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    mocci5udobon

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    mocci5udobon

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    暴走列車の続きです。五条先生の性癖大爆発回。
    1i5i歳のお尻をク/ス/コでオープンして好き放題してます。
    ピクシブにのせてるのと同じです。保管用。

    #五悠
    fiveYo

    特級列車五条悠仁と五条が念願の初セックスを終えた翌朝。
    爽やかな朝の光が差し込むクイーンサイズのベッドの上で、悠仁は五条との初セックスに向けてしていた『準備』について、それはもう洗いざらい吐かされた。
    閲覧したサイト、諸々のアダルトグッズとその購入先、参考にしたA Vのタイトルまで。
    何かこう、照れて笑い合うような、恥らい溢れる初々しい光景を想像してはいたのだが、そんな想像を遥かに超えた辱めにあった。

    「もう勘弁してください…」

    顔を覆って懇願する。勝手に先走った自覚があるからこそ、ここまで全て吐かされるなんてとんだ羞恥プレイだ。

    「思い切りが良いのは知ってたけど、まさかアナルバルーン使ってたなんてね」
    「…すみませんでした」
    「怒ってるんじゃないよ。ただ少し…僕も一緒にやりたかったなぁって、寂しいだけ」
    「うん?」

    その言葉はどう受け止めれば?迷ってる内に悠仁は五条といくつかの約束事をすることになった。

    一つ、今後自分で開発するようなことはしないこと。
    一つ、アダルトグッズは没収。今後の購入も禁止。
    一つ、セックスに関する疑問が出てきたら、インターネットではなく五条に相談すること。

    セックスは二人でするものだから、これからは僕と一緒にやってこうね、なんて爽やかに告げていたが、五条の瞳の奥は笑っていなかった。悠仁は気付いたけど口に出さなかった。空気は読める子なので。
    本当は洗浄も一緒にやりたいと言われたが、そこは断固として拒否した。恥ずかしさは勿論だが人としての大事な何かを失う気がして、必死に頼み込んで何とか事前に準備しておく許可を貰った。
    もっとごねられると思ったが意外と五条はあっさり承諾してくれて、悠仁はほっと胸を撫で下ろしたのだった。

    後から思えば、そのことをもっと訝しんでおけばあんな目に合うことはなかったのかもしれない。


    ****


    二度目のセックスの機会は、そう間を置かずに訪れた。
    互いの任務後に待ち合わせて五条の自宅へ。翌日が休みである悠仁はそのまま泊まることになっている。
    予定が決まった後から二度目のセックスを予感してソワソワしていたのだが、五条との約束もあって(あの後本当にアダルトグッズは全て没収された)一人で後ろを弄ることは出来なかった。せめてもの思いで当日の朝はしっかり洗浄を済ませて寮を出た。


    そして無事に任務を終え、ウキウキソワソワしながら待ち合わせた後の五条の自宅にて。

    夕飯を終え入浴を済ませ、当たり前の様に寝室に連れ込まれ、更に当たり前の様にベッドに押し倒された。
    予感も期待もしていたので悠仁も恥じらいこそすれ抵抗はしなかった。

    あれよあれよと言う間に裸に剥かれ、イチャイチャちゅっちゅっしながら全身を愛撫され蕩かされた後に後孔に指を突っ込まれた。前回見つけられた前立腺を優しく撫でられ、前も同時に扱かれてはひとたまりもない。
    あっという間に追い上げられて射精による心地良い倦怠感に身を任せていた悠仁に、五条は何てことのないような軽い声音で言ったのだ。

    「コレ使ってもいい?」

    そう言って五条はどこからか透明なビニールに包まれた物体を取り出した。
    恐らくプラスチック製であろうその物体はそれ自身も透明で、五条の掌と比べると半分にも満たないサイズ。鳥の嘴の根元に持ち手が付いたような不思議な形をしている。
    使っていいかと聞かれても、用途が全く分からない。首を傾げながら素直にその疑問を口にした。

    「それ何?何に使うのかさっぱりなんだけど…呪術師の秘密アイテムか何か?」
    「残念!違いまーす。これはれっきとした医療器具です」

    なぜそんなものが今ここに?
    別に今日の悠仁はどこも怪我していないし、そもそも医療行為は五条の管轄ではないはず。
    謎が謎を呼び、射精後の脱力感も相まって考えがまとまらない。
    そんな悠仁を他所に五条はビニールを破って中からプラスチックの塊を取り出す。

    「これはクスコって言ってね。この嘴みたいな部分を女の人の膣内に挿入して、このハンドルについてるネジを回すと…中で嘴が開いて奥までよーく見ることができるんだよ」

    (ほう………?)

