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    残念ながら全て幻覚でした!!!!(小噺only)
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    ポイポイ 21

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    ☆こそフォロ

    リクエストを頂いてタイムアタックSSに初挑戦。40分も掛かったので精進します。

    #音春

    春に捧ぐラブソング (音春)サァァァ、と風が吹き抜ける音がする。それと同時に目の前が淡色に染まり、甘やかな香りがふわりと薫った。舞い散る花びらは風に乗って頬を撫でると、重力に従って地へ向かうように抱えているギターの上を滑り落ちていく。それがなんだか君に触れられているようで、擽ったくなって目を閉じた。
    あたたかな君の温もりに似た風の音に、耳を傾けながらコードを押さえて弦を爪弾く。生まれたばかりの取り留めのない旋律に鼻唄を乗せていれば、柔らかな声が降り注いで。
    「素敵なメロディーですね」
    そっと目を開けて見上げた先にある春の陽射しのような笑顔に、また一つとくんと胸が高鳴る。
    ねぇ、どれだけ歌えばこの想いは全て君へと届くのかな?その答えはまだ見つからないけれど、これだけは言えるよ。
    「春歌をおもって歌ってたからね!」
    君のことが大好きだよ!
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    作者からのリプライ

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    できた22年3月のリハビリリクエスト企画にて頂きました。リクエストくださった方とは縁が切れたので非公開でも良いのですが、他の方が書いたSSを漫画に書き起こしてストーリー構成などの原作は己だと自作発言をして盗作なさるような方なので一応保険のため残してあります。
    年長の二人の関係性に対して解釈が不明瞭・不慣れな部分が多いため所々関係性があやふやです。すまない。
    微睡みの星灯り。 (那レン)長い長い一日が終わる。
    今日の仕事はスケジュールがタイトだったこともあり、それもなかなか骨が折れる内容ばかりで気が付けば夜も更けていた。家に辿り着いた頃には日付けも変わっていて誰もいない部屋に重たい足取りで帰宅して、適当に荷物を廊下に置いてからそのままバスルームへと足を運ぶ。パウダールームで乱雑に衣類を籠に落として浴室へと移動しシャワーを頭から浴びれば、この身に溜まった疲労による怠さも全てが水滴に溶けて流れていくような気がして、一つゆっくりと息を吐いてからコックを捻りシャワーを止めた。
    時間も時間だからと軽めに入浴を済ませてからバスルームを後にして、途中で置き去りにした荷物からスマホを取り出し通知チェックをしながら髪を拭う。ある程度返信等を返してからテーブルに置き、軽くバスローブを纏ったまま明日のオフは何をしようか、などと返信を行いながら注いだ水の入ったグラスを片手に思案していると軽快な音楽が鳴り始めた。それと共にブブ、とテーブルの上で響く小さなバイブレーションの音に腕を伸ばし手にしたスマホの画面を見れば、まさかの人物からの電話に急いで通話をタップする。
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