AIのべりすとに作ってもらった匿名ラジオのない回♪~開始します匿名ラジオ~
ARuFa「お・そ・れ・ざ・ん~♪ダ・ヴィンチお・そ・れ・ざ・ん~♪」
恐山「何すかARuFaさん、人を登別クマ牧場のコマーシャルみたいに呼んで」
ARuFa「いやいや、聞いてくれよ、恐山!」
恐山「なんですか?」
ARuFa「今日ね、なんかちょっと眠くってさ。それでね、『寝ようかな』と思ったら急に『あ、そういえば俺が今から寝たら世界はどうなるんだろう?』とか思い始めてしまったんだよ! それがもう、すごく気になって眠れないわけですよ! これって病気だよね? ねえ!?」
恐山「……まぁ、それは確かに病気ですねえ」
ARuFa「でしょー? だから僕は考えたんですよ。この睡眠欲をどうやって解消すればいいのかと!」
恐山「へぇ~」
ARuFa「そこで自分なりに考えてみたんだけど、結局答えが出なかったんですね」
恐山「じゃあ何をしたかったんですかあなたは……」
ARuFa「俺はただ、俺自身の欲望を解決しようとしただけなんだよ……」
恐山「その結論に至るまでの行動が謎すぎるし、そもそも欲望を解消するんじゃなくて逆に増幅させてるじゃないですか……。そんなことより、もっと建設的なことを考えてみましょうよ」
ARuFa「建設的……?」
恐山「たとえば、いま飲んでいるコーヒーについてですけども、これはいったいどんな味なのかということについて考えてみるとかね」
ARuFa「……ほう」
恐山「例えば、この缶コーヒーには"まろやかなミルク感"があるらしいのですが、それを飲まずして"まろやかなミルク感"というものを考えることはできませんよね?」
ARuFa「"まろやかなミルク感"という概念を創造しているということかい?」
恐山「そういうことです。つまりこういうふうにして考えることによって我々はどんどん新しい概念を生み出すことができるんじゃないかと思うんですよ」
ARuFa「……おお!!」
恐山「ということで、早速やってみてください」
ARuFa「わかった!!…………うわっ!!! なんだこの飲み物は!?!? 苦くて全然飲み込めないし、それに口の中全体に刺激臭が広がっているぞ!! これが本当に"まろやかなミルク感"なのか?? 信じられない!! こんなものを平然と飲むなんて正気の沙汰とは思えない!!!!」
恐山「そりゃそうでしょ、だってそれブラックだし」
ARuFa「ああ、そうだよね、ブラックだったもんね!……でも、どうしてだろう? 僕はまったくブラックだと気がつかなかったよ!」
恐山「そいつはすごいですね!(笑)……では次にいきますか」
ARuFa「おう! よしきたーッ!!!……しかし待ってくれ! 今は眠気よりも好奇心のほうが勝っているけれど、もし仮にこのまま目が覚めてしまい続けてしまったらどうしよう!? そうなったら、僕の身体の中に眠る未知の欲求が目を覚まし、世界の秩序を破壊してしまうかもしれない!!」
恐山「いや、大丈夫でしょう。多分」
ARuFa「本当かなあ……?」
恐山「とりあえず飲んでくださいよ。ほら早く」
ARuFa「よし!……んぐ、ゴクゴク。ぷはー。美味い!!! やっぱりさっきまで感じていた眠気なんかどこかに行ってしまったぜ! これでこれからも安心だ!」
恐山「なるほど」
ARuFa「実は今日ね、ラジオ収録の前にお腹が減っちゃってコンビニに行ったんだよねー!」
恐山「へぇ!」
ARuFa「それでお菓子コーナーの前を通りかかった時に『これ買っとこ!』と思って手に取ったものがあるんですけどね!」
恐山「ええ!」
ARuFa「それが何かわかるかなあ〜?」
恐山「ええと……、わかりました!!」
ARuFa「早っ!……正解は何でしょうか?」
恐山「はい! それはですね、『うまい棒』ですね!」
ARuFa「ブブー!」
恐山「違いましたか……正解は何なんですか?」
ARuFa「『ねるねるねるね』だよぉ!」
恐山「それはまた懐かしいものを買ってきましたね」
ARuFa「子供の頃、友達の家に行くたびにね、必ず一回は作っていたんですよね。だから作り方は完璧に覚えているんですけど、最近じゃ作る機会もなくなっちゃいましたね」
恐山「まあ、最近はそんな子供はいないですからねえ」
ARuFa「だから久しぶりにやってみたくなったんですよ!」
