Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    はるもん🌸

    @bldaisukiya1

    BL小説だけを書く成人です。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 66

    はるもん🌸

    ☆quiet follow

    魏嬰、人間に戻るとお調子者に戻る。

    魏無羨、犬になってしまう(嘘だろ…?!俺が…犬?!)

    池を覗き込み、魏無羨はその場で気絶した。すぐに藍忘機が倒れている犬を見つけ、近くに落ちている服でその黒い犬が魏無羨なのではないかと連れ帰る。静室で目を覚ました魏無羨はキュウと鳴き、藍忘機の膝にすがりつく。己の前足を見て

    魏無羨は鳥肌が立った。まごうことなき犬だ。藍湛、どうしようと目を潤ませて彼を仰ぐ。
    「やはり君は魏嬰なのか」
    「わん」

    魏無羨は自分の鳴き声に恐れ、尻尾を丸めて藍忘機の服に隠れるように体を小さくした。

    「私がいる。怖くない」
    よしよしと頭を撫でられる。

    「きっと元に戻る」

    邪祟の影響である事は予想ができた。今朝、犬に似た人形を藍景儀が持っていた。
    悪い気を放っていた為、取り上げて処分をしたのだ。

    翌日、元の人間の体に戻っていた。

    「藍湛!戻ってる!」
    「うん。良かった」
    「あのままじゃあ藍湛のここの世話もできないからな。よしよし」

    魏無羨は藍忘機の緩く立ち上がりかけているソレを撫でる。

    藍忘機は魏無羨を見つめた。少し眉が寄っていた。
    覚悟はできているんだろうな、とでも言いたそうだ。

    魏無羨は肩頬を上げ、上半身を脱いだ。



    「来いよ。昨日のお返しだ。今度は俺がお前を撫でてやるよ」



    fin.
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    遭難者

    MOURNING前に書いたやつを手直ししてアップ。しかし手直しになっていない(笑)
    半年以上の自動翻訳との葛藤により、自動翻訳風文章から抜け出せないでいます。
    日ラジドラのテーマソング聞いて妄想したやつです。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーー

     窓から入る風が心地よい。

     日が沈むにつれ冷たくなっていく空気は、少し体温の上がった体に最適だ。
     「まさか、こんなことになるとはな……」と考えながら、魏無羨は今日もまた天子笑を口にしていた。

     雲深不知処に二人で戻って来て以来、静室で酒を飲むのは当たり前のこととなっている。
     道侶となったことも驚きだが、あの藍忘機がここで酒を飲むのを黙認しているとは、それどころか時には自ら運んでくるようになるなんて…あの頃の誰が想像出来るだろう。

     天子笑の酒壺を見ながら「ぷっ」と吹き出した魏無羨を藍忘機は不思議そうに見た。

     「…?」

     「いや、この酒とは本当に縁が深いと思ってさ。藍湛と初めて会った時も、俺こっそり天子笑を持ち込もうとしてたなぁ~って。」

     「…こっそりしていたか?」

     「してた!それなのにわざわざ見つけ出してあんなに怒るとは…あー、でも必死に怒ってた藍湛は可愛かったなぁ~」


     当時、徹底して規則を守る藍忘機と奔放な魏無羨とは幾度となく対立し、剣まで持ち出すこともあった。共犯に仕立て上げようした時ですら自身が尺で打たれようと 4365