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    rai

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    rai

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    ロナドラ 朝チュン とびとび

    #ロナドラ
    lonadora

    朝チュン「おれ、おっぱいの大きいお姉さんよりドラこぉが好き」
    「……明日になって忘れてたら承知しないぞ」


    ****

    いつもの朝。ソファベッドで目を覚ます。カーテンから漏れる朝日が眩しい。
    なんだこれは。眼前に広まる光景に思考が止まる。ドラ公が隣で寝てる。つか俺、何で裸なんだ?!

    「はっ?!おまっ!え?!うわ、ドラ公も服着てない、なんでぇ」
     キャパオーバーになってパニックになる。涙が出てきた。だってそうだろ。目が覚めたら隣には片思い中のガリガリクソ雑魚砂おじさん。しかもふたりとも裸。意味が分からない。昨日、なにしたっけ?!
     俺の声でドラルクも目を覚ました。

    「いたっ!えっ朝日?!わっ、何で私ソファで寝てるの。死ぬ死ぬ!」
    そう言ってドラルクは死ぬ前になんとか棺桶へと滑り込んだ。バタンと音を立てて棺桶の蓋が閉められる。

    「えーっと、若造?きみ、昨日なにしたか憶えてる?私達、なんで裸なの」
    棺桶の中からくぐもった声が聞こえる。ドラルクもこの状況の異様さに気が付いたらしい。しかし思い当たる節はないようだ。
    「わかんない」
    「んぅーーーーっ!思い出せ。私はIQ200超え!思い出せる!」
    「なぁドラこぉ……」
    「なんだね5歳児ゴリルドくん」
    「なんかティッシュいっぱい散らばってるんだけど」
    「ふぁーーーっゴミはゴミ箱に捨てろといつもお母さん言ってるでしょ」
    「だれがお母さんだ!そうじゃなくて……なんか

    「 」
    「責任を取る!」
    「えっ?!正気に戻れ若造!君の好きなおっぱいないぞ!」
    「なんかさいきんおっぱいより洗濯板に反応する」
    「洗濯板なんて昨今売ってないだろ!どこでみるんだ」
    「ヌトリ」
    「この前行った時何かをじっと見てるとおもったらそれか!いやいや目を覚ませ」
    「目ならとっくに覚めてる」
    「あーっ力強い、怖いっ」
    「だってどらこぉも俺の事好きじゃん」
    「なんでそう思うんだ」
    「だって料理してくれたり、家のことしてくれたり。愛が無きゃできないぞって、みんな言ってた。それって、俺の事すきってことだろ?」
    「ぐぎぎ……」



    「デートしよう!」
    「で、お部屋で映画観賞会かね」
    「だって外大雨なんだもん」
    「まあいいよ。ちょうど見たいのあったし」
    「うーん、B級通り越してC級、私の好みではないかな」
    ロナルド君がいつもより近い。腕もがっつり摑まれて、身動きできない。肌をくっつけていたいタイプ?さすが童貞。

     

    「ぜ〜〜ったいお前のこと助けないからな!」
    「ふん!若造の助けなんかいらんわ!」ってなって、お互い意地張ってる。
    ドちゃんがピンチになった時にロくんがすんでの所で助けに来て
    「呼べよ!俺を!」
    「ごめんなさいは?」
    「は?」
    「君がどうしてもって言うなら助けられてやる」
    「あ〜〜もう、俺が悪かったよ!ごめんなさい!」
    「ふんっさっさと助けろ」
    「それが助けてもらう奴の態度かよ」

    「俺と結婚してくれ」


    「その……。あの夜をやり直させてくれ」
    「あの夜?」
    「その……俺が無理やり」
    「はっ?!あの日はそんなんじゃなかったぞ」
    「は?!」
    「メビヤツの録画みたんだ。君、べろべろに酔ってて」

    「えっ……別れるって言ってる?」えーん
    「このドラドラちゃんが一カ月も茶番に付き合ってたんだぞ!いまさらこんな面白いおもちゃを手放すわけないだろう!」



    「私は吸血鬼だぞ。祈る神なんていないさ」

    「順番がめちゃくちゃになっちゃったけど、ドラこぉ……俺と付き合って」
    「ふっははっ……いいよ」
     ここからまた始めよう




    「あ、間違えた」
    「は?」
    「ごめん、忘れてくれ」
    はぁ〜〜〜〜?!
     この超絶キュートなドラドラちゃんにキスしといて間違えただと?誰と間違えたんだ若造め。

    「心当たりないですかな」
    「心当たり、なぁ……」
     ギルドのみんな歯切れが悪い。私以外みんな知ってるってことか?

    試すようなことして、自分で全部台無しにしちゃった。こんなことなら好きだよ、って、言っちゃえばよかった


     
    震える唇でキスをして。


     君は君ってだけで最高スペシャルなんだから!
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    ☺☺☺☺☺
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