hrpt+次男兄弟で街を歩いていると突然呼び止められ、振り向くとハリーがいる。
長男にちょいちょいと手招きをして弟と距離を置かせると、肩に腕を回して耳元で何かを呟く。
驚いた様に顔を背けて何か抗議する長男とそれを笑いながら窘めるハリーを少し離れた場所から見ている次男と三男。
三男が「ヒュウ」なんて茶化しながら「相変わらず仲良いよね、兄さん達。さすが親友!って感じ」
って次男に聞けば
「……あんなの、“親友”とは言わないよ」
と冷たい声色が返ってくる。
え?と三男が聞くより先に「ごめん、待たせちゃって」と帰ってくる長男。
息もつかぬ間に長男の腕を掴んで「早く行こ、兄さん」と歩き出す次男。
「あ、こらピート! hr、また!」
いきなり機嫌が悪くなった次男に置いて行かれそうになる三男。
バツが悪そうに後ろを見てみれば、悪戯を仕込んだ子供のように、抑えきれない笑みを隠す事無く長男と次男を見つめるハリーが居る。
怪訝そうに首を傾げる三男を、長男の声が引き戻し、その日一日は始まった。
hrから開放されて戻ってきた長男の頬が何時もより赤く染まっているのに気づいたのは次男だけだし、それをいつもより冷めた目で見たあとにその眼差しをハリーにも飛ばしてる
それをハリーは楽しそうに笑い返すから余計にバチバチするんだろうな(知らんけど)
また帰ってから
「もう二度と合わないで」って言う