    目の前でわざわざ動きを再現してくれたおかげで何となく用途は理解した。
    だが、女性に使用する医療器具と自分に何の関係があるというのか。

    「で、これを悠仁に使いたいと思います!」
    「…うん?」
    「これを」
    「それを?」
    「悠仁のお尻の中に挿れます」
    「俺の、尻の中…?」
    「開いて中を見ます」
    「開い…て、中を、見る?」


    言われた言葉を反芻し内容を噛み砕いていく。もう少しでその意味を飲み込むことができそうだというタイミングで、五条はさらっと直球で爆弾を突きつけてきた。


    「悠仁のお尻の中見せて♡」


    (……………は?)


    「やだやだやだやだ!ぜってーやだ!意味わからん!変態じゃん!エロ教師!!」


    ようやく用途も要求されている内容も理解したが、理解と受容はまた別問題。こうなった途端にさっきまで不思議アイテムでしかなかったプラスチックの塊が特級呪物に見えてくるから不思議である。
    ニコニコと屈託のない笑顔を浮かべておきながら、要求している内容がえげつない。


    「なんで?綺麗にしてくれてるんでしょ?」
    「せ、洗浄はしてるけど…それと中を見せるのは別問題だろ!」
    「そんなことないよ。悠仁が僕の為に頑張って中を綺麗にしてくれたんだよね?じゃあ僕にはそれを確認する権利があるんじゃない?」
    「ない!そんなものは!一切ない!!ほんと馬っ鹿じゃねぇの!?見せるわけねーじゃん!」


    気怠い体を何とか奮い立たせ、両足を引き寄せて少しでも尻を五条から遠ざける。更に両手で後孔を塞いでガードする。
    毛を逆立てた猫の威嚇のような様相だが、そんなことを気に留めた様子もなく五条は悠仁の顔を覗き込んだ。


    「あのね。エッチな目的だけで言ってるんじゃないんだよ。僕は悠仁のことが心配なんだ」
    「……嘘くせぇぇ」
    「嘘じゃないよ。悠仁が一人で頑張って準備してくれたって聞いた時からずっと心配だったよ。知ってる?洗浄も頻度が高かったりやり方間違えると中を傷つけちゃうんだよ?」
    「それは…そうだけど…ちゃんと気を付けてやってるし」
    「血が出てなければ傷ついてないってわけじゃないんだよ。出血なしでも腫れたり膿んだり、デリケートな場所なんだから。自分じゃ中を見て確認なんてできないでしょ?」


    突然真面目なトーンに切り替えて詰め寄られる。一応知識を仕入れて行っているとは言え、悠仁とて自分のやっている洗浄方法が100%正しいかと言われると自信はない。痛いところを突かれて思わず反論の言葉が詰まってしまった。

    「悠仁に無理させてないか心配なんだ…お願いだから、僕に確認させて?」


    眉尻を下げて心配そうな表情で見つめられる。
    冗談めかして切り出されたが、これは本当に自分の体を心配しているのでは…?
    ちくちくと罪悪感が刺激され、エロ目的の変態行為だと決めつけて詰ってしまったのが申し訳なく思えてきた。
    傷の有無を確認するだけなら病院へ行けば良いし、何なら事前に後孔をイタズラして射精させる必要はどこにもないのだが、悲しいかな射精した後の男のIQはとてつもなく低くなるらしい。本人に自覚がなくとも今の悠仁の思考能力は通常の1割以下まで落ちている。
    そんな頭で悩んだところで碌な結論が出るはずもなく。とうとう、


    「……み、見るだけだからな」


    渋々ながらそう了承してしまった。
    その瞬間。釣り上がる五条の唇。がっしりと掴まれる足首。


    「悠仁さぁ…チョロすぎるところどうにかしないと、恋人としては勿論だけど先生としても心配になるよ。でもまぁ、男に二言はないよね?」


    ずりずりずりずり。足首を引き寄せられ、腰の下にクッションを差し込まれる。間違えた、と後悔するも遅い。悠仁は今宵、自分の中の大事な何かが失われることを確信した。


    「先生、あの、ほんとに見るだけだかんね?聞いてる?」
    「金属製のイメージが強かったけど、使い捨てタイプも結構種類が豊富でさー。使い捨てだと開けてすぐ使えるのがいいよね。サイズも色々あるから迷っちゃった」

