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    Lei

    @PkjLei

    妄想や幻覚を捏造たっぷりで書いてます

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    Lei

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    なんだか終わりがしまらなかった、👟🦊
    おっさんにセクハラされる🦊とそれを目撃してしまった👟

    激情あ、やばい。本能的に察してしまった。ことの発端は、とある依頼だった。妻の浮気調査。解決のために、依頼人の奥さんがよく利用しているというホテルに潜入したんだ。そしたらなぜか、酔ったキモい太ったおっさんに絡まれた。ブクブクに太りきった手に腰を抱かれたかと思うと、尻を鷲掴みにされ揉みしだかれる。ぞわぞわと身の毛がよだち、手を引きはがそうとした瞬間だった。
    「ミスタ?」
    大好きなシュウの声が聞こえたのだ。声のした方に顔を向けた瞬間、俺は後悔した。シュウが怒ってる。最近依頼が立て込んでいたせいで、一緒に住んでいてもシュウとろくに顔を合わせられていなかった。久しぶりに顔を合わせたかと思えば、恋人がおっさんに尻を揉まれていたなんてシュウが怒るのも無理はない。ただ1つ言わせてもらえるならば、好きで揉ませているわけではない。今だって、手を振り払おうと必死におっさんの手を引きはがそうとしているんだから。シュウは無言でツカツカと歩み寄ると、おっさんの手を乱暴に引きはがした。おっさんは怒りだしたがシュウはそれを完全に無視し俺の手を引っ張って歩き出した。
    「シュウ!ねえ、待って!俺、依頼が!」
    「式神にやらせればいい。・・・黙らないとこの場で犯すよ?」
    シュウらしくない直球の言葉に、黙り込む。結局俺はシュウに手を引かれたまま、帰宅したのだ。

    家につくと、シュウは真っ先に浴室に向かった。俺の服を問答無用で脱がせ、浴室に押し込む。
    「ちゃんと綺麗になるまで出てこないで」
    怒っているのが分かるから、俺も大人しくシャワーを浴びる。ああ、もっと早くおっさんに怒ってたら良かった。そうしたらシュウが怒ることもなかっただろうに。この依頼が終わったら休暇を取ってシュウとのんびりしようと思ってたのに、それも実現するか分からない。俺が悪いのに涙が出てきてしょうがない。涙を隠すようにシャワーを浴びて、涙が止まるのを待っていた。

    やってしまった。人生で恐らく片手に足りるほどの回数しかない、怒りに身を任せた行動。知らない誰かにミスタがお尻を揉まれているのを見て、自分を保っていられなかった。あのホテルに行ったのは、最近帰りが遅いミスタのためにホテル内のカフェに美味しいと噂のケーキを買いに行くためだった。知っている声がすると思って目線をやると、ミスタが太った男に尻を揉みしだかれていた。反抗していたからミスタが好きで揉まれているわけではないことは分かっていたが、久しぶりに会えた恋人の思いもよらない光景に感情のリミッターが壊れてしまった。仕事中であったであろうミスタを無理やり連れ帰り、浴室に押し込んでしまった。1人になった瞬間冷静になり、自分のしでかした行動に申し訳なくなる。ミスタが浴室から出てきたら謝ろうと決心し、時計を見ると家に帰ってきてからかなりの時間が経っていることに気づいた。ミスタはまだシャワーを浴びているのだろうか?不審に思い、浴室の様子を探ると水音がする。声をかけるものの反応が無く、もしや倒れているのではないかと思い浴室の扉を開けた。

