【1】
妖精を襲わず炎と雷を好んだ嵐の王
女王陛下は彼を“嵐の王”と呼ぶことを禁じた(10節-3)
妖精“王”を名乗る不届き者だと兵士に罵られるオベロン(13節)
村正曰く“妖精はみな許しを求めている”
“誰も彼も滅びたがっている”
湖水地方は元々北の妖精のものだったが春の戦争時に奪われた
夏の戦争でマヴは北部を奪還(18節)
湖水地方の沼の水はアルビオンの肉が腐り落ちたもの
北の妖精の怨念が混ざってモース似た成分になっている(18節)
ボガードは匂いで妖精と人間の区別がつく(5節断章/3)
ランスロットこと境界の竜アルビオンに出会ったハベトロットが、あいつは妖精なのかと訝しんでいる(7節 断章/4)
ロビンフッドと同一視される妖精パックが五月王の衣を持っている(CCC)
オベロンの前身・ニーベルングの指環に出てくるアルベリヒが姿を隠したり変えたりするマントを所持している
【2】
女王暦2017年では、軍属ではない人間を街の外に連れ出すのは“基本”禁止
見つかると「どこの氏族の持ち物だ」と詰問される(2節)
遠出するにも飛行出来なければモースに襲われる
ソールズベリーは快適なので妖精はあまり街の外へ出ない(3節)
動物を酷使する道具を禁じている一方で、妖精が自発的に労働力になるのは問題がない
馬車は氏族の長にしか許されないようだが、無断で作っている者もいる(3節)
都市オークニーと雨の氏族は土風牙翅の四氏族に襲撃されて一夜のうちに滅んだ(18節)
漂流物が現れたのは女王暦になってから
それまでは光の壁もなくブリテンの外はどこまでも海が広がっていた(5節断章/3)(断章/5)
【3】
人間を従者に出来るのは上級妖精のみ(2節)
妖精社会を知らないトリスタンにマスターの主人役をさせるのは無理があると言うオベロン(2節)
妖精は内部構造を無視して物体を生み出すことが可能(3節)
妖弦を使うトリスタンや、糸巻き機を持っているハベトロットが翅の氏族と見做されている(1節)(5節断章/3)
都市部に住む妖精は令呪が刻まれ、年に一度生命力を
献上する責務を負う
誰も知らない土地へ逃げる事で徴収を逃れることも可能(2節)
ロブのように漂流物だったり、不審な妖精は女王軍に捕らえられて強制的に令呪を刻まれることもある(5節 断章/3)
【4】
北部では農業が盛んだが、厄災で一年置きに畑が駄目になるので南部では人気がない(3節)
鏡の氏族が滅ぶのは女王暦2011年(18節)
針仕事が出来ず乱暴者だったハベトロットは翅の氏族の嫌われものだった(断章/5)
風の氏族は刑罰で妖精の翅をちぎる(1節)
女王陛下の好みが國に浸透してしまい虫の姿の妖精は居場所を失う(13節)
【5】
北部はモースが少ないがその分一体一体が強力(18節)
鏡と雨の氏族は温厚なので南部の争いから離れるように北部を領土にした(19節)
静脈回廊を使えば地上に出る事なくブリテンのどこの街にも出られる(7節 断章/4)
妖精暦400年にはノリッジの街がない(断章/5)
女王暦800年までオックスフォードは翅の氏族の街だった(8節)
妖精暦の終わりから女王暦1800年のキャタピラー戦争まで妖精騎士はいない
妖精暦400年は大穴の周囲にはモースも出ない、反ロンディニウムの兵士もいない(断章/7)
女王暦2017年は大穴周りにモースが出るのでごみ捨てには護衛の兵士をつける(4節)