いつだって、魅了されるのは、「類、待たせたな。これでいいか？」
「うん。ありがとう、司くん」


太陽光に照らされたプールできゃっきゃとはしゃぐえむくんと困惑している寧々の声をバックに、二人で苦笑しながら手に持ったそれを飲んだ。




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日中の気温が30度を越え始めた、ある日の休日。
僕はワンダーランズ×ショウタイムの面々と、郊外にあるレジャー施設に遊びにきていた。

様々な施設が備わっているけれど、郊外にあるのでピーク時を迎えなければあまり混むことがない、いわば穴場スポット。
そんなここのオーナーは、古くから鳳家と親交があるらしく、えむくんはしょっちゅう訪れている場所なんだそうだ。

ちょうどピークを迎える前で、且つ大規模なショーを成功した後、ということもあり。

初めて彼女の生理を目の当たりにした日「ｯ寧々！えむ！誰か近くにいないか？！」
「司くん！？」

　神山高校2年生だけが放課後にあった進路に関する学年集会のせいでフェニランに到着するのが遅くなってしまった。練習着に着替えてステージに向かおうとしていた僕は女子更衣室の中から1週間前に彼女になったばかりの女の子の聞いた事の無いほど焦った声を聞いた。反射で司くんしか居ないはずの女子更衣室の扉を開けかけるがドアノブに手をかけたところで思いとどまった。

「……類か？すまん、少し緊急の用事でな、ステージに居るえむか寧々を呼んでくれないか？」
「緊急って？司くん何かあったの？僕には
相談出来ないこと？」
「あ、ぅ、…………すまない」
「わかった。すぐに呼んでくるよ」

【類司】浮沉轟隆轟隆。
「寧寧醬，打雷了。」笑夢感受到甲板下越發劇烈的晃動，說。
「嗯，別擔心，笑夢，相信妳哥哥一定能把我們安全帶到目的地。」雖然這麼說，但寧寧自己也不肯定。笑夢向她張開手，她順從地進入小巧溫暖的懷抱。
WS要至沖繩進行宣傳公演，笑夢的哥哥晶介先生提議由他親自駕駛遊艇，不料途中天候遽變，陰雲籠罩。兩個女生依偎著彼此，汲取安全感。
甲板另一側，類同樣展開雙臂，不過並非面對他的搭檔司，而是朝向廣闊的海洋。
「呀，司君！機會難得，你不看看海嗎？」
「哈，你在開玩笑嗎？風都大成這樣了，你不如想想這艘船如果翻了的話要怎麼辦。」
「我要怎麼辦…我會順從一切的安排，面對我應當面對的。」
司閉眼嘆了口氣：「唉，真受不了你，完全無法溝通。」

类司/长毛猫受益者联盟神代类养猫，猫是路边捡的，猫粮是问头一次搭话的邻居借的。天马司家的猫养了有一段时间，长得像个焦黄的大号泡芙，对隔壁新来的小猫兴趣颇丰，头一天见面就积极帮忙舔毛梳毛，打眼看以为是面对只小小的紫薯球，总之完全没有生疏的迹象。猫随主人，邻居对他的猫比他自己还得心应手。

说到底神代类的生活水平也仅仅保持在勉强自理（以便当、最低限度的家具与最混乱的演出设备为基准），若不是眼见小家伙在大雨中险些被冲走，他也没有想过带它回家来和自己共患难。好在天马司擅长照顾，不仅借浴室让神代类用，还信誓旦旦能够把淋湿透的小猫处理好。等神代类走出浴室时，小家伙一改方才的狼狈，正舒舒服服地窝在金发青年的怀里打瞌睡，身上短毛蓬松顺滑。家里原先的猫主人安详地趴在司脚背上晃尾巴，被猫咪包围的司半合着眼打量手中的书，看到类接近后缓慢睁开眼，响动连带着小猫有点不乐意地发出一串呼噜声，金色的眼瞳来回打转。