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    たらpoipiku

    同性同士も異性同士も恋情も友情も割となんでも食べる。
    あわないものは次からは食べない。
    左右も気にしないタイプ。
    短い会話しか書けない系。
    今はダイ大。勇者と大魔道士のコンビが好き。
    みんな好き。
    先代勇者と先代大魔道士と占い師と姫さんを贔屓にしがち。
    キャプションに明記なければダイ+ポップです。
    ×要素は殆どないはず。

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    POIPOI 67

    たらpoipiku

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    「果報を寝て待つ」
    https://poipiku.com/3116479/5746166.html
    は、60話でダイと会って戻ってきて寝ている(かどうか不明な)ポップと、それを見ている姫さんの1シーンで。

    これは実際に2人が会話してしまったらどうだろなってのがこの「果報を寝て待つ 別アレンジ」
    話の流れはほぼ同じ。なのに出力したかった。
    二次創作だからいいかなって。

    ##ポップとレオナ

    果報を寝て待つ 別アレンジ テランからルーラで戻ってきたポップは、できるだけ目立たないように砦から少し離れたところに着地した。それからできるだけ皆に見つからないように静かに移動して砦の中に入った。歩哨に「ただいま」とだけ伝え、与えられた部屋へ足早に移動した。そして手早く夜着として与えられた布の服に着替える。あとはランプの灯を消してベッドに潜り込むだけだ。本当は起きてダイが戻ってくるのを待っていたい。しかし、眠らずに待っているのを知ればダイは余計に気遣うであろうことは想像に難くない。眠れるとは思っていない。せめて体を横にして休んでいたという実績だけは作っておきたい。ダイの耳に「起きて待っていた」なんてことは入れたくない。それに
    「ポップ君、ダイ君は?!」
     そう、部屋に入ってきたこの姫君と顔をあわせたくなかったからだ。ポップは辛うじて舌打ちをこらえ「おやすみ!」とだけ言い残してベッドにもぐりこむ。これで逃げ切れるとは思ってはいない。が、逃げの熟練者としては逃げを試みずにはいられなかった。
    「ポップ君!」
     やはり大魔王もとい姫君からは逃げられない。レオナはポップの被るブランケットを強引に引きはがした。
    「えっちぃ!冷える!おれも一応は病み上がり!!」
     しぶしぶとレオナはポップにブランケットを返す。気は強いが根は優しいお姫様である。ポップも仕方なくブランケットにくるまりながらベッドに座る。沈黙が二人の間で踊る。ポップはハタと気が付く。よく考えればこれはマズイのではないだろうか。夜にベッドのあるところに男女で二人。言葉にするとあまり良くない気がする。気がするが
    「ま、おれと姫さんだし、大丈夫か」
    「何が?」
    「あ、いや別に。おれ、寝たいんだけど」
    「だからダイ君は?!」
     ポップは口を引き結ぶ。できれば何も言いたくない。どうしてダイが飛びだしたのか、今どんな心境なのか。もしたとえ他の誰かにいう必要ができたとしても、目の前の姫様にだけは言いたくない。ポップはいつもの自分の口調を意識しながら答える。
    「ダイ、見つからなかった」
    「見つからなかった?」
    「もう疲れてさ、帰ってきちまったよ」
    「ふぅん、そう」
     レオナはポップの顔をじっと覗き込む。美姫に顔を覗き込まれている。それはそれは有難い状況ではあるが、ポップの心境としては厳格な尋問官を前にした哀れな民の気分でしかない。
    「キミね、テランの時と同じ顔をしているわよ」
     審判がくだされた。ポップは彼女の読み上げる内容を静粛に拝聴するのみである。
    「ダイ君には会えたのね。キミがダイ君の安否もわからずに戻ってくるわけないもの。本当に会ってないなら誰かに魔法の聖水を借りて飛び回るのに、それもしていない」
     ポップは再び口を引き結ぶ。全身で「もうやだ、このお姫さま」と表現しているが、それが彼女に伝わっているかどうか。
    「あたしたちに会わずに眠ろうとした。ダイ君が絶対に戻ってくるつもりがないならキミはそれをあたしたちに言って今後のことを話し合うわ。それともダイ君と共にいることを選んでキミも帰ってこなかったか。キミがここにいるということは、ダイ君は戻ってくる可能性はあるのね?キミ、泣いたんでしょ。目が赤いわよ。何を話したの?」
     ポップはたまらず顔を背けようとする。が、両の頬をガッシリとホールドされてしまい逃げることもできなくなってしまう。
    「もしかして。キミは自分が戻って黙って寝ちゃえばそれを知ったあたしが『ダイ君が無事でいること』に気づいて捜索を縮小することも考えたの?キミ、あたしのことを買い被りすぎじゃない?」
     現に気づいてるじゃねぇか……とポップは言い返したいが両の頬を抑えられて口を動かしづらい。
    「どうなの?」
    「しゃべいにうい……」
    「ダイ君は戻ってくるの?」
    「ぜったい いわねぇ」
     ポップは張り倒される覚悟で答えた。しかし目の前の少女は悲しそうに目を伏せるだけであった。レオナは両手をゆっくりとおろし、ポップの頬は自由となったが、どうにも息苦しい。
    「ひ、ひめさん?あのさ」
    「そうね、あたしは姫だものね。姫の仕事に戻るわ。ひとまずダイ君の捜索を縮小していただくわ。大丈夫、ダイ君が戻ってきたときの目印になるように松明の量は多めにお願いする。それから、後の細かなことはフローラ様と相談するから。キミはもう休んで」
     事務的なことを淡々とレオナは述べる。さみしいと言いたげなその目にポップは絆されそうになる。ダイと何を話し方は一つとして言うつもりはない。が、せめて何かを。
    「あのさ、姫さん。姫さんはダイにとって大事なお姫さまなんだ」
    「黙って守られていろって?」
    「ちげぇよ、ダイが本当はどう思ってんのかは知らねぇけど。お姫さまにはカッコイイとこだけ見てほしいんじゃねぇかなって、おれが勝手に想像して、おれが言わねえって決めただけだから」
     レオナの表情が少し和らいで、「なにそれ」と言いながら呆れた表情になる。それはポップにとって馴染み深い表情だ。いつもどおりとはいわないが、この長い夜を過ごすぐらいの気力が彼女に戻ったと思いたい。
    「とりあえず姫さんは、ポップ君の力なんて”借りません”って思いながらダイを待てばいいさ」
    「そうね、ポップ君のような人の力は”もう借りません”。好きなだけ眠りなさいな」
    「”そりゃどーも”。”ありがとよ”。いやぁ、ゆっくりスヤスヤと寝ちまうわ」
     レオナはくるりと背を向ける。それから小さく「うそつき」と零しながら部屋を出た。
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    たらpoipiku

