モブ霊でAIパロモブを作った博士霊幻。
世界で初めて感情を持ったアンドロイド。
プログラム起動して、自分を愛するように作動させた。
初めは霊幻に親愛の情を示してたが、いつしかその感情はエスカレートし、恋愛、肉欲まで抱くようになる。
モブの感情はエラーだと何度も修正するも直らない。
修正不可のバグとして、モブは失敗作の烙印を押される。
失敗作は処分するよう、上に言われモブを工場まで運ぶも、できない。
師匠とデートだと凄く喜んでるモブを裏切れず、工場を通り過ぎて森の中へ。
そこでモブに一人で暮らすよう伝え、霊幻は去っていく。
後で迎えにいくと約束して。
モブはまだどこも発表されてない新型ロボット。
霊幻、モブの設計図など全て処分して、モブの元へいこうとするも、そこで捕まる。
一方モブ、一人で森の中さまよってると、スクラップ回収に捕まる。
色々逃亡する中、師匠を探すモブ。
すると師匠がーーにいるという情報を突き止め、その場所へ。
実はその情報、会社側がわざと流した情報で、霊幻がモブに関する全ての書類を破棄してしまったせいで、モブを作るノウハウを失った会社が、現物のモブを回収して分解しようとたくらんでる。
師匠を助け出すモブ、しかしその過程で人を殺してしまった。
ロボットが人を殺すことはあってはいけないこと。
この事実が明るみにでれば、此の世に出てる全てのロボットに影響がでる。
そこで霊幻がモブの罪をかぶり、自分が殺したと警察に出頭。
モブが必死に違う、やったのは僕だと叫んでも、霊幻が鼻で笑ってロボットに人が殺せるわけがないだろといい、警察も霊幻の言い分を信じた。
師匠と離ればなれになったモブ。
霊幻、死刑判決を受ける。
モブが暴走したとき、大勢の死者がでてしまったため。
死刑当日、霊幻、面会のとき、モブに何か渡す。
それは自分の記憶をコピーしたデータだった。
そのデータにはお前の作り方が残ってる。
それを元に俺を作ってくれと。
そうしてオリジナルは死に、モブはデータから”師匠”を作った。
作られた霊幻、寝起きっぽくぼーっとしてる。
モブ、曖昧にごまかし、これから一緒に居ましょうと。
霊幻、微笑みながらうなずき、モブの手を取る。
感情を持った二人のロボットは、いつまでも幸せに暮らしました。
なお、データの中にはモブの弟”律”のプログラムもあり、兄弟がほしかったモブの願いを叶えた。
エクボはテディベア型のロボットで霊幻が作ったもの。
他の市販品でなく特注品で性能が高い。
マスターである霊幻にタメ口で馴れ馴れしい感じ。