    無駄だと分かっているが足掻かずにはいられない。一応自分が許可した領分を再確認するが、瞳孔の開ききった五条にはきっと届いていない。

    「安心してね。これは処女でも使える初心者用サイズだから。挿入部分は9センチらしいから、悠仁でも余裕でしょ。まぁ悠仁の処女は僕が貰っちゃったんだけど♡」
    「…頼むから、先生ちょっと黙って」
    「さっきまで保温庫入れてたから温度もいい感じだね」
    「保温庫…?」


    また聞き慣れない言葉が飛び出し眉根を寄せる。一方の五条はと言うと、何でもないことのようにベッドサイドを指さした。その先にあったのは冷蔵庫のような小型の立方体で、恐らく前回はなかったはずだ。色が黒いせいかインテリアに馴染みすぎて存在に気が付かなかった。

    「冷蔵庫の温かいバージョン?肉まんとかあんまん温める機械あるでしょ?あんな感じ」
    「え、わざわざこの為に買ったん?」
    「そうだけど、他にも色々使えるでしょ。クスコだってまだ24個もあるし」
    「にっ……?25個入り買ったん!?そんなにいらんだろ!」
    「正解〜算数はしっかりできるみたいで先生安心したよ」

    五条が器具の先端にローションを纏わせる。横臥するよう促されてしぶしぶ従うと片足を持ち上げられて尻の合間を晒された。先程までそこへの愛撫を受けていたとはいえ、冷静な状態でじっと見られると恥ずかしさが込み上げる。

    「はーい、じゃあ挿れますよー♡」

    語尾が弾んで聞こえるのはきっと気のせいではない。証拠に五条の瞳は楽しげに眇められ、舌舐めずりまでしている。逃げたい。けど逃げられない。
    ピトリ。
    滑りを纏った器具の先端が後孔に押し当てられ、ゆっくりと中に侵入してくる。太さがあまりないせいか異物感は然程感じない。少しずつ埋められた嘴部分が全て胎内に収まったのを感じ、無意識に詰めていた息を吐き出した。

    「開くから、リラックスしててね」

    五条の視線は悠仁の後孔から一瞬たりとも離れない。
    気分は捕食される草食動物だ。
    五条がハンドル部分に取り付けられたネジをゆっくりと回していき、中が少しずつ割り開かれていく。本来ならば誰の目にも触れることがない場所だろうに、押し広げられる感覚と共に外気が入り込んでくるのを感じる。

    中を覗き込んでいた五条がほうと息を吐き出した。おまけにどこか恍惚とした表情まで浮かべている。

    「悠仁の中、濃いピンクでめちゃくちゃエッチだね。すっごく綺麗な色してる♡」
    「んなこと…っ、言わんでいいっ!」
    「なんで?見せてあげられないのが残念なくらい。ほんとに綺麗だよ?奥の方だけじゃなくて、広げられてるところも綺麗に見える…やっぱり金属にしなくて正解だったな」


    今なら恥ずかしさで死ねるのではないだろうか。羞恥のあまり鼻の奥がツンと痛みだす。つい最近初体験を終えたばかりなのに。2回目でこんな辱めを受けるなんて、ステップアップが早すぎる。大人の階段とはこんなに急勾配なものなのか…真面目に答えてくれる大人はいない。今ここにいる唯一の大人は、悠仁の尻の中を観察するのに夢中なので。

    「奥の方はまだ恥ずかしいのかな?きゅってお口閉じちゃって可愛いなぁ」

    傷ついていないか確認するんじゃなかったのか。エロ目的に意識全振りじゃないか。分かっていたことだが、こうも堂々と隠語を連発されると先程逡巡したのが馬鹿らしくなってくる。最早半分諦めの境地に至りながら、一刻も早くこの辱めが終わるのを祈った。
    だが、そうは問屋がおろさないというか、ここまでした五条がただ中を観察するだけで終わるはずがなかった。

    「でもここも解していかないと僕のいっぱい挿入らないもんね。マッサージしとこっか♡」

    にこやかな笑顔で、五条が見慣れないボトルを取り出した。嫌な予感がする。恐る恐る見上げ、震える声を絞り出した。

    「な、に…それ」
    「じゃじゃーん!温感ローションです♡」

    答えを聞いた瞬間逃げ出そうとしたが、反応を先読みしていたのか下半身はガッチリ抑え込まれたまま。せいぜい上半身を捻るくらいしか出来なかった。どう足掻いても逃げられないことを悟り、せめてもの抵抗として悠仁は頭の横にあった枕を抱え込んで顔を埋めた。シルクの枕カバーだろうが知ったことか。涙も鼻水も全部吸い込ませてやる。

