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    nanareeeen1

    ななれんじゃいの俺レベアカウント、ななれんです。主にえち文を上げます。

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    nanareeeen1

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    ES旬。
    尻切れトンボぉ…

    謎設定ですが、コンセプトはラプンツェルです笑

    自分の影の中にE旬くんを閉じ込めている受けのS旬。

    閉じ込められている側のはずなのにS旬がE旬に会いに影の中に来ると「いらっしゃい」って薄ぼんやりと微笑んで出迎えてくれるE旬。

    「3日と経たずに俺に会いたくなっちゃった?」
    「…うるさい」

    軽口を叩いてくるE旬にイラつくS旬。

    「そう邪険にしないでよ。ここはおしゃべり相手がいないんだ。閉じ込めてる本人なんだから、分かるだろ?」
    「……」

    とても囚われている側とは思えないほど飄々とした態度を取るE旬を見て、主導権は自分にある筈なのにまるでS旬の方がE旬に囚われているかのような不快感に晒される。

    事実、E旬へはS旬が自らの意思で会おうとしなければ会えない状況であるため、S旬がE旬に囚われていると言うのもあながち間違いではないが、S旬は頑なにそれを認めようとはしなかった。

    「…お前は、俺に閉じ込められている」
    「そうだね」
    「……俺の許可なしにどこへも行けないし、誰と会うこともできない」
    「分かってるよ」
    「っ…!なんでそんなに…!」
    「平気そうなのかって?」

    主導権を握れない苛立ちが隠せないS旬に、E旬がニヤリと笑いかける。
    その顔を見てギクリとしたS旬は、遅まきながらも癇癪を起こしそうになる気持ちをグッと堪えた。

    「くっく…必死になっちゃってカワイイね。 俺はね、旬。お前さえいれば他には何もいらないんだよ」
    「なに?」

    予想外の言葉に警戒を深める。

    「お前が俺をココに閉じ込めたのは何故?俺を誰にも見せたくなかったからだろ?」
    「それは……お前は俺の、弱かった頃だから…」
    「言い訳だな」

    言いよどむS旬の言葉をバッサリと切り捨てて、E旬が追い打ちをかけてくる。

    「お前は俺を独占したかったんだ。影の中で囲って、自分だけが見れて触れる、そんな場所に俺を連れてきたのが何よりの証拠だ。……お前の望み通りにしてやってるのに、何が気に入らない?」
    「……………っ……」

    「……ああ、わかった」

    苦々しい表情を浮かべて反論の言葉を探すS旬に、E旬が優しく語りかける。

    「俺に縋りついてほしいんだな?『ここから出して』と、そう言って泣き付かれたかったんだろ?俺からのお願い事を叶えてやる代わりに、何を要求するつもりだった?」

    「そ、…んな、ことは」

    愕然としつつもなんとか否定の台詞を口にするが、E旬は一笑に付した。

    「言えよ。ここには俺とお前しかいない。『自分自身』になにを躊躇う?」
    「……お、れ……俺は……」
    「ん?」

    「俺……お前に、……、っ!」

    気が付くと、必死に言葉を絞り出そうとするS旬の目の前にいつの間にか近付いて来ていたE旬の笑みが広がっていた。
    そのまま唇を奪われる。

    「……こうされたかった?」
    「……ッぁ、!」

    顔が離れたかと思いきや次は耳殻をやんわりと喰まれ、吐息が耳をくすぐる。

    「ふ、ぅ…!……う、んっ!」

    突然、待ち望んでいた状況に置かれて頭が付いてこないS旬は、ふらつく体を持て余して近くにいるE旬に縋りついた。

    「…いつまでも、ここでこうしていてもいいんだよ?ずっと側にいてあげる。ずぅっと、ね」
    「………ん、……」

    自分よりも背が高くなりガタイも良くなったS旬を支えて頭を撫でてやりながら、E旬はうっとりと微笑んで愛おしそうにS旬の事を見つめていたのだった。



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    nanareeeen1

    DOODLEトマ旬でシリアスなお題のやつ

    の、導入部だけになっちゃった笑

    続くかわからないです。
    続くとしたらこのまま記憶喪失ネタで突っ走りなが今まで集めて来たアイテム的なもので記憶が戻るも、何故旬君が自分の記憶を消したのか真意が掴めないため記憶がないフリをして旬君に近づくトーマスさんとかの様子が書きたいです。

    そしてこのお題が昇華しきれていないと思うのでちゃんとしたのをちゃんと書きます。多分…。
    それが最善だと信じた「水篠っ!」
    「!? トーマスッ!」

    思えば、アレを『最善』だと思い込んだ俺が間違っていた。

    頻発するレッドゲートの対処に追われ、いくつかのゲート攻略が間に合わずよりにもよってレッドゲートのモンスターがゲート外へと出て来てしまった。
    応援を請け駆け付けるとそこには「たまたま近くに用があったから」と言うトーマスがいて、彼の好意に甘えて共闘する事になったまではよかったのだが…。

    トーマスならばと背中を任せ、影の軍団を呼び出してモンスターを片していく最中。逃げ遅れた子供に気を取られモンスターを前に隙を晒してしまった。すかさず襲い掛かってくるモンスターに、子供を庇いながらでは回避が間に合わないと判断して一撃を食らう覚悟を決めた。
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