    MOURNINGたまきず時空にて、最終決戦の深層神殿へ行く前夜の会話だけ。
    マトリフ師匠とアバン先生とクロコダインを呑ませたいなと思ってたら、ホントに中身のない会話をしはじめて、まとまらず。呑んだくれているのでテンポもあがらず。
    これ以上、どこにも話が行きそうにないので、とりあえずアップしてみました。

    本当は、師匠が寿命で亡くなってもミラドで逢えるかもって話もしようかと思いましたがそぐわない気がしたのでカット。
    絆の旅路-捏造7章5.6話の別の部屋 呑んだくれな大人たち-マトリフとアバンが割り当てられた部屋にて。
    外で寝るなら床で寝てもいいだろうと誘われたクロコダインがかなりの酒瓶を消費している。



    マトリフ
    「ってぇことは、おめぇが凍ったハドラーをかっぱらった張本人か!」

    アバン
    「マトリフ。『かっぱらった』は無いでしょう。当時のクロコダインの立場からすれば『頼まれて、取り返した』ですよ」

    マトリフ
    「うちの弟子が地面を火炎呪文で掘ったことがある。それはおめぇさんに倣ったってハナシだが。それの大元があの時のハドラー強奪たぁね」

    アバン
    「どこで縁が繋がるかわかりませんね」

    マトリフ
    「オレが使うには気持ちのわりぃ言葉だが、これもピラの言葉を借りると絆が繋がったってやつかね」

    クロコダイン
    2122

    たらpoipiku

    DOODLE絆の旅路7章のネタバレあり。
    ダバの里の後、深層神殿まで。
    ポップとレオナと少しダイ。

    ダバの正体を知った後にこんな会話をしてたら楽しいかもな、という想像です。
    レオナも呼ばれるかもしれないねっていう会話をしています。


    実際のシナリオと整合性がとれてない可能性大ですし何でも許せる人向け。
    絆の旅路-捏造7章5.1話 魔法使いと賢者の密約-レオナ
    「わかったから、単独行動しないから。最低でも誰かと2人、基本は3人でしょ。ゴメちゃんとメルルと一緒にいるようにするわ。あたしに何かあったらゴメちゃんについててもらって、メルルがダイ君たちに連絡をいれるようにするから」