    膝裏を押されて太腿が更に開かれる。器具を差し込まれた後孔を改めてマジマジと覗き込まれて羞恥から新たな涙が込み上げてきた。
    パカリとキャップの開く音がする。

    恐る恐る視線だけを下肢に向けて、そこに広がる光景にすぐ様後悔した。
    力なく項垂れた自分のペニスと、後孔に差し込まれたプラスチック素材、そして目を輝かせながら晒されたナカを見つめる五条。絵面がひどい。

    とろりとした液体がこじ開けられた後孔の奥に垂らされた瞬間、大袈裟な程にビクンと全身が跳ねた。


    (あつい…)


    普段外気に晒されることのない内壁は慣れない刺激を過敏に感じ取ってしまう。
    五条の指がぬめりを擦り込むように往復する。触れられたそばからじんわりと熱が広がっていくようだった。


    「ゃ、やだ…せんせ、も…やめて」
    「僕、人より手も大きいんだけど、さすがに普通に指突っ込むだけだと奥までは届かないからさ。こうやって開いておけば、より深くまで触ってあげられると思ったんだよねー」

    前回、初めてのセックスで突かれて痛んだ壁を優しく撫でられたかと思えば、滑りを押し込むように少しずつ指先が沈められる。

    「ちんこでゴンゴンするのは痛かったんでしょ?だったら、まずは基本の柔軟としてマッサージから始める方がいいかなって」

    言いながらも新たにローションが追加される。指先が潜り込んだかと思えばまた引き返し、新たな滑りを掬い取って再び中に突き入れられる。
    ぐちゃぐちゃくちゅくちゅと、聞くに堪えない水音が己の下肢から響くことが居た堪れなくて、悠仁は必死で両耳を塞いだ。

    「自分でアナルバルーンまで使って頑張ってくれてたのに、僕にこうやって見られてぐちゃぐちゃにされるのは恥ずかしいの?」

    五条が覆い被さるようにして上体を屈め、悠仁の耳元で囁いてきた。告げられる言葉も、自分の胎内で掻き混ぜられる水音も、聞きたくないのに塞いだ手指の隙間から脳内に侵入してくる。
    優しく捏ねられる内に頑なだった壁も柔らかくなり、五条の指先に絡みつく。その動きをまざまざと感じ取ってしまい、ただでさえ羞恥に茹っていた頭が更に燃えたつように熱くなった。

    頭が、体が、奥が、熱い。
    まるで全身が五条に犯されて作り替えられていくようで、それが少し恐ろしくて、そしてひどく心地良い。


    「…んせ、…せんせ」
    「なぁに?」
    「きょ、は、もっと…いっぱい、いれてくれる?」

    ふ、と耳元で五条が笑う気配がした。


    「この状況で煽ってくるなんて、やっぱり悠仁はイカれてるね」




    「イカれてて、最っ高にかわいい♡」


    五条はずる、と悠仁の後孔を捏ねくり回していた指を引き抜くと乱雑に上着を脱ぎ捨て、そのまま雑に手の滑りを拭い取った。どこか急いた動きで器具のネジを弄り、先程とは逆に開いていた嘴を閉じていく。
    やっとプラスチックの塊が胎内から抜き去られ、悠仁はほっと息を吐いた。

    「こら。まだまだこれからだからね。しっかり起きてて」

    言うや否や、片足を割り開かれ、枕に齧り付いていた上半身もひっくり返された。熱の塊が後孔に押し付けられる。散々解され、溶かされた体は一ミリも力が入らない。
    脱力しきった体は簡単に熱の侵入を許した。
    思いの外緩やかな動きで侵入してきた五条のペニスは、前回侵入を拒まれた箇所で一度動きを止める。
    体内に渦巻く熱を吐息で逃しながら、腕を伸ばして逞しい肩口を抱き寄せる。

