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    たらpoipiku

    同性同士も異性同士も恋情も友情も割となんでも食べる。
    あわないものは次からは食べない。
    左右も気にしないタイプ。
    短い会話しか書けない系。
    今はダイ大。勇者と大魔道士のコンビが好き。
    みんな好き。
    先代勇者と先代大魔道士と占い師と姫さんを贔屓にしがち。
    キャプションに明記なければダイ+ポップです。
    ×要素は殆どないはず。

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    POIPOI 66

    たらpoipiku

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    師匠+ポップ

    本編最終回わりとすぐにこんな一幕があるかもなと。
    マトリフ師匠とポップの会話。
    獄炎のマトリフ師匠のノリもスッキです(感想)

    ##ダイ大本編終了後
    ##魔法使い師弟
    ##romosoku0326

    大魔道士は追いかけたい ポップが目覚めると己の師匠が覗き込んでいた。
     少し視線をめぐらせると見知った光景であると認識できる。此処はマトリフの住処で、自分が横たわっているのはおそらくマトリフのベッドだ。
     しかし自分が此処に居る理由がわからない。
    「し」
     声も思うように出せない。
    「目ぇ覚めたか、そっから動くな」
     マトリフは盛大に溜息をつきながら、ベッドの近くの椅子に腰を掛ける。師であるマトリフの体がいつも以上に重そうだ。
     あぁ、弟子であるおれがベッドを占拠しているわけにはいかない。起き上がらねば。
     しかしポップ自身の体も重い。体の中を何かが暴れていて内腑を焼いているような感覚に苛まれる。体力が尽きたとか怪我をしているとかそういうわけではなさそうだが。そうだったとしてもおそらく目の前の師匠が回復呪文をかけてくれているであろうし。動けない理由は判然としないが、ひとまず起き上がってベッドを代わることをポップは強く意識する。そう、起き上がって、それからダイを。
    「いいから動くな」
     そうはいかないとポップは回復呪文を己にかけようとする。が、発動しない。
     おかしい、少し眠っていたようだから魔法力は回復しているはずだが?
    「おまえにマホトーンをかけた」
     師匠が呪文封じを用いた理由がわからない。わからないがひとまずポップは己を覆う魔法力の幕を内側から破ろうとする。
    「いい加減にしやがれ!ベタンとラリホーマをぶちかますぞ」
     なおも抵抗するポップに業を煮やしたマトリフは、普段なら決して口にしないであろう言葉を更に続ける。
    「そうなるとオレがどうなるかわかってんのか?オレを死なせてぇのか」
     途端にポップは魔法力の発動を停止した。そして自分が全く冷静でないことを自覚する。そこまで言われなければ、自分が師匠に無理をさせていることに気づかないとは。
     いや、そもそも自分の現在の状況すら理解できていない。
     目が覚める直前の自分はどんな状態だった?
     ダイを探して、探して、探して。なのにダイが見つからなくて、それから。
    「状況がわかってねぇようだな。順を追って説明してやる。おまえ一人が落ちてきて、アバンのフェザーで魔法力を回復させてトベルーラでダイを探し始めたのは覚えているな?探し続けて魔法力が尽きて、アバンがフェザーを渡さないとなったらカール軍の砦に飛んで事情を知らない兵士から魔法の聖水をもらってまた飛んで。誰が何を言っても聞きゃしねぇし、そもそも飛んでいるおまえを捕まえられるヤツがいねぇってんでアバンがオレんとこへ来てな。それでオレとアバンでおまえを捕まえて、オレがここに連れてきた」
     ルーラ、ラリホーマ、マホトーンあたりを使われて捕まえられたのだろうかとポップは想像する。確かにそうでもしなければポップを止めることなどできないだろう。
    「探しに行きたいだろうがな。おめぇ、魔法力の暴走が始まっているじゃねぇか。聞けば回復呪文を使えるようになってザオリク級の回復力をみせたって。ベホマも連発しただろうしメドローアも何発も撃っただろう。そっからそのあとも休みなくとか死にてぇのか。ったく数日は魔法を使うな」
     言い切るとマトリフはぐっとポップを睨みつけた。ポップは納得はしないだろう。が、納得せずともいい。とにかく休んでくれれば。
    「なんだ何が言いたい…?」
     はくはくと口を動かすポップの口元に耳を近づけると、小さく掠れる本音を拾うことができた。「いい」「いきたい」と。
     思わずマトリフはポップの頬を張り飛ばす。
    「いいかげんにしやがれ。若いおめぇに世界の命運を託さにゃならんわ妙な声が聞こえてくるからヤバそうなところに飛んで爆弾を凍らせにいったら弟弟子と再会するわ死んだと思ってたダチがあらわれておめぇが無茶苦茶しやがるから止めてくれって頼んでくるわアバンもとりあえずぶん殴りたいのにおめぇが暴走してるからそれどころじゃねぇわ。そしたらおめぇは目が覚めたらまた無茶しはじめて挙句に死んでもいいだと!?こっちの気がもたねえよ!おめぇらそんな無理してぇなら先にオレを殺してから行け!」
     マトリフの剣幕があまりにもあまりで。頬がじんじんと痛むけれど、ポップは「悪かったよ」とだけ呟く。
     マトリフは「おう」と短く答えながらポップの頬に回復呪文をかけはじめた。かけるほどでもねぇのにな、とポップは思ったが、それを口に出すのは無粋だともわかっていた。
    「まぁな、一緒に逝きたかったって気持ちはわからんでもないが」
     そう、ポップの師は友人に何度もおいていかれた人だった。こんな気持ちを何度も覚えたのだろう。
    「とりあえず今日はもう寝ろ。眠れねぇってんなら目をつぶれ。軽くラリホーをかけてやる。心配すんなそれぐらいならオレも負担になんねぇよ」
     しかしポップはじっと目を開けてマトリフを見ていた。
    「オレの寝床が気になるのか?アバンがカール軍から借りてきたのがある。あと、おまえは最低でも3日は魔法禁止だ。そっからは様子を見ながら、だな。オレが許可するまで使うんじゃねぇ。面会も禁止にしてある。おまえのことだから面会に来たやつを口八丁でだまくらかして抜け出そうとしそうだからな」
     ポップはわかったと答える代わりにゆっくりと瞬き、右の手を毛布から少し出す。
    「おまえが回復したらオレはアバンを殴りに行くから付き合え。オレもおまえがダイを殴るまで付き合ってやらぁ」
     マトリフがそう言いながら手を握ってやるとポップはようやく目を瞑った。
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    たらpoipiku