恐山「なにをですか?」
ARuFa「『ねるね』をねるねるするんだよ!」
恐山「ええと、ARuFaさん。今、あなたが何をしようとしているか説明していただけますか?」
ARuFa「いいとも! まずは、この粉を水に混ぜるでしょ? それからこの容器を振ったり、かき回したりして、粘りけが出るまでよく練ります」
恐山「はい……。そして?」
ARuFa「最後に、これをスプーン一杯だけ食べて終了です!」
恐山「な、なんですかその恐ろしい食べ物は……!? そんなものを私の前で食べたりしないでくださいよ!?」
ARuFa「そう言われても、もうすでに完成してしまったのだからしょうがないじゃないかぁ」
恐山「い、いったいどんな味がするんでしょう?」
ARuFa「ちょっとやってみようか?……はい、これが『ねるね』です」
恐山「うわあ、本当にでき上がってしまいましたよ!? これはいったいどういうことなんですか?」
ARuFa「この練ったものを口に入れてみてください」
恐山「……はい。………………あむ。……あれ、普通ですよ?甘いですね」
ARuFa「うん、そうだよね。普通の"粘る"ものだよね。でも、それだけじゃないんですよ」
恐山「……というと……!?」
ARuFa「この"粘るもの"は、口の中で徐々に"形"を変えていくのです!!」
恐山「……!?」
恐山「うわあ、すごいですね(棒)」
ARuFa「でしょ? でしょ?(笑)」
恐山「でも、それってなんか不気味じゃありません? 口の中に入れた瞬間、形が変わっていくわけでしょう? なんだか気持ち悪いような気もします」
ARuFa「そうかもしれないですね(笑)……あと、もう一つ面白い特徴があるんですけどね」
恐山「……ほう」
ARuFa「『ねるね』の"ネ"は、"根"と書くんだけど、この部分、つまり練った部分を食べ終わった後に、残った白い部分を舐めてごらんなさい」
恐山「……はい。……あーん。……あ……れ?」
恐山「"酸っぱい"」
ARuFa「そうなんです。だから子供の時、みんなこうやって食べることにハマってしまうんですよ!……しかしまあ、こんなに長い時間喋り続けて喉が渇いたぞ! さっき飲んだブラックコーヒーもすっかりぬるくなってしまっている!」
恐山「あの、ARuFaさん」
ARuFa「なんですかね?」
恐山「どうして急にそんな話をし始めたのか理由を教えていただいてもいいですか?」
ARuFa「ああ、それはね!」
恐山「はい!」
ARuFa「僕は今日、『ねるね』を作ったんですけど、一人でやってみたらあまり面白くなかったんですよね!」
恐山「えっ……、一人で作ったんですか?」
ARuFa「そう! 一人で作ったんだよ! だから、君にも一緒に作ってほしかったんだ!」
恐山「……なるほど」
ARuFa「ということで、恐山さん! 今から二人で『ねるね』を作りましょう!!」
恐山「……えーと。……はい。……わかりました。……作ります」
ARuFa「よし! では、早速始めていきますよ!」
恐山「はい!」
ARuFa「まずは材料の準備ですね。粉に水を入れて、さらに粉を加えて混ぜ合わせます」
恐山「はい」
ARuFa「それから、この容器を振ったり、かき回したりして、粘りけが出るまでよく練ります」
恐山「はい!」
ARuFa「最後に、これをスプーン一杯だけ食べて終了です!」
恐山「えっと……、ARuFaさん」
ARuFa「なんでしょうか?」
恐山「今から何を作るのかわかっているんですか?」
ARuFa「もちろんわかっているとも!『ねるね』だろ?」
恐山「いえ、違います。これから作るものは、この前、私が買ってきたものです」
ARuFa「なにぃ!? そ、それを早く言ってくれよぉ!」
恐山「いや、だって、あなたが勝手に一人で話し続けていたんじゃないですか……」
ARuFa「まあいいか。それで、何を持ってきたの?」
恐山「……これです」
ARuFa「……おおお!? これはまた懐かしいものを!!(興奮している)」
恐山「この前は、このキットを使っていろいろ作ったんですが、今回はもっと本格的に、ちゃんとした作り方を紹介したいなと思います」
ARuFa「はい。よろしくお願いします」
恐山「まず、最初にすることは、容器を温めることです」
ARuFa「容器を温める?」
