謳う丘パロオベぐだ♀舞台
レレタンス
中央に神殿それを囲むような作りがされている栄えた街。
魔神の力で周りの国々を支配、税を搾取し暮らしている。このままじゃInfelious Rhaplanca.になるほどというか一歩手前まで来てるし怠惰、享楽の街になりそう。ハイバネーションにはならない、あれは別種の絶望。
そのためあまり働かなくても生活できるし、むしろ懸命に働いてるほうが変に見られるよね。これもInfelious Rhaplanca.状態
そのため街のほとんどが魔神信奉者。
年に１度花嫁を俺のところに嫁がせないと護らないよ。

数年前までひどい戦争があった
この舞台の地方は食糧難が多く、肥沃な土地を狙った戦争は絶えなかった
レレタンスはこの中心の位置に街だったため度重なる侵攻略奪を受け何度も壊滅の危機に瀕していた

Happily Ever After（オベぐだ♀/事後＆ごはん企画）「――――」
　眼を開けると、手が、指先が伸ばされるところだった。無論、私に向かって。
　ぼやけた視界でもわかる、異形の左手。ではなく、ひとの右手だった。私と、同じ。
　全然、平気なのに。怖くなんて、ないのに。
「――――」
　薄く開いた唇から覗く、牙。きっと、微笑んでくれている。
　ああ――どうしてだろう。涙が、溢れて来てしまって。
「おべ、ろん」
　頭を撫でてくれていた手が、頬に触れて。
　掠れた眼を、昏い青に合わせようとするうちに。
「ㅤㅤ……――」
　私は再び、眼を、閉じてしまった。

　☆★

「――……知ってるよ」
　瞳を開けると、手が、指先が伸ばされるところだった。無論、私に向かって。
　ぼやけた視界でもわかる、きらりと光る金色。左の薬指に填められている、指輪だった。私と、同じ。

黄飛虎と一緒にパンケーキ作る（そして黒猫パンケーキ歌わせる）話　とあるカルデアの、平和な一幕。

　お腹がすいた立香は、今は特にやることがなく、なんとなく食堂にやってきた。厨房を覗いてみると、いつもいる「カルデア厨房三銃士」は留守で、ガランとしている。
　せっかくなので、何かないかと払拭する。とある引き戸を開けると、立香の顔が輝いた。
「あっ、パンケーキのミックス粉がある！」
　立香が手に取ったのは、どこにでも売っていそうな、パンケーキのミックス粉。これで生地を作り、焼くだけでパンケーキが作れる。
　サーヴァントの中には、比較的若い姿、あるいは幼い年齢で現界するサーヴァントが何騎か存在している。そんな彼らのために、誰でも簡単に作れるおやつを用意したと、一時話題になっていた。立香も、その時も気になってはいたが、どこにあるかまでは知らないままだった。