    MOURNINGたまきず時空にて、最終決戦の深層神殿へ行く前夜の会話だけ。
    マトリフ師匠とアバン先生とクロコダインを呑ませたいなと思ってたら、ホントに中身のない会話をしはじめて、まとまらず。呑んだくれているのでテンポもあがらず。
    これ以上、どこにも話が行きそうにないので、とりあえずアップしてみました。

    本当は、師匠が寿命で亡くなってもミラドで逢えるかもって話もしようかと思いましたがそぐわない気がしたのでカット。
    絆の旅路-捏造7章5.6話の別の部屋 呑んだくれな大人たち-マトリフとアバンが割り当てられた部屋にて。
    外で寝るなら床で寝てもいいだろうと誘われたクロコダインがかなりの酒瓶を消費している。



    マトリフ
    「ってぇことは、おめぇが凍ったハドラーをかっぱらった張本人か!」

    アバン
    「マトリフ。『かっぱらった』は無いでしょう。当時のクロコダインの立場からすれば『頼まれて、取り返した』ですよ」

    マトリフ
    「うちの弟子が地面を火炎呪文で掘ったことがある。それはおめぇさんに倣ったってハナシだが。それの大元があの時のハドラー強奪たぁね」

    アバン
    「どこで縁が繋がるかわかりませんね」

    マトリフ
    「オレが使うには気持ちのわりぃ言葉だが、これもピラの言葉を借りると絆が繋がったってやつかね」

    クロコダイン
    2122

    たらpoipiku

    DOODLE絆の旅路7章のネタバレあり。
    ダバの里の後、深層神殿まで。
    ポップとレオナと少しダイ。

    ダバの正体を知った後にこんな会話をしてたら楽しいかもな、という想像です。
    レオナも呼ばれるかもしれないねっていう会話をしています。


    実際のシナリオと整合性がとれてない可能性大ですし何でも許せる人向け。
    絆の旅路-捏造7章5.1話 魔法使いと賢者の密約-レオナ
    「わかったから、単独行動しないから。最低でも誰かと2人、基本は3人でしょ。ゴメちゃんとメルルと一緒にいるようにするわ。あたしに何かあったらゴメちゃんについててもらって、メルルがダイ君たちに連絡をいれるようにするから」

