Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    oriya16kf

    @oriya16kf

    織夜
    彷徨える小説書き
    X・BlueSky ID:@oriya16kf
    pixiv:https://www.pixiv.net/users/5619221
    感想フォーム▼
    https://forms.gle/YARDs26sMHt4F1MF9

    ▼闇のお嬢様オリヤさまへの感想はWaveboxへ(「藍より真愛し」連載中の間)
    https://wavebox.me/wave/axd37f2oq05oafc6/

    連載・イベント新作・R18とか置くためのポイピクです。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 🍀 💙 💜 💖
    POIPOI 61

    oriya16kf

    ☆quiet follow

    3日目前編
    「プリティwoman風」の
    【お金持ち実業家×貧乏大学生な曦澄】の続きです。
    厳密にはパロではないです。
    ※モブの大学生が出ます。



    最終掲載は支部予定。

    #曦澄
    #現代AU
    modernAu

    Tap to full screen (size:618x1132).Repost is prohibited
    ☺👍👍👍😭😭🙏💞💞💯👍☺❤❤❤❤❤❤💜💜💜💜💜☺☺☺☺💜😭😭💜😭😂💘☺☺😭💜💜💜💜💜❤❤❤❤❤💗😍👏❤❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    takami180

    PROGRESSたぶん長編になる曦澄その6
    兄上が目覚める話
     粥をひとさじすくう。
     それを口に運ぶ。
     米の甘味が舌を包む。
     藍曦臣は粥の器をまじまじと見つめた。おいしかった。久しぶりに粥をおいしいと感じた。
     添えられた胡瓜も食べられた。しゃりしゃりとしている。
     包子も口にできた。蓮の実の包子は初めてだった。さすがに量が多くて大変だったが、どうにか食べ切りたいと頑張った。
     食事を終えて、藍曦臣は卓子の上、空の器をながめた。
     たった三日で人はこれほど変わるものなのだろうか。
     首を傾げて、ふと気が付いた。
     そういえば、阿瑶は。
     あれほど、いつも共にあった金光瑶の影がない。目をつむっても、耳を澄ませても、彼の気配は戻ってこない。
     騒々しい町の音だけが藍曦臣を取り巻いている。
    「阿瑶」
     返事はない。当然である。
     藍曦臣は静かに涙を落とした。
     失ったのだ。
     ようやく、彼を。
    「阿瑶……」
     幻影はなく、声も浮かばず、思い出せるのはかつての日々だけである。
     二人で茶を楽しんだ。花を見た。幼かった金宗主をあやしたこともあった。
     そこに江宗主がいることも多かった。
     今やありありと目に浮かぶのは彼の顔だ。
     喜怒哀楽、感情を素直 2851