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    pekeyori

    @pekeyori

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    POIPOI 46

    pekeyori

    MOURNINGGoSで有角くんとシモンがルーシーのお悩み相談してるの見て有角くんもそういうお話ししてたら良いなってメモ。セリフのみ
    有角とシモン
    「シモン、少しいいか?」
     
    「どうした?」
     
    「なに、ただ他愛のない話を…違うな。愚痴になると思うのだが」
     
    「私で良ければ聞こう」
     
    「……少し、考えていた。私は何者なのだろうか、と。半魔である事は分かっている。しかし母の言葉を胸に父を幾度となく眠らせたが、それで良かったのだろうか、と。デスの甘言を聞く気は無いが、こんな私が人間の側にいて良いのだろうか、と。…………このように賑やかなのは久方振りで忘れていたが、私は、長い時を生き過ぎだのだろうな」
     
    「そうか」
     
    「異なる時代のベルモンドやハンター達を見て少々感傷的になったようだ。そんな私をお前は笑うか?」
     
    「いや、笑わない。……笑えない。我が一族はただ当然のようにその時代に復活したドラキュラを倒してきた。しかし歴史を紐解けば奴にも家族が居てそして奪われ、恐怖の対象となった。倒すべき相手と分かっていても実父を幾度となく相手にしなくてはならない有角には敬意を表する。……私であればそんな事は耐えられまい。だからお前が愚痴や弱音を吐く事に、私は人間らしさを感じた。そんな有角を、……アルカードを笑いはしない。恥とも思わない。陳腐な言葉かも知れぬがよく頑張った、無理をするな、お前のおかげだ。そう言葉を掛けたい」
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    pekeyori

    DOODLE前にもそもそ打ってた落書きからのやつがちょこっと続いたもの。のんびりメモしてたのでやんわりとみてもらえれば。ユリウスモード終わったあとの情緒の乱れは凄まじいですねはい。
    指切り 戻らないユリウスに何かあったのかと戻ったヨーコとアルカードは、未だに城の跡地を眺めるユリウスを呼んだ。しかし反応が無い。
    「ユリウス?ねぇ、大丈夫?」
     寄ってヨーコはユリウスの肩に手をやり揺すってみると漸く顔を向けた。
    「……?」
    「ユリウス……?」
     何かおかしい。ヨーコは不思議そうに見つめるユリウスに大丈夫かと聞いても分かっていない様子で少し首を傾げた。
    「ユリウス、私達の事が分かるか?」
     怪訝そうに眉を顰め始めたユリウスに今度はアルカードが尋ねた。すると、
    「……いや。誰なんだ、お前達は……」
    「……え……?」
    「…………そうか」
     アルカードは悟った様子でユリウスにここから離れようと促す。ヨーコは説明して!と少しヒステリックにアルカードへ詰め寄る。それでもこんな場所に長居するより腰を落ち着ける所で話す方がいいだろう、アルカードが提案するとヨーコもそれに従った。ユリウスは訳が分からないまま手を引かれアルカード達に付いて行った。
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