    バーンと音を立てて浴室の扉が開かれた。驚いて後ろを振り向くと、慌てた様子のシュウがそこにいた。
    「ミスタ!大丈夫?」
    ああ、いつも通りのシュウだ。それが分かると、なんだかホッとして更に涙が出てくる。泣いている俺を見て、焦った様子のシュウが声をかけてくる。
    「ああ、ミスタ!本当にごめん。怒りに任せて行動するなんて、僕がどうかしていた」
    服が濡れるのも構わずに、俺をそっと抱きしめてくれるシュウに安心する。
    「ううん、俺が悪い。あんなおっさん、ケガしてもいいから力づくで振りほどけばよかった。そうしたらシュウのこと、傷つけなかったのに」
    シュウの胸板に頭を押しつけ謝る俺に、シュウはギュっと抱きしめる力を強くする。それ以上の言葉はなかったが、お互いがお互いの言いたいことは分かっていた。シャーと出続けるシャワーの音に、現実に引き戻される。お湯ではある全身ぐっしょりと濡れたシュウは、服を着たままだ。
    「シュウ、風邪ひいちゃう」
    「ミスタも。早く上がって、あったかいココアでも飲もう」
    ちょっと温度を上げて体を温めなおし、2人揃って浴室をでる。お互いの髪を乾かし合い、ココアを作る。色違いのマグカップにたっぷりのココア。冷え切った体も、こころも温まっていく。ソファで隣り合って一緒に呑むココアは何よりも美味しくて、さっきの嫌な出来事が遠くの彼方に投げ捨てられる。シュウを傷つけないように、怒らなくてもいいように気を付けよう。そう思いながら、シュウとの大切な2人だけの時間を過ごした。
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    Replies from the creator

    Lei

    DOODLE🦊の方が一枚上手な🦁🦊
    傾国ミスタ・リアスという男は自己評価が低い。様々な才能に溢れているのに、仲間たちやリスナーからの褒め言葉をちっとも受け取ろうとしないそんな男だ。しかし厄介なことにミスタは、ミスタ・リアスという外見が性的な意味で惹きつけるということだけは理解しているのであった。
    天使の輪が光つややかなミルクティーブロンドの髪に、白く真珠のように透き通った肌、空をそのまま落とし込んだような瞳、つんとした綺麗な形の唇は艶々と魅惑的である。彼はこの外見が人々を魅了することは理解している。それを活用することが特にうまい。それが本当に厄介なのだ。今自分が置かれている状況がいい例だ。
    「ねぇ、ルカ?俺と良いことしようよ」
    どこでミスタのスイッチが入ったのかは分からないが、今自分はミスタに誘惑されていた。ツーっとミスタの細く長い指が怪しく俺の太ももをなぞる。こそばゆい感触に背筋がぞくぞくするが、顔に出ないように必死に堪える。何をするんだと非難を込めて睨んでも、ミスタはただ微笑むだけだ。そして今の彼のほほえみはそれだけで、男をうんと頷かせてしまうくらいの力があった。だがしかし、ここで頷けばマフィアのボスとして、1人の男としての沽券に関わる。嫌だと首を振れば、駄々をこねる子供をなだめすかすような目で見られた。
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    Lei

    DOODLE🖊が死んだ後の👹の話(👹🖊)
    またいつか出会うまでアイクが死んでから何もする気が起きなかった。2人で暮らしていた家は、片づけもせずそのままの状態だった。アイクはいないのに、アイクのいた痕跡だけが残る家は寂しくて静かだった。そんな2人が暮らした家で、1人で何もせずに過ごす。リビングのソファーでただ座って1日過ごす。埃がつもりはじめているのは分かっていたけれど指一本動かす気にはなれなかった。このままではいけないことくらい、400年以上も生きた自分には分かっていた。しかし愛するものを失った衝撃は、自分を惰性でしか生きられなくした。

    そんな消えない喪失感を抱えたまま過ごしていたある日のこと、死んだはずのアイクから手紙が届いた。ピンポーンと呼び鈴が鳴り、アイク・イーヴランド様からのお手紙ですという配達員の声にソファから慌てて立ち上がった。そうやって受け取った封筒の中には綺麗だけど少し癖のあるアイクの字で“ちゃんとご飯を食べなさい”と書いてある一筆箋が入っていた。最初は意味が分からなかった。だけどアイクが言うならしょうがないなと思って、久しぶりに料理をした。食材を買いに、近くのスーパーに買い物に行った。そうして作ったのはアイクが好きだったハンバーガー。パンは出来合いの物だが、パティはちゃんと作った。アイクが死んでから、人外であることをいいことに食事を取っていなかった。久しぶりの食事は美味しかったが、それでも一緒に食べる相手がいないことに胸が痛んだ。
    1996

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