hrpt(複雑)街で偶然長男と出会って「こんにちは、おにいさん」って接触してるデはりー
一緒にカフェに入って少し話し合ったりしていると自然と兄弟の話になる
「君たちは全然似てないよね。あ、悪い意味じゃないんだ」
「それはお互い様ですよ。……ああ、でもこういうところは似ているかも」
って長男の頬に付いてる食べカス取ったりしてる
ぺろって自分の指先をなめるではりーに
「……君たちもそういうところ、似てるよね」
って顔真っ赤にして絞り出すように言う長男
もちろんフはりーにバレてその夜オズボーン邸ではとんでもない口喧嘩が始まってるし、ピーター家では次男に同情してる長男がいるし三男には今の友達を大切にしなさいって諭してる
その後何度か一緒にお茶したりフはりーが居ない日に家行ったりしていて、ある日デはりーに
「僕も貴方に興味があるって知ったら、あいつは僕を見てくれるも思いません?」
って言われながら押し倒されてる長男
(何の事を言っているんだ?)って頭の中はこんがらがってるし次男の大切な親友で、ハリーの家族でって色んな言い訳を考えてる
押し倒されてパニクって硬直してる長男の首筋に顔を埋めて「…………ふっ、ふは、あはは!」って笑い始めるではり
「ふふ、本当に獲って喰うわけじゃないんですから……、緊張し過ぎです」
って言われて暫く呆然とする長男
「か、揶揄わないでよ」と漸くふにゃっと溢すと突然首を吸われる
「まぁ、直ぐにそうやって絆されてしまうのも如何かとは思いますけどね」
なんてニヒルに返されれば何も言えずにダッシュで帰るしかない
後日フはりとか次男がではりの名前を出す度に動揺したりキョドったりするからすぐに(あ、なんかされたな)って思われてしまう長男
次男はすぐに連絡して会いに行くからではりはほくそ笑む
「ハリー!兄さんに何をしたんだよ」
「やぁ、ピート。血相変えて来たと思ったらまたおにいさんの話かい?」
「僕の質問に答えて」
「質問……? えぇと、何をしたかって話かな? だったら何もしちゃいないよ。ただ最近ピートがつれないから、おにいさんと一緒にお茶したぐらいさ」
「お茶したぐらいであんな……」
「僕を疑うの、ピート。君のおにいさんだってただ話しただけだって言ってるんじゃないか? それが君の質問に対する僕らの答えだよ」
「…………そう」
「ああ……でも。君のおにいさん、とても揶揄いがいがあるよね」
「っ、ハ」
「はは、大丈夫、ピートが一番だよ」
ではりーに意味深な事いわれてもんもんと夜も眠れなくなっちゃう次男にほっくほくなではりー
またしばらくたってではりーと長男が合うと
「やぁ、おにいさん。おかげさまで順調です」
なんて言ってくる
「え、あ、う、うん???」
って困惑してる長男