨日のお返しだ。今度は俺がお前を撫でてやるよ」



    fin.
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    recommended works

    tuduri_mdzzzs

    DONE※シブに魏嬰の分と結をまとめてUP済。
    このあとは結書く。
    実は龍の化身である藍忘機の話藍湛視点


     藍忘機は緊張していた。何故なら魏無羨と恋仲になれたのはいいが、絶対に受け入れてもらわねばならない大きな秘密があったからだ。思いが通じ合ったのは天にも昇る心地であったが、これから明かさねばならない秘密が、藍忘機の心を深く沈めていた。

     藍忘機は龍の化身である。

     いや正確に言うならば龍神の使いなのである。藍氏本家直系は龍神の使いとして代々、人の身と龍の身、この二つの身を持っているのである。

     しかしそれを知るものは直系の人間とその伴侶以外いない。

     外弟子は当然ながら、内弟子でも知らぬことだ。しかし逆に伴侶は知らねばならない。知って、この事実を受け入れなければならない。何故ならば直系の子との間に子を産めば、それは龍の身となって産まれてくるからだ。大抵の者は自らの産んだ子を見て発狂する。母が二人も産めたのは今にして思えば奇跡だと、否、二人目までは大丈夫な者も多いのだそう。次こそはと願いその希望が叶わなかった時、ぽきりと心が折れてしまうと、いつだったか聞いた。それでも愛しまぐわうならば知らねばならない。龍の精を受け入れれば、男女に関係なく孕んでしまうのだから。
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