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    Tears_reality

    @Tears_reality

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    DONE空気が読める(見える)新入社員パロ(名前ばかり)

    政府職員と天江戸の話
    神様は友達が欲しい父さん、母さん、あなた達の息子はあろうことが新人なのに顕現してまもない刀剣男士の教育係になりました。刀剣男士の教育係、それは一部界隈では良いものだと聞いてるけど実際俺は触れるのは初めてです。神さまの怒りは怖いというし正直不安ですがとりあえず頑張ってみようと思います。

    「初めまして、教育係になりました春夏秋冬です。」

    「ひととせくんか。どんな字書くの?」

    「ええと…」

    字を書きながら清麿様を見れば俺にしか見えない何か。そう空気というものだ。俺には生まれつき空気が見える。その空気は人によって形が違う。その人の個性が空気の形をなしていると言った方がいいのだろうか。動物が好きな人の空気は動物の形だし、食べ物のが好きな人の形は言わずもがな。清麿様の空気は、うん、めちゃくちゃわかりやすい。これをあの方が知ったらどう反応するか俺はちょっと見てみたい。あの方、水心子様は周りからクールだとか何考えてるかよく分からないと言われるけどものすごい感情豊かだ。ここに来る前にプライベートで一緒になったことがあって可愛らしいと思った。もっと出せばいいのにと思ったが彼は新々刀の祖だ。彼なりのプライドというのもあるのだろう。
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    MEMO家政夫パロ
    家政夫パロ「朝ごはんは冷蔵庫の一番上に置いてあるからちゃんと温めて食べてね、あとスーツはシワになるからちゃんとかけて」

    水心子正秀。25歳。ブラック企業に務めて早数年。いとこが心配して雇った家政婦に胃袋を掴まれました。

    水心子が彼と出会ったのは悪夢の6連勤が終わった時だった。帰ってきて適当に風呂に入ろうとしたその時ベルがなってそれで、その後の記憶が無い。気づいた時はベッドの上で真横に知らない男。知らない男を連れ込む趣味はないが昨日は疲れていたし、もしかしたらと考えていたら寝ていた相手が目を覚ました。

    「おはよう」

    「…ええと、その君は一体」

    「僕はね、君の従兄弟に雇われた家政夫だよ」

    「家政婦??」

    水心子の記憶違いでなければ家政婦というのは女性がやるものではなかっただろうか。目の前にいる性別不明の人間は胸がないところを見る限りどう見ても自分と同じ男だ。じっと見つめていたら青年はくすくす笑いながら「今はそういうの関係ないんだよ。僕の他にも家政夫やってる人いるから」と答える。どうやら考えていたことが顔に出てしまったらしい。それからお互い自己紹介を済ませ、彼の作った朝食をすませると、自身の名を名乗った彼、源清麿はここに来た経緯を語った。
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    MEMO水心子くんが猫になりました。
    猫化した祖を描きたかっただけの話「水心子、肩から降りて欲しいんだけど」

    「にゃー!」

    僕の肩の上には水心子が爪を立てて乗っている。そして僕は今料理中だ。まだ子猫だけど長毛種なだけあってそれなりに重い。どうにか降りて欲しいと頼んでるけど言うことを聞いてくれない。ここに来たばかりの頃は言うことを聞いてくれる良い子だったのに。

    最近の水心子は猫動画に夢中だ。操作方法はいつの間にか覚えたようでいくつかチャンネルを登録していた。猫動画以外にも色々と。中でもお気にや入りなのは刀の出てくる動画だ。色んなことに興味を持つのは僕も嬉しいんだけどそのせいで困ったこともあって。風呂場に連れていこうとするとどこかに逃げてしまうのだ。理由は多分猫動画で見たお風呂の動画。お風呂気持ちがいいのに。一緒に暮らし始めてから半年。すきなものもきらいなものもだいぶ分かるようになってきた。甘いものが好きでカリカリは嫌い。お気に入りの場所は僕の膝の上とお腹の上。あとは猫なのに高所恐怖症。以前カーテンのヘリに乗っかった時降りられなくて下ろしてあげたらしがみついて離れなくなった。それと少し甘えん坊なとこ。
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    MEMOワンドロリベンジ(途中まで)
    ワンドロリベンジ『復縁』(途中まで)「もう我慢できない。お前とはこれでおしまいだ」

    「それはこっちのセリフだよ。僕以外に触れさせるなって言ってるのにいつも君は仕事だから、付き合いだから仕方ないって、こっちの気も知らないで、あぁ、もう早く洗ってきてよ。他人の匂いがついた君なんて見たくもない」

    いつも通りのやり取りだった。一通り言いたいこと言い終わったら仲直りするのが常だったはずが今回はそうじゃなかった。それに類が気づいたのは司が出ていった後だった。

    「ちゃんと寝てるの?ご飯は食べてる?」

    「それなりにね。仕事もあるからね。」

    「ならいいけど。」

    類の話を聞きながら幼なじみの彼女、草薙寧々は紅茶を飲みながらため息をつく。寧々ともう一人のえむは司と類の秘密の仲を知る数少ない友人だ。当初2人が別れたと知った時真っ先に寧々は類を心配した。それもそのはず類は司がいないと生きていけない男だった。それは依存にも似たもので仲間である寧々たちも二人の間にはいるのはどこか躊躇いがあった。長い付き合いの寧々は類のそう言った危うさに気づいていた。だからこそ真っ先に心配したのだが当の本人は何処吹く風だ。以前の類だったらきっと。司と付き合ったことで心の安定が取れるようになったのかもしれない。その日は他愛のない話をして終わった。
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