急性お隣さん中毒マンションのお隣さんな江澄と曦臣は、学生と社会人で時間も違うし、単なるお隣さんで全く交流が無かった。
ある日曦臣は苦手な酒の場で断りきれずに全く飲めないのにお酒を飲んでぐでんぐでんになりつつ頑張って帰宅。
しかし玄関を閉めた途端崩れ落ちて動けなくなってしまい、ものすごい物音にびっくりした江澄が慌てて見に来る。
死体かと思ってヒィッと悲鳴を上げるが、曦臣が「あ…どうも……」と据わった目で言うので酔っ払いとわかる江澄。大学生の飲みでもこんな奴はいない。どれだけ飲んだんだ、と呆れつつ一応「🚑呼ぶか?」「いえ……それよりも、きもちわるくて……」そう話してる途中でもうゲロる。見事にゲロる。玄関も服も靴も汚れて、しかし曦臣は動けない。
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