Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    yuu

    @HTgZRAviuqDXglC

    @HTgZRAviuqDXglCです。
    支部で投稿しているもののメモ書きや、ボツになったものなど投稿していくつもりです。
    よろしくお願いします。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 25

    yuu

    ☆quiet follow

    続きもの・・・
    注意
    DC夢
    クロスオーバー
    転生
    流血・暴力表現あり

    #転生
    reincarnation
    #クロスオーバー
    crossover
    #暗殺教室
    assassinationClassroom
    #コナン夢
    conanDream
    #オリ主
    oligarch

    暗殺者の私には・・がいた。「ハァ、ハァ!!」
    俺は、今後ろの男に追われている。
    とある組織に潜入して早一年。俺はここであいつにつかまって終わってしまうのか・・・
    「くそッ!!!」
    どうしてこんなことになったのだろうか...?
    男基諸伏景光は、そんなことを考えながらただただ、親友と所属する公安を守るため後ろの男...ライから振り切ろうとただ走り続けた。

    数ヶ月前...
    「てめぇら、今日から入った新人だ。教育してやれ...」
    ジンに呼び出され集まった、公安警察として組織に潜入している俺、諸伏景光基スコッチと、幼馴染であり同じく組織に潜入している降谷零基バーボン、そしてもう1人のメンバーであるライ。
    この3人の目線は、目の前にいるジンに紹介された深いフードを被っている人物に食い付だった。
    「ジン、この方は?」
    「あ?チッ、おいブルームーン。挨拶してやれ...」
    【...ブルームーンだ。】
    女とも男とも分からない機械音が喋りだした。おそらく、変声機でもつけているのだろう。
    顔は、深いフードとフェイスマスクがあるためほとんど見えないことから性別の判断もつかない。
    「チッ...こいつは、最近『死神』の名で活動している暗殺者だ。」
    ジンは、ブルームーンが何も話さないことに苛立ちながらも説明する...って
    「「『死神』!?」」
    「ホォー」
    驚くのも無理は無い。それほど『死神』という暗殺者は、世界各国から危険視される程の暗殺者なのだらから。
    『死神』
    人々曰く、『死神』の標的となったものは己の死さえも気が付かないまま死んでゆく。
    1度、『死神』のことに興味を持った同期から『死神』の犯行を記録したプロファイリングを見たが、この犯罪が多い米花町では、あまり見たことがないくらい被害者らは綺麗に亡くなっていたのだ。
    あるものは、心臓に一突き。
    あるものは、頸動脈を切られ
    あるものは、眠るように死んでいた
    それほど、『死神』の犯行は特徴的だったのだ。
    けれど、犯罪は犯罪。『死神』は、世界各国で多くの重臣達や一般人を殺している。
    けれど、『死神』について知られていることは、被害者の損傷が激しくないという点だけ。指紋や髪の毛ひとつ『死神』に関する情報は世界のどこでもまだ得られていない。
    そんな、『死神』と呼ばれる犯罪者が目の前にいる。そして、これまた世界各国で凶悪犯罪を起こしている通称黒の組織の幹部となれば、ますますこの組織の壊滅が困難となってしまうのは明白だった。

    ジンが離れ俺達3人とブルームーンだけとなった。なんとも言えない雰囲気を断ち切ったのは珍しくライだった。
    「ブルームーン、お前が『死神』だと言うのは本当か?」
    そう問いかけるライ。ブルームーンは、目立った反応をする訳でもなくただ
    【そうだ……】
    変声機で声を変えているのか、声では性別を判断することは出来ない、けれどその言葉の喋り方から落ち着いた大人の雰囲気を醸し出していた。

    「とりあえず、誰がブルームーンの面倒を見るんですか?」
    ゼロが切り出す。そうだ、ブルームーンは、あの有名な暗殺者「死神」。けれど、この組織では新人も同然。
    暗殺者には暗殺者のやり方があるのだろうが(まぁ、そんなことは知りたくもないが……)、この組織には、この組織でのルールのようなものもある。
    故に、この組織ではネームドになる前、下っ端の構成員の時から、組織のルールについて教えられる。(というか、過ごしていけば嫌に覚えてしまう。)
    けれど、ブルームーンは違う。あいつは、スカウトされた当初からすぐにネームドへと昇格された。それほど、「死神」の名前は有名なのだ。

    「ブルームーン、あなたどんなことが得意なんですか?」

    ゼロが警戒しながら、ブルームーンに問う。
    おそらく、ゼロはこの場で警察組織も掴んでいない情報をとるつもりなのだろう。

    【普段は、近接武器。だが遠距離もいける】

    「ならば、近接面で動いてくれますか?遠距離はこのふたりがいますし……」

    【……わかった】

    たんたんと行われる会話に俺とライはただただ聞いているだけだった。
    けれど、ここで問題がひとつ発生した。いや、発生させたのは俺なんだが……

    「任務は、明日。ブルームーン、あなたどこで寝泊まりを?」

    【……ない】

    「は?」

    【部屋はない。寝られる場所があればそれでいい】

    「は!?」
    と大きな声をあげて、俺は空いた口を咄嗟に手で抑えた。
    ゼロやライも目を見開いて驚いたような顔をしている。それもそうだろう、「死神」という名の暗殺者の住んでいる場所をマーク出来るかもしれないのに、まさか家を持ってないときたもんだ。
    ふと、ブルームーンに目を向ける。
    そして、どこか先程と違う雰囲気に弘光は違和感を覚えた。

    (なんだろう、家という単語が出た時一瞬だけ雰囲気が変わった……どこか悲しいような……そんな……)

    家を強盗に襲われ両親を無くした経験を持つ弘光だからわかったことだった。
    そんなブルームーンを見て弘光は咄嗟に……

    「なぁ、ブルームーン。俺ん家に行くか?」

    【え?】
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works