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    jaramaapex

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    一応R-18です

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    x_Bambini_x

    MAIKING目標は書きおわすこと。
    ミラプト(ㆁᴗㆁ✿)
    プトがミラの家にお世話になる話……になる予定。
    今シーズンも絶好調で終わった。
    最終日はチャンピオンまでとれた。つかの間の休息…と行きたいところだったが、ミラージュ・ア・トロワ...もといエリオット・ウィットは自身のバーに立っていた。
    チャンピオンを飾り、店に客がいつも以上に押し寄せて「本日の主役」である本人が不在…では、話にならない。
    声をかけてくる客にグラスを渡され、「奢りだ」と言われれば飲んでいた。
    盛り上がりが落ち着いてきたころ、カウンター内に戻って、ミネラルウォータのボトルを開けた。
    「今日は忙しそうだな、ウイット」
    カウンターの隅の席にちょこんと座って、イケ好かない顔がこちらを見ている。
    クリプトだ。
    「あー?嫌味でもいいに来たのか、キルリーダーさんよ!最後、お前にとられなかったら俺がキルリーダーだったのにな!」
    最後のマッチで、一緒になったのは俺とクリプトとライフラインだった。
    競い合っていたわけじゃない。ライフラインが後ろにいてくれたせいか、少しやんちゃをしただけ…なのだが、キルリーダーがこの二人で塗り替えられていくログはさぞ意味が分からなかったと思う。
    「で?何しに来たんだ?本当に嫌味でもいいに来たのか?」
    「…奢 1233

    umsscc

    MOURNINGミ、韓国語面白がりそうだよね、という話(ミラプト、付き合う前)
    素なんてそう簡単に見せてやるものかパラダイスラウンジのカウンターの隅の席、クリプトの指定席になりつつあるそこに、赤い皿が並ぶのはこれで3回目だ。1回目はチリソースたっぷりのタコス。2回目はスパイスの効いたガパオライス。回を追う毎に赤味を増してく皿が、今日は遂に真っ赤になった。
    「や、やんにょ…ん?」
    「양념치킨.」
    「それそれ!」
    ヤンニョムチキン、鶏の唐揚げに辛味噌を絡めた故郷の料理。真っ赤に染まった手羽元と付け合わせの大根のピクルス。夢にまで見た定番の組み合わせに、まさかこんな異郷の地で出会えるとは。
    「やっぱお前の求める辛さってのはこういう辛さなんだろ?散々迷走したけど、ようやく辿り着いたぜ!」
    タコスもガパオライス美味しかったし、その旨も伝えていたのだが、長年客を見てきた料理人は手応えに満足しなかったようで。一度で終わるはずだったこの会が、気が付けば三度目だ。今日こそは、と意気込んで出されたメニューはまさに三度目の正直と言うに相応しく、クリプトは思わず喉を鳴らしてしまった。食に関してあまりいい思い出のない幼少時代を過ごしたが、それでも故郷の味は遺伝子に刻み込まれているようで、ツンと鼻を刺激する懐かしい香りに弥が上にも期待が高まる。
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    umsscc

    MOURNINGプ、猫に好かれそうだし、ミ、猫に嫌われそうだよね、という話(ミラプト、付き合う前)
    猫なんてそんなもの猫がいる。大小複数のモニターの明かりが青白く照らし、蛍光色の付箋がそこかしこに貼られ、配線が蛇のように床を這うサイバージャングルの奥、ひっそりと構えられたささやかなベッドの上に、猫がいるのだ。
    ミラージュはぱちくりと目を瞬かせた。見間違いではない。本来動物などいるはずのないドロップシップの、それもよりにもよってギークでナードな同僚の個人スペースに、赤茶色の毛の塊がいる。茶トラと呼ばれる柄だろうか。ふこふこと呼吸に合わせて上下する被毛は、日の光の届かない薄暗いスペースで乱雑に置かれた枕やブランケットと同化していて、パッと見では気が付かなかった。
    「立ち入りを許可した覚えはないぞ。」
    チクリと刺すような声にそろりそろりと抜き足差し足で近付いていたミラージュの体がビクリと止まる。思わず誤魔化すような笑みを作って声の主を見るも、彼はこちらに背を向けたままモニターに向かってキーボードを叩いていた。背中に目でもついてんのか。刈り上げられた丸い後頭部を凝視していると、その後ろで充電コードに繋がれながらもキュルリとレンズを動かす彼のドローンと目が合った。背中どころか空に目を放っちまうヤツだった。壁に目あり障子にも目あり。なんなら床にも天井にも目があるかも知れない。
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