    ダイ
    「ほんとうにわかってる?」


    レオナ
    「わかってるから!出発までの間、バランに稽古をつけてもらうんでしょ。行ってらっしゃい」

    ダイ
    「うん、行ってくる」

    レオナ

    「……」

    ダイ
    「ほんとうに大丈夫かなぁ」

    レオナ
    「いいから!はやく行きなさい!」

    ダイ
    「行ってきまぁす!!」




    ポップ
    「どうしたんだよ」

    レオナ
    「あたしがポップ君のようにゼバロに呼ばれるんじゃないかって心配みたい」

    ポップ
    「魔法使いのおれが元勇者のゼバロに呼ばれたってこたぁ、賢者の姫さんも呼ばれるかもしんねぇもんな」
    1425

    たらpoipiku

    DOODLE魂の絆のラストのネタバレありまくり。

    最終決戦の深層神殿へ行く前夜。
    それぞれがこんな会話をしてたかもな、という想像です。
    まずはダイとポップとレオナ。

    もどった場合の記憶の有無は完全に想像です。ただ、正式な手続きで呼び出されたわけじゃない(世界の秩序を保つロウィに呼び出されていない)キルは記憶を保持し続ける気がします。

    実際のシナリオと整合性がとれてない可能性大ですし何でも許せる人向け
    絆の旅路-捏造7章5.5話 深層地下神殿近くの街の宿屋にて-決戦前夜レオナ
    「あ、ダイ君、丁度いいところに。今晩の部屋割りなんだけど」

    ポップ
    「今晩の?いつものでいいじゃねぇか」


    【いつもの部屋割り】
    ・ダイ、ポップ、ゴメ
    ・マァム、レオナ、メルル、ピラ
    ・アバン、マトリフ
    ・きずゆう、ノヴァ
    ・ヒュンケル、ラーハルト
    ・バラン


     補足/野宿
    ・ベッドにおさまらないクロコダイン(ときどきノヴァときずゆう)
    ・ハドラー、フレイザード、ヒム


    レオナ
    「ポップ君、明日は深層地下神殿へ行くでしょ。そしてゼバロを倒したら元の世界にそのまま戻るかもしれないわ」

    ポップ
    「ピラの言うまんまなら、おれとダイはロモスに向かう船の上へ戻るんだっけか。ってこたあ、それぞれ最初に呼び出された時間にってことだな」
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    DONE思いついたので一人飯するじょしょどのの話。台詞などでも西涼二直の中ではじょしょどのが一番食事好きな方かなと妄想…脳内で色々分析しながら食べてたら良いです…後半は若も。庶岱と超法前提ですがもし宜しければ。ちなみに去年の流星での超法ネップリと同じ店です。
    早朝、一人飯「これは、まずいな……」
     冷蔵庫の中身が、何も無いとは。すでに正月は過ぎたと言うのに、買い出しもしなかった自らが悪いのも解っている。空のビール缶を転がし、どうも働かない頭を抱えつつダウンを着るしかない。朝焼けの陽が差し込む中、木枯らしが吹き付け腕を押さえた。酒だけで腹は膨れないのだから、仕方無い。何か口に入れたい、開いてる店を探そう。
    「……あ」
    良かった、灯りがある。丁度食べたかったところと暖簾を潜れば、二日酔い気味の耳には活気があり過ぎる店員の声で後退りしかけても空腹には代えがたい。味噌か、塩も捨てがたいな。食券機の前で暫く迷いつつ、何とかボタンを押した。この様な時、一人だと少々困る。何時もならと考えてしまう頭を振り、カウンターへと腰掛けた。意外と人が多いな、初めての店だけれど期待出来そうかな。数分後、湯気を掻き分け置かれた丼に視線を奪われた。
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