    「せんせ、先生…」

      好き、と吐き出した途端、吐息ごと飲まれるかと思う勢いで口付けられた。口内を蹂躙する舌に夢中で追いすがり、溢れる唾液を必死で飲み込む。がっしりと腰骨を掴まれたかと思うと、ぐぐっと肉の輪を押し広げて更に奥へとペニスを押し込まれた。
    先程まで解されていた胎内は健気に熱の塊を飲み込んでいるものの、悠仁にとっての衝撃はやはりそれなりのもので。
    くぐもった悲鳴は口付けに飲まれ、逃げ場を失った両足が宙を掻く。
    衝撃に体が馴染むまで、まるであやす様に舌を優しく吸われる。
    やっと唇が解放され、恨みがましく五条を睨み付けた。

    「容赦…なさすぎ」
    「僕も好きな子の前だと欲に忠実なただの男ってことだね。ごめん、許して」

    そんなことを言われたらこれ以上責められない。きっとわかってて言っているであろう恋人は本当にずるい。
    でも、それでも好きなのだから仕方ない。
    力の入らない足を五条の腰に絡み付ける。悠仁の中が馴染むまで待ってくれているだろう恋人へ、もういいよと伝える為に。
    合図をきちんと汲み取った五条は一度悠仁の唇に軽く口付けを落とすと、改めて腰骨を掴み直した。

    ゆっくりと抜かれる途中で前立腺を抉られる。途端に意識がぱっと散り、だがすぐに舞い戻って再び弱い箇所を責められる。段々浅く、深く、剛直が中を穿つたび飛びそうな意識を必死で繋ぎ止める。掴んでいた肩口に爪を立て、荒れ狂う快楽にしがみついた。

    「あ、…ゔ、……ぅあ、…ん、…ヒッ…!」
    「ゆ、じ…っ、ゆうじ…!」

    中を揺さぶるスピードが早く、荒くなっていく。結合部から散々注ぎ込まれたローションが泡立ち、溢れ、足の合間を流れ落ちる。
    中の弱い箇所を嬲られ、それだけで精一杯なのにダメ押しとばかりに悠仁の屹立が大きな掌に包み込まれた。

    「あッ…ンァあッ!…それだめ、…イっちゃ…だめ、やめっ」
    「あーー…やば、持ってかれそ」

    容赦なく中を突かれ限界近い雄を煽られる。経験の浅い若い体が耐えられるはずもなく、呆気なく本日二度目の絶頂を迎えた。
    過ぎた快楽を逃がそうとする腰が押さえ込まれ、容赦無く奥深くを責め立てられる。突き上げのたびに悠仁のペニスから細く白濁が溢れた。絶頂に藻掻く身体をただひたすらに喰い漁られる。

    「ぁーーーー、や、ゔ、…ぅあ」
    「……っ、」

    許しを乞う様に嫌々と首を振るが押さえ込む力は緩まない。
    それどころか更に強く掴まれ、ぐりぐりと腰を押し付けられたかと思うと内側に熱い何かが注がれる。

    「ぅ…ぁ?」

    ぼんやりとした瞳で五条を見上げる。何かを堪えるような顔をしていた五条は悠仁の視線を捉えるとふにゃりと微笑んだ。

    「ごめんね、中で出しちゃった♡」

    (あ、かわいい…)

    じゃなくて。今、五条は何と言った?

    「ちゃんと後で綺麗にするから」

    回らない頭で必死で考える。

    「だからもう少し、ね?」

    もう少し何だ。ただでさえ思考回路がショート寸前なのだから、もっと分かりやすく言ってほしい。

    「悠仁のナカ、僕でいっぱいだね♡あれ?飛んじゃってる?」

    「ほんと可愛いなぁ。もっと色々教えたくなっちゃうじゃん。次は何しようか。さすがに結腸ぶち抜くのはまだ早いだろうからそれは追々かな?まずは後ろだけでイケるようにならないと」

    五条の話す言葉が外国語に聞こえる。というか、そうであってほしい。ぼんやりとだが、何となく不穏なことを言われているのはわかる。

    大人の階段は後何段あるのだろうか。急勾配すぎて先が読めない。階段を上っているつもりだったが、最早階段そのものが動いている様な気までしてきた。豪速球のエスカレーター?

    いや、これは。

    (乗ったら最後、終点まで降りられないやつ…)

    全身の力が入らない。もう指一本すら動かす気力が湧かなくて、悠仁は本能に身を任せることにした。

    (おやすみ、先生)

    「そうだ!今度は悠仁に上に乗ってもらお♡」

    不穏なセリフは聞こえないふりだ。脱力感に促されるまま、悠仁は瞳を閉じた。
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