Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    mo.

    杏仁豆腐

    ☆quiet follow Yell with Emoji 🍑 🇪 🇱 🇴
    POIPOI 26

    mo.

    ☆quiet follow

    「後 見 人」
    1.常連客
    🔶👹現パロ小説
    お弁🍱当配🚴達のバイトをする少年と、よくオーダーする客の話。
    以前のSSメーカーでのツイートが上手く表示されないようなのでポイで再掲します🙇(ご連絡ありがとうございました😭🙏)

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    sayuta38

    DONE鍾魈短文「恋とは、どのような」
    自信満々に告白しにいったら魈くんに振られる話です。
    恋とは、どのような 俺には、絶対的自信があった。
     封印した魔神は数しれず、どれだけの民を救ったかもわからない。魔神でありながら民の信用を得、契約を以て契約の通りに責務をこなす。傲慢だと言われても、俺の所業は書物に多く残されており、そのほとんどが事実だ。今思い返すと、若かりし頃の勇ましい記録も残っており、燃やしてしまいたいと思ったこともあるが、まぁいいだろう。
     それはさておき。俺は最近気づいてしまったのだ。魈のことを好いているのだと。
     神であった頃も気には掛けていたものの、それ以上の気持ちはなかったように思う。凡人としてゆったり生活していると、なぜだかよく足が望舒旅館へ向くようになったのだ。魈がいない時もあるが、見つけると自分の心が嬉しく思っているのを感じる。何か話がしたくて、要点もない話をして引き止めてしまうこともあった。魈は困惑の表情をしていたものの、決して嫌な顔はしていなかった。そればかりか、俺が声を掛けるといつも少し慌てだして、俺が訪れた真意をいつも探ろうと必死になっている。可愛らしいことこの上ない。魈は中々俺に近寄っては来ないが、俺から行くと少しだけ嬉しそうな顔をする。俺にはわかる。魈も俺のことを好いているのだと。思い返せば思い当たる節がいくつもあった。間違いないと思っていた。
    3857