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    なつとまと

    レオ司の字書き

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    なつとまと

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    ワンライの「怖い話」を書こうとしたものを供養
    とある古典落語が元ネタになっています。

    ##レオ司

    〇〇が怖い「ひっ。虫が。」
    「えいっ。これで大丈夫だぞ〜。」
    レオが作曲用に借りている部屋に司が掃除をしにやってきた。リビングの掃除中、テレビ台の裏から現れたゴキブリを潰して倒したレオは死骸をひょいとゴミ箱に入れる。
    「ほんとスオ〜は虫が苦手だなぁ。」
    「きっと私のへその緒を埋めた場所を最初に横切ったのが虫だったんでしょう。だから私は虫が怖いんです。」
    「なにそれ、へその緒と怖いものって関係あるの?」
    「おや、聞いたことありませんか?へその緒を埋めた場所を最初に横切ったものがその人の怖いものになると。」
    「へぇ。そんな話があるのか!面白い☆虫と怖いもの、霊感が湧いてきた!」
    「はいどうぞ、紙とペンです。」
    「ありがと。」
    カリカリとペンを走らせ始めたレオを見つめながら司はポツリとつぶやく。
    「レオさんの怖いものって何でしょうか。」
    「ん〜?おれが今1番怖いものはスオ〜かな。」
    「えっ。」
    「だから、今日はこの部屋に泊まって。」
    ペンからあっさり手を離して司の腕を掴む。
    「あなた、もしかしてあの古典落語を知って……?」
    「さぁどうだろうな〜?」
    レオはそのまま司の腕を引っ張ってラグの上に押し倒す。
    「怖いスオ〜のことは食べちゃわないとな。」
    やっぱり知ってるんじゃないですかという言葉はレオの口内に飲み込まれて、司の口内を蹂躙しようとする舌に自らの舌を絡めた。
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    なつとまと

    PAST昨年の猫の日に投稿したものです。投稿した際のアカウントを削除しており、残っていないのでこちらで再掲させていただきます。
    *結婚しているレオ司
    *ギャグ風味
    *いずまこ、りつまおりつ、つむ夏要素あります。
    猫の日騒動チーンとオーブンが鳴り、扉を開けば漂っていた香ばしい匂いが強くなる。
    「うん。いい香りだねぇ。味も悪くなさそう。」
    見た目は独特だが、味は問題ないはず。残念ながら諸事情で味見は出来ないが…。
    「あの魔法使いから貰ったシロップと俺の作ったシロップが入ったお菓子。果たしてどうなるかな。」
    凛月は紅い瞳を光らせ、にんまりと笑った。

    「セナ!助けて!!スオ〜が猫になっちゃった!!」
    「は?」
    れおくんからそんな訳の分からない電話が来たのは早朝。ゆうくんを抱きしめて幸せな気分で寝ていたというのに、その時間をぶち壊された俺は当然怒ったわけで。
    「朝っぱらから変な電話掛けてこないで!!」
    電話先で喚く声を無視して通話をぶった切り、再び寝ようと布団に潜った時、ホールハンズの通知が鳴る。れおくんからだろうと無視しようかと思ったが、一応確認しておこうと開くと、そこには猫耳としっぽが生えて、見た目も幼くなったかさくんの写真が送られてきていた。
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    なつとまと

    MOURNINGワンライのお題「シャワー室」で書いたものです。お題に沿ってない気がしたので供養。
    知らない方がいいこともある「おっミドリじゃん。うっちゅ〜☆」
    「ど、どもっす。」
    個人レッスン後、翠がシャワー室に行くとそこにはまだ練習着を着たこれからシャワーを浴びるであろうレオが居た。
    「おまえもシャワー浴びに来たのか〜?」
    「そうですけど。それ以外にシャワー室に来る理由ってあります……」
    「ん〜。ここの場所だけカメラが無いって前に聞いたし、秘密の会話をする時とか?」
    「ここは利用者多いし、そんな事する人いるんっスかね。」
    「さぁ?知らな〜い。あっなんか霊感が湧いてきそう!」
    ふんふふ〜んと鼻歌を歌いながら服を脱ぎ始めたレオを見ていると、どっと疲労が襲いかかってくる。
    (やっぱりこの人よく分からない…)
    少し前にSVRSで『ぜんぜん知らない人』から『ちょっと知ってる人』になったとはいえ、まだまだ関わりは浅い。それに人見知りな翠にとって『陽キャ』『テンションの高い人』な部類に入るレオに話しかけられてグイグイこられるのは少し怖い。先にレオがブースに入ってから自分は離れた所に入ろうと思って目の前の空いているロッカーを開ける。
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