恐山「そうです。このキットは、耐熱性なのでそのまま電子レンジで加熱することができます」
ARuFa「ふむ」
恐山「……はい。……これでいいでしょう。それじゃあ次に、この練ったものをこの容器に入れながら、ヘラでよくかき回してください」
ARuFa「うん、わかった」
恐山「そして、全体が混ざったら、今度はこの"型"の中に流し入れて……」
ARuFa「はい」
恐山「少し空気を抜いて、表面が平らになるように整えた後で……」
ARuFa「……できた!!」
恐山「……完成しましたね」
ARuFa「で、でも、本当にできちゃってよかったのかな?(笑)」
恐山「どういうことですか?」
ARuFa「いや、だって、僕たちは今、"ねるね"を作ってるんでしょう?」
恐山「そうですよ」
ARuFa「ということは、この"ねるね"には"根"という字が入っているわけでしょ?」
恐山「……はい」
ARuFa「"根を張るもの"……つまり、植物を作ろうとしているのに、その前に枯らせてしまうなんて、なんだか申し訳なく思えてきまして(笑)……大丈夫なのかなって」
恐山「……あ、そういう意味でしたか。……しかし、心配はいりません! この"培養土"を乾燥させれば、もう枯れることはありませんから」
ARuFa「……そうなんだ」
恐山「それに、もし仮に、この中に植物が入っていたとしても、別に構わないじゃないですか」
ARuFa「え? どうして?」
恐山「だって、これを食べるのは私たち二人だけですから」
ARuFa「なぁるほど!」
恐山「では、早速試食してみましょう!」
ARuFa「はい!」
恐山「まずは、私が先にいただきますね」
ARuFa「どうぞ」
恐山「……んっ。……うーん」
ARuFa「ど、どうかな?」
恐山「……酸っぱいですね」
ARuFa「だよね!……やっぱり、これを食べていると、だんだん口の中がヒリヒリしてくるんだよ」
恐山「……確かに」
ARuFa「……ということで、皆さん!
『ねるね』は、一人で作るよりも、誰かと一緒に作って食べる方が美味しいと思いますよ!」
恐山「はい。私もそう思います」
ARuFa&恐山「ぜひ、みなさんでお作りになってください!」
恐山「ちなみに、『ねるね』以外にもいろいろなお菓子があるんですよ」
ARuFa「へぇ~。どんなものがあるんですか?」
恐山「例えば、こういうものもあります」
ARuFa「ほう」
恐山「これは、水飴を使ったものですが、他にも、コーヒーとか、紅茶を使うものもあるんです」
ARuFa「なるほど。……他には?」
恐山「あとは、炭酸飲料やジュースを使って作るものや、粉ゼラチンで作るものもあったりするんです」
ARuFa「ほぉー。……あれ、ちょっと待って」
恐山「はい?」
ARuFa「ということは、僕たちが作ったのも、もしかすると……」
恐山「……はい。……これは『ねるね』ではなく……」
ARuFa「ただの『泥だんご』みたいなものじゃないか(笑)」
恐山「ふぅ……。……まあ、これもこれでいいんじゃありませんか?」
ARuFa「いやいや、そんなに納得しちゃって、ホントに大アリクイですか!?」
恐山「いや、でも、私は結構好きですよ、この味」
ARuFa「え?」
恐山「さっき言ったように、これは"食べられる泥だんご"ですからね」
ARuFa「ああ、な~る程ぉ!!」
恐山「そういうことです」
ARuFa「……いやぁ、そう考えると、なんかいろいろ考えさせられますねぇ。……食べ物一つでこんなにも世界が変わってくるとは」
恐山「はい。……これも、食文化の一つなんでしょうね」
ARuFa「うん。……じゃあ、僕らも、これからはもっといろんな料理に挑戦していこうと思います」
恐山「よろしくお願いします」
ARuFa「はい、どうもありがとうございました」
恐山「また来週~」
ARuFa「バイバーイ」
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■参考資料: 【食べられる泥だんご】
http://www.nekonoie.co.jp/foods_product/yakubou/index1.html
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