    ダイ
    「ほんとうにわかってる?」


    レオナ
    「わかってるから!出発までの間、バランに稽古をつけてもらうんでしょ。行ってらっしゃい」

    ダイ
    「うん、行ってくる」

    レオナ

    「……」

    ダイ
    「ほんとうに大丈夫かなぁ」

    レオナ
    「いいから!はやく行きなさい!」

    ダイ
    「行ってきまぁす!!」




    ポップ
    「どうしたんだよ」

    レオナ
    「あたしがポップ君のようにゼバロに呼ばれるんじゃないかって心配みたい」

    ポップ
    「魔法使いのおれが元勇者のゼバロに呼ばれたってこたぁ、賢者の姫さんも呼ばれるかもしんねぇもんな」
    1425

    たらpoipiku

    DOODLE魂の絆のラストのネタバレありまくり。

    最終決戦の深層神殿へ行く前夜。
    それぞれがこんな会話をしてたかもな、という想像です。
    まずはダイとポップとレオナ。

    もどった場合の記憶の有無は完全に想像です。ただ、正式な手続きで呼び出されたわけじゃない(世界の秩序を保つロウィに呼び出されていない)キルは記憶を保持し続ける気がします。

    実際のシナリオと整合性がとれてない可能性大ですし何でも許せる人向け
    絆の旅路-捏造7章5.5話 深層地下神殿近くの街の宿屋にて-決戦前夜レオナ
    「あ、ダイ君、丁度いいところに。今晩の部屋割りなんだけど」

    ポップ
    「今晩の?いつものでいいじゃねぇか」


    【いつもの部屋割り】
    ・ダイ、ポップ、ゴメ
    ・マァム、レオナ、メルル、ピラ
    ・アバン、マトリフ
    ・きずゆう、ノヴァ
    ・ヒュンケル、ラーハルト
    ・バラン


     補足/野宿
    ・ベッドにおさまらないクロコダイン(ときどきノヴァときずゆう)
    ・ハドラー、フレイザード、ヒム


    レオナ
    「ポップ君、明日は深層地下神殿へ行くでしょ。そしてゼバロを倒したら元の世界にそのまま戻るかもしれないわ」

    ポップ
    「ピラの言うまんまなら、おれとダイはロモスに向かう船の上へ戻るんだっけか。ってこたあ、それぞれ最初に呼び出された時間にってことだな」
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    たらpoipiku

    DOODLE姫とポップの会話「破邪の秘法を手に入れたいのよ!」のおまけhttps://poipiku.com/3116479/8484548.html

    上を出力したら、今度は脳内でポップと師匠が会話しだしたので出力しました。
    破邪の秘法を手に入れたいのよ!の後のポップとマトリフ「てことで師匠、姫さんたちも一緒に行くことになったんだ。ちょっとでも洞窟の攻略のリスクを下げてえから。師匠んとこになんか資料あったら貸してくんね?ってなんだよ、その顔。師匠がこうなるように仕組んでたのかよ」
    「いや、姫から事前の連絡はあったがな。洞窟に向かうのにおめぇを巻き込むから、おめぇが1人で行こうとしたら足止めしてくれってな」
    「姫さん…手回しはええよ」
    「オレとしては姫の同行は賛成だ。でなきゃ、おめぇは1人で洞窟に行くつもりだったろ」
    「だって、あの洞窟の攻略は魔法が使えるヤツらのが有利だろ。パワーやスピード自慢の連中を連れてくよりはおれ1人の方が小回りがきくって思ったんだよ」
    「アバンを動かせねえ前提なら、姫の提案したパーティが最適解だろうが。旅慣れて軽い怪我なら自分で治せるレーダーに、回復呪文が使える近接戦闘職、おめぇより頭がキレておめぇより腕力のある賢者姫。前も洞窟内で女4人でミナカトールでリレミトしたんだろ?今度もなんかあったらそれで緊急退避できらあ」
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