運命が両手叩いてわらってる 番外編・一本目→補足話、五条視点で色々
・二本目→後日談、五条の「こわいもの」の話
・三本目→後日談のその後、巣作りの話
・一本目は悠仁の処刑描写を含みます。苦手な方はお気をつけください。
※
・本編の空白の時間の話
・ゆじの処刑、五の自死未遂表現あり
・暗いし五は激重ですがハピエン
・「まだ最強ではなかった五条」を前提にお読みいたければ…
幕間
「こんなところで散歩かい、悟」
よく通る声がした。誰に向けてかは考えるまでも無い。ビルの屋上には五条しかいないのだから。
しかし五条は転落防止の柵の上から身動ぎひとつせず、眼下をじっと見ていた。この辺りはつい先程まで一級レベルの呪霊がウヨウヨ闊歩していたが、今はもう何もいない。五